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BEAUTY スキンケア

2024.09.21

【肌を綺麗にする方法】スキンケアや生活習慣を見直して美肌を目指そう

うるおいや透明感のある綺麗な肌は誰もが憧れるもの。しかし、肌を綺麗にするために何から始めれば良いのか分からない人もいるでしょう。そこで今回は、肌を綺麗にする方法をスキンケア編と生活習慣編に分けて解説します。皮膚科医や美容家もおすすめする方法を実践して、綺麗な肌を目指しましょう!

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綺麗な肌の条件とは?

十分なうるおいがある肌

綺麗な肌は、保湿がしっかりされうるおいで満たされています。

透明感のある肌

加齢とともに、くすみが気になってくる人も多いのではないでしょうか。くすみが気になってくるのは、さまざまな要因がありますが、正常なターンオーバーを促すことが大切。血色感がよくなり明るい印象へと導いてくれます。

毛穴の目立たないハリのある肌

もともと皮脂が多く毛穴が開きがちな人もいるようですが、生活習慣や日常のケアの見直しで、毛穴の目立たないハリ肌を目指すことは可能だと言われています。

スキンケアだけでは改善が難しい場合もありますが、諦めず正しいケアと生活習慣を心がけましょう。

【スキンケア編】外側から肌を綺麗にする方法

基本のスキンケアで肌を整える

手のひらに泡状の洗顔料をのせている写真

(c)Adobe Stock

洗顔は肌をこすらないよう優しく!

「シミができやすい方や肌が乾燥しがちな方は、肌に炎症ができやすい体質の場合が多いです。そのため、洗顔のしすぎはよくありません。ゴシゴシ肌をこするように洗うのは絶対にやめましょう。肌への負担を減らすために、朝の洗顔をやめてみるのもひとつの方法です」(まいこ ホリスティック スキン クリニック 院長・山崎まいこ先生)

肌が音で知らせる“浸透のサイン”を聞く

「スキンケアはひとつひとつ浸透させて使うことが大切で、それができれば潤いやツヤはもちろんのこと、透明感や肌のやわらかさまで高まります。最近のスキンケアは昔に比べて浸透がよくなっていますが、それでも手のひらの圧を使ってグッグッと入れ込むプッシングが大切です。

浸透したことを見極めるポイントは“肌の音”です。浸透しきってないときはぴちゃぴちゃと水っぽい音がしますが、浸透するとシュワッシュワッと少し乾いた音に変わります。この音を確認してから次のスキンケアをつけましょう。化粧水は浸透までに少し時間がかかるので、軽くプッシングしたら浸透までの合間に家事をしても構いません。

ただし、化粧水の湿り気が完全に乾く前にスキンケアに戻りましょう。次のスキンケアをつける前にもう一度プッシングして、肌表面に残っている化粧水を余さず入れ込むことも重要です」(美容家・水井真理子さん)

プッシングは“頰の内側→頰の外側→額の順”に

頬に手のひらをあて化粧水をなじませているモデルの写真
化粧水を顔全体になじませたら、手のひらを頰の内側にあて、少し圧をかけるようにして5秒間キープ。

両手で頬を包むモデルの写真
続いて、頰の外側へ手のひらを移動。ここも同様に手のひらで圧をかけます。頰の内側→外側の順でつけると巡りがよくなって浸透しやすくなったり、むくみ対策にもなります。

おでこ
頰の次は額へ、何回かに分けて額全体をプッシングします。そのあと、鼻やあごも。小鼻の脇は指先を使って凹凸にもまんべんなくプッシング。

首に化粧水をなじませているモデルの写真
手に残ったもので首もケアします。顔をしっかり保湿しても、首が乾いてると潤いが吸いとられていきます。首まで潤いを与えましょう。最後に、顔全体をもう一度プッシングして“浸透のサインの音”を確認してから美容液、乳液やクリームも同様につけていきます。

