Q:社内旅行や社内イベントが憂鬱です
答える人/池原真佐子さん(育キャリカレッジ代表)
A:チャンスが得られるなら勇気を出して参加
会社員だった頃は私もそうでした。社交的な性格ではないので、ネットワーキングイベントがとても苦手でした。いつも隅っこでじっと周囲を観察しているようなタイプです。でも、会社員を辞めてみて振り返って思うのが、2つのことです。
ひとつは、そんなに無理をして出る必要もないかもしれないということ。どうしても合わない場に無理して時間を使うより、もっと有意義なことに時間を使うのもありです。一生を過ごす場でないとすれば、あまり無理にネットワーキングをする必要もないかもしれません。
一方で、矛盾するかもしれませんが、部署横断でいろいろな人に会える機会はとても貴重だということです。縁あって同じ会社に集った人たちの中には、とても面白い人もたくさんいます。その会社にずっと要るにせよ、いずれ離れるにせよ、そこでの縁は財産になると思います。
ふたつの矛盾することを言いましたが、でも選ぶのはご自身です。全てのイベントに出る必要はないですが、もし少しでも何かをチャンスと思えるのであれば、勇気を出して少しだけ参加してみるのもいいかもしれません。
育キャリカレッジ代表
池原真佐子(いけはら まさこ)
(株)MANABICIA/育キャリカレッジ代表。働く女性にメンターをマッチングするビジネスを行う。臨月からのワンオペ育児と会社経営の両立を経て、現在は日本とドイツとの二拠点生活をスタート。2歳男子の母。ワーママオブザイヤー2018受賞。INSEAD(EMCCC)、早稲田大学、早稲田大学院(教育学)卒。Domani2/3月号78ページからのロングインタビューも必見です。
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