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LIFESTYLE 雑学

2023.07.27

「推し」とは?「ファン」「好き」との違い・関連用語・作品をまとめて解説!

 

近年よく耳にする「推し」という言葉。推しをテーマにした作品や「推し事」などの関連用語も多数誕生しています。ではこの推しとは、どのようなものなのでしょう。ファンや好きとはどう違うのでしょうか。本記事では推しとは何かについて解説していきます。

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推しとは?

本章では「推し」という言葉の意味や由来、そして推しの存在について探求していきます。現代のインターネット文化やアイドルファンの間で頻繁に使われる「推し」とは一体何を指すのでしょうか。

それを明らかにするために、推しの意味やいつから使われているのか、推しとはどのような存在なのかを詳しく解説していくので、参考にしてください。

推しと書かれたハートのプレート

■「推し」の意味とは?

「推し」とは、深い愛着を持っており他の方にもおすすめしたいと思う人物や物を指す表現。特定の人物やキャラクターを好きであることや、ファンであることを表現した言葉です。

以前は「〇〇を推す」という動詞の形で使用されていましたが、現在ではその動詞が名詞化し、上述の説明に合わせて使われています。時代の変化に伴い言葉も変わっていくことは、興味深い側面ですね。

■「推し」はいつから使われている?

2000年初頭には、ネット上でその痕跡が見られます。具体的には、『AKB48』のファンが、自分のお気に入りのメンバーについて話す際に使用されており、次第に省略されていったようです。「イチオシ(一押し、一推し)のメンバー」という表現が「推しメン」と短縮され、最終的には「推し」という言葉に収束していったのです。

■推しとはどんな存在?

実際に「推し」を持つ人にとって「推し」とはどのような存在なのでしょうか。「推し」の存在を表現する言葉を、SNSや掲示板などから集めました。

・生きがいや活力、糧や栄養

・希望や元気の源

・夢や憧れ、幸せ

 

どれもポジティブな印象を与える言葉であることがわかります。また実際の恋人や家族など現実の大切な人々とは異なり、推しは別の次元からパワーや癒しをもたらしてくれる存在であるようです。

推しと〇〇との違い

「推し」という言葉は、他の表現と混同されることもありますが、実は独自のニュアンスや意味を持っています。本稿では「推し」と「ファン」や「好き」という要素との違いに焦点を当て、それぞれの意味や使い方の違いについて探っていきます。

ライブに来たデコレーションうちわやペンライトを持った女性二人

この機会に、それぞれの言葉と推しがどのように異なるのか、改めて考えてみてください。

■「ファン」との違い

スポーツや芸能、そして選手やチーム、芸能人などに対する熱心な支持者や愛好者が存在します。彼らは「ひいき」とも呼ばれます。つまり、「誰かを一推ししている」という点では、「推し」とは似たようなニュアンスを持つ言葉と言えるでしょう。

ファンという言葉が推しに変化し「周囲に勧めたい」という想いがより強く現れているように感じられます。

■「好き」との違い

「推し」と「好き」は、いずれも好意を抱いている対象を表す言葉です。「推し」は、対象になる人や物への好意だけでなく、他人にも紹介したいという気持ちが込められています。

一方「好き」は、心が惹かれている対象を示すものですが、他人に紹介したいという気持ちが含まれているかどうかは含まれていません。つまり、「推し」と「好き」の違いは、他人に紹介したい気持ちがあるかどうかが一つの基準となると言えるでしょう。

「推し」の関連用語6つ

「推し」という言葉は、その周辺に様々な関連用語や表現が存在します。本稿では、「推し」を中心に捉えた6つの関連用語に焦点を当て、それぞれの意味や用法について詳しく探っていきます。具体的には「推し活」「神推し」「推し変」「推し事」「一推し」「尊い」などです。それぞれがどのような意味なのか、チェックしてください。

ペンライトやデコレーションうちわなどのライブグッズ

・推し活

「推し活」とは、愛情を注ぐ活動をすべて指す言葉です。推しのライブに参加したり、グッズを購入したり、SNSで賛美したりするなど、様々な活動が推し活に該当します。

「ヲタ活(オタ活)」とは、文字通り「オタクの活動」を指します。アイドルのコンサートや握手会などのイベントへの参加活動を含みます。「推し活」との明確な意味の違いは定義されておらず、実際の活動における違いはほとんどありません。また、「推し活」「ヲタ活」と同じ意味で「推し事」とも表現されることもあります。

・神推し

「神推し」とは、自身の推しの中でも最も熱心に応援していることを表現します。この場合の「神」は、「非常に」や「とても」を意味し、後続する言葉を強調する接頭語として使用されます。類似の言葉として「単推し」という表現もあるのです。こちらはアイドルなどのグループ内で、ただ一人のメンバーを熱心に支持する場合に使われます。

・推し変

「推し変」とは、これまでの推しを変更するという意味で使われる言葉です。「推し変」の理由は、突然に興味を失ったり、応援する気持ちが湧かなくなったりすることが挙げられます。

例えば、応援していたメンバーの恋愛報道や結婚の発表を聞いた場合などが該当します。好きなメンバーを推す気持ちは恋愛の願望も含んでいるため、異性との交際が分かると急に興味を失ってしまうこともよくあると言われています。

・推し事

「推し事」とは、アイドルや俳優、アニメキャラクターなど、自分の推しを応援するための様々な活動を指します。この言葉は「お仕事」との掛け合わせであり、読み方は「おしごと」です。推し事は非常に広い意味を持ち、推しを応援する目的で行われる行動のほとんどがこれに該当します。

・一推し

「一推し」とは、最も好きなメンバーを指す言葉です。また、二番目に好きなメンバーは「二推し」、三番目に好きなメンバーは「三推し」と呼ばれます。同じグループ内、または全体で推しが何人かいる場合は、このように表現することで、何番目の推しなのかがわかります。

・尊い

「尊い」という言葉は本来、高貴で敬うべき存在に対して使用されるものですが、ここでは「尊い」は推しに対して使われる表現です。推しに対する感情が非常に高まり、信仰心さえ抱くようなときに使用します。

この言葉はよく推しと一緒に使われます。例えば、「推しが尊すぎてつらい」といった風に、推しの素晴らしさが胸を締め付けるほど最高であるというときに使います。

「推し」をテーマにした作品とは?

近年、推しという言葉が浸透するとともに、推しをテーマにした作品が多く誕生しています。具体的には、以下のような作品です。

家でDVDを観る女性

・推しの子

・推し、燃ゆ

・推しの王子様

 

『推しの子』は漫画原作のテレビアニメであり、『推し、燃ゆ』は小説のことです。そして『推しの王子様』はテレビドラマとなっています。いずれも推しの存在をテーマとした作品なので、ぜひチェックしてみてください。

人生を豊かにしてくれる「推し」を応援しよう!

「推しが尊い」の文字

「推し」という言葉について紹介しました。推しとは、自身がファンであると同時に、ぜひ周囲に勧めたい人を指す言葉です。アニメや漫画のキャラクターや芸能人など、推しの対象は人によって異なります。いずれの場合も、その人によって推しは生きがいであり、日々の暮らしをより幸せなものにしてくれる存在です。あなたもこの機会に、推しをつくってみてはいかがでしょうか。

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