美容液は角質ケアできるものがおすすめ

角質ケアとは、古い角層が蓄積しないようにオフするケアで「美しい肌」「スキンケアが効きやすい肌状態」にするお手入れのこと。スクラブ洗顔やピーリングなどもありますが、肌がデリケートになりがちな40代以降におすすめなのが「塗るだけの角質ケア美容液」。

硬くなった角質を柔らかくほぐしながら自然とはがれやすい状態にしてくれるので肌にやさしいですし、毎日使えるので「お手入れを忘れる」こともありません。スキンケアしても肌悩みが消えない…という人はぜひ試してみてください。

40代におすすめ! 毎日使える角質ケア3選

ゲラン アベイユ ロイヤル アドバンスト ダブルR セロムの写真
▲ゲラン アベイユ ロイヤル アドバンスト ダブルR セロム 50ml ¥28,160

化粧水の後に使う美容液で、角質ケアをして透明感を与える成分とふっくらしたハリを与える成分の2層式になったタイプ。輝き、なめらかさ、ふっくら感、シャープさといったアクティブケアまで叶い、40代にとっては頼もしい限り!

シンプリス アクティブ ブースター セラムの写真
▲シンプリス アクティブ ブースター セラム 50g ¥7,590

この1本で角質ケア・ブースター・保湿・エイジングケアまでができるジェル美容液。洗顔後の肌に使うアイテムで、硬くゴワつきがちな大人の肌表面を柔らかくほぐしながら美容成分の通り道を作り、次に使うスキンケアの浸透を高めてくれます。

ラ ロッシュ ポゼ エファクラ ピールケア セラムの写真
▲ラ ロッシュ ポゼ エファクラ ピールケア セラム 30ml ¥5,280

パシャパシャとしたローションのような感触で、柔らかくキメが整った角質に整える美容液。バリア機能をサポートする効果もあるので「秋冬は乾燥や肌荒れが気になる」という人にもおすすめです。敏感肌を考慮して開発された低刺激設計という点も魅力。

夜、寝る前にもう一度クリームをつける「手厚いケア」で潤い力が変わる!

スキンケア用品の写真

(c)Adobe Stock

「夜のスキンケアから寝るまでに1時間以上空くようなら、寝る前にもう一度クリームを塗りましょう。乾燥しやすいパーツだけでもいいですし、全顔に塗ってもOK。乾燥がひどいときはこのくらい手厚くいたわるケアが必要です」(美容家・水井真理子さん)


乾燥が気になるときはいつものケアを変えてみる

「まいこ ホリスティック スキン クリニック」院長の山崎まいこ先生に、乾燥が気になるときにおすすめのセルフケアをうかがいました。

朝の洗顔をホットタオルに!

乾燥が気になるときはいつものケアを変えてみる
「洗顔のしすぎで肌をより乾燥させてしまうことがあります。そのため、乾燥が気になるときは、朝の洗顔をやめて、ホットタオルで優しく拭くだけにしてみてください」(山崎先生)

保湿の回数を増やす

「朝、ホットタオルで顔を拭いた後に、通常のスキンケアを行います。そのあと、メイク前にもう一度保湿をしましょう。乳液だけサッと塗るなど、1ステップ置くだけで、肌の乾燥をかなり防げますよ。リモートワークでバッチリメークをしていない方は、夕方にもう一度保湿を。『日焼け止めやBBクリームだけ塗っている』という方は、軽くティッシュで押さえてからスプレータイプの化粧水をシュッとふりかけてもいいですね。

乾燥しやすい方は、オイルも入っている2層式の化粧水もおすすめです。入浴後のスキンケアの後、寝る前にもう一度こってりめのクリームを塗ると、朝まで乾燥を防ぐことができます。乾燥肌の方は、とにかく保湿の回数を増やすことが大切ですが、混合肌の方が乳液やクリームをつける場合は、肌の状態を見ながら部分使いするようにしてください。皮脂が分泌されやすいTゾーンやあごにはあまり塗らず、乾燥しやすい頬や目の下を中心に塗るようにしましょう」(山崎先生)

