話し上手な人の特徴とは?
誰とでも楽しく会話できる人を見ると「話し上手だな」と感じます。相手に「また話したい」と思わせるのは、話し上手な人にどのような特徴があるからなのでしょうか。
話の引き出しが多い
普段からたくさんの人と会話をしている話し上手な人は、知識や情報が豊富です。会話のネタは多岐にわたるため、相手を見て上手に話題を選択します。一方、話し下手といわれる人は、そもそも話題を提供するのが苦手です。何を話せばよいか分からずに黙ったり、相手に合わせた話を見つけられなかったりします。中には話すことがないためか自分の話しかしない人もおり、周囲の人は「退屈だな」と感じがちです。
ポジティブ思考
話し上手といわれる人ほど、周囲に不安や不快感を与える言葉は使いません。ネガティブな表現を避け、できるだけポジティブな表現を選びます。例えば「○○は好き?」と尋ねられたとき「嫌い」と率直に答えるのは否定が強すぎる印象です。会話で強い否定を使うと、相手は自分が否定されたかのような嫌な感じを受けるかもしれません。
話し上手な人はこのようなとき、「得意じゃない」「どちらかというと苦手」など表現を変えて場の雰囲気を保ちます。ネガティブな人と一緒にいれば、自分までネガティブな話し方になるものです。どんなに話術に長けている人でも、話していて嫌な気分になるならば「話し上手」とはいえません。
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話し上手になる方法
話し上手といわれる人には、伝わりやすい話し方が身に付いているものです。ただ思いつくままに言葉を発している人は、自分の話し方を見直してみてはいかがでしょうか。話し上手といわれるために積極的に取り入れたい方法を紹介します。
内容を整理する
まず大切なのが、伝えたいことを明確にすることです。「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」が分かるように話をまとめ、無駄な部分は省きましょう。事前に頭の中で内容を整理しておくと、言いたいことが誤解なく伝わりやすくなります。また、内容が整理できていないままに話し出すと、話題が多方面に飛んでしまうことがあります。これも何が言いたいかを分かりにくくする原因の一つなので、気を付けなければなりません。
要点をまとめるときは、話の始まりから着地点までおおよその道筋をつけましょう。話の流れに1本の筋が通り、話す方も聞く方も負担がなくなります。