事前に年間スケジュールをチェックして!
入学。フルタイムで働いていても、学校行事に出られるもの
共働き家庭でフルタイムで働いていると、学校行事にどれだけ参加できるのか、心配になりますよね。
ほとんどの学校では、年間行事表を4月の早い時期に配布します。年間行事表をもらったら、学校公開日や運動会、遠足、学芸会など、主要な行事をチェックし、カレンダーに記入しておきましょう。前もってスケジュールがわかっていれば、職場にも早めに休暇申請を出すこともできますよね。
といっても、すべての行事に出なくてはいけないということはありません。また、仕事を休めない場合だってあるでしょう。そんなときは、無理をしないことも大切。わが子に罪悪感を持つ必要もありませんよ。ただ、お子さんには「ごめんね、この日は仕事をどうしても休めないから、学校には行けないの」と、きちんと説明しておきましょう。さらに「帰ったらどんなことをしたのか教えてね」とお願いすれば、お子さんも喜んでママにお話してくれるでしょう。
学校公開日、子どもはママに来てもらいたい!?
授業参観は、平日だけでなく土曜日に行う学校もあります。また、保護者は1日じゅう自由に見学できるため、「学校公開日」としている場合もあります。学校公開日は、わが子の学校での様子を知るにはとてもよい機会。わが子の頑張っている姿はもちろんですが、クラス全体の様子や先生と子どもたちとの関係性なども知ることができます。
子どもの性格にもよりますが、心の底から「ママ、見に来てほしくない」と思う子はいないはず。まだ1年生なら、なおさらです。口では「来なくていいよ」なんて言っていても、実際に見に行くと、うれしそうにしていたりするものです。といっても、本当に今のうちですよ! 高学年に上がるにつれて、本気で「来ないで!」と言われるようになることがあるので、今のうちに1年生のかわいらしさをしっかりと目に焼き付けておいてくださいね!
保護者会は絶対行かなくちゃダメ!?
保育園時代は子どもの送迎時など、保育士さんやほかのママたちと話す機会はいくらでもあったでしょう。ところが、小学校に上がった途端、こうしたコミュニケーションの機会がグッと減ってしまいます。
そんななか、保護者会は、担任の先生や保護者同士が顔を合わせる数少ない機会のひとつとなります。平日の放課後に行われる学校が多いので、先輩ワーキングママは可能な範囲で半日休暇を取るなどして参加しているようです。
入学して初めての保護者会は、できるだけ参加しておきましょう。担任の先生の自己紹介やどんなクラスにしたいのかといった先生の指導方針を聞けたり、また、保護者同士の自己紹介もあったりするので、どんなママがいるのかがわかります。また、子どもが学校で仲良くしている友だちのママにもぜひ挨拶し、連絡先を交換しておきましょう。
服装にルールはあるの? 地味なほうがいい?
入学式や卒業式などあらたまった行事の場合は、スーツやワンピースなどのフォーマルが望ましいでしょう。とはいえ、学校から保護者の服装を指定されることはありません。もちろん、学校公開日や保護者会など通常の行事も服装の指定はありません。
最近は地域に開放している学校が増えており、保護者以外の地域に住む人々も学校の施設を利用したりしています。一昔前より、学校がより身近な存在になっているのでしょうね。そのため、普段着で気軽に来校するママが多いように感じます。
ワーママなら職場から直接学校へ行く場合、通勤服でということになりますよね。もちろん、いつも通りの通勤服でもOKです。ただ、保護者のなかには、専業主婦のママやパートタイムで近くで働くママなど、家庭や働く環境はさまざまですから、常日頃どんな保護者がいるのかなんとなく見て、その雰囲気に合わせてもよいでしょう。
構成/天辰陽子(小学一年生編集部 ライター)
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