スキンケアにちょっと攻めたアイテムを投入する

「普段のスキンケアに、幹細胞系やビタミンAといった、肌の再生を促すアイテムを加えてみましょう。こういったアイテムは肌の力を底上げしてくれるので、乾燥に限らずアンチエイジングにもおすすめですよ」(山崎先生)



定期的な顔そりで肌のターンオーバーを促す

「肌の角質層のターンオーバーが乱れ、古い角質が上手く剥がれず皮膚の表面に溜まってしまうと、メラニン色素がくすみとして肌に沈着し、シミなどの原因となることがあります。そのため、定期的なお顔そりで古い角質を除去し、お肌のターンオーバーを促すことが、美しい素肌を育てるためには大切です。また古い角質を取り除くことで、スキンケアの肌なじみがよくなるだけでなく、うぶ毛もケアできるので肌色のトーンが明るく見え、メイクのりもよくなります」(山﨑先生)

顔そりを行う際の注意点

乳液や洗顔をつけて顔そりしている人も多いと思いますが、山﨑先生によると、専用のシェービング剤を使うのがおすすめなのだそうです。

「お顔そりで大切なことは肌の摩擦を減らすこと。乳液や洗顔は顔を剃ることが主目的ではないため、保湿力やカミソリの刃の滑りのよさが不十分です。シェービング剤をつかうことで肌とカミソリの間に一層、膜ができるのでカミソリの刃の滑りがよくなり、肌へのダメージを避けることができます」

正しい顔そりと保湿ケア方法

「シェービングによって毛が濃くなることはありません。お顔そりの頻度は、お顔全体であれば敏感な方は4週間に1回程度、そうでない方は2~3週間に1回程度、鼻下など産毛が目立つ部分に関しては個人差はありますが、部分的に頻度を上げてもよいでしょう。

ただし、お顔そりによる肌の乾燥を緩和するため、シェービングの前と後の保湿ケアは普段のお手入れよりしっかりと行う必要があります。理容店でお顔そりの前にホットタオルでお顔を包むように、自宅では入浴後やスチームを肌に当ててからお顔そりをするのがおすすめです。水分で皮膚が柔らかくふやけることで細胞が膨張して肌表面が滑らかになるので、古い余分な角質だけを取り除きやすくなります。

また、お顔そりの後はしっかりとした保湿ケアができるよう、その後にメイクをする必要がないタイミング(お休み前など)を選ぶのもポイントです」(山﨑先生)


紫外線対策を徹底する

紫外線によるシミが気になっている女性のイラスト
「年齢を重ねるとシミが増えていくいちばんの原因は、紫外線ダメージの蓄積。若いころは紫外線ダメージを受けても、肌がすぐに修復していたので、問題が表面化していませんでした。

しかし、加齢とともに肌の角質の新陳代謝が落ちていきます。肌の排泄力が落ちることで、今まではどんどん排出できていたメラニンなども、肌に蓄積されてしまうのです。

もうひとつの大きな原因は、ホルモンバランスの変化。“女性らしさをつくるホルモン”とも呼ばれている“エストロゲン”が年齢とともに低下することで、肌の保湿力が下がり、肌の老化を加速させてしまうのです」(山崎先生)

家にいても紫外線対策を抜かりなく

「リモートワークで1日中、家にいるという方もいるかもしれませんが、室内にいても日焼け止めは必ず塗りましょう。窓からも紫外線は入ってくるので、気がつかないうちに紫外線を浴びていることがあります。外出するときは、マスクの下にも日焼け止めを塗ってくださいね。マスクやメガネをしていると、こすれて日焼け止めが取れている場合があるので、外出時はこまめに塗り直しましょう」(山崎先生)

マッサージなどで代謝をよくする

「紫外線ダメージを蓄積させないために代謝をよくすることも大切。血流がよくなれば代謝が上がるので、お風呂上がりやスキンケアをするときに、短時間でもいいのでマッサージをするようにしましょう。ただしマッサージをするときは、深部を動かすことを心がけて! 肌の表面を動かすだけの、こするようなマッサージは肌に圧をかけてしまうので逆効果です」(山崎先生)

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