保湿不足が肌を敏感にさせる犯人だった!?
今年は例年よりも花粉飛散量が多い年。おなじみの花粉症トラブルが始まってしばらくすると、肌のカサつきがひどくなったり、ごわついたり……。
花粉による肌あれはなぜ起こるのかを、山崎まいこ先生に伺いました。
花粉症レベルよりも冬からのお手入れ不足が原因
スキンケアが足りていない肌は、バリア機能が低下しがちで肌あれを起こしやすい状態。肌内部の水分が逃げやすく、さらに乾燥することで肌あれを悪化させます。
加えて、この時季の肌は春からの強い紫外線に対する抵抗力が備わっていないため、紫外線ダメージも要因に。冬の保湿ケアが不十分な人、季節の変わり目に肌がゆらぎやすい人は、花粉症による肌あれにご用心!
敏感になった肌は、かゆみを察知する神経が肌表面まで伸びてくるため花粉などが肌に触れただけでかゆみを感じやすくなります。健康な肌ならなんともない刺激にも敏感に反応します。
教えていただいたのは……
まいこ ホリスティック スキン クリニック 院長
山崎まいこ先生
滋賀医科大学卒業後、大阪市立総合医療センターで臨床研修を行う。大阪市立大学附属病院形成外科などで経験を積みながら、米国Nutrition Therapy Institute日本校にて栄養学を学ぶ。代官山に「まいこ ホリスティック スキン クリニック」を開院。からだの外側と内側の両方からアプローチする治療に加え、患者のライフスタイルに寄り添った栄養指導などを行う。https://mhs-cl.com