ヘアケアとしてもスタイリング剤としても使えるスプレータイプのドライシャンプー
水を使わなくても頭皮の皮脂やベタつきをクリーンにしてくれる、ドライシャンプー。ミストタイプからシート状のもの、スプレータイプまで実はいろいろな種類があるんです。液状のミストやジュレタイプはひんやりした清涼感が特徴ですが、エアゾールのスプレータイプはシャンプー機能だけでなくスタイリングまでカバーしてくれるものも。パウダーが配合されているものは、地肌に直接つけることで皮脂を吸着してサラッとマットにするため、髪の根元が軽やかに立ち上がります。根元のペタンコ感をなくしてふんわりさせてくれるパウダーワックスが話題になりましたが、まさにそんな仕上がりに。根元がふわっとエアリーだと若々しく見えるし、小顔に見せる効果もあるし、こなれ感も思いのまま。髪のベタつきを抑えてサラサラ感を取り戻す美容成分配合のアイテムを使うと、髪にツヤがよみがえります。そんな一石二鳥なスプレー型ドライシャンプーのおすすめはこちらです!
(1)スティーブンノルのドライシャンプーは植物由来のパウダーイン
スティーブンノルのブランド内でも隠れた名品が、こちらのドライシャンプー。秘密は、とうもろこしのデンプンからつくられた天然のパウダー。細かな穴がたくさん空いている構造で、この穴がしっかり皮脂を吸収。消臭や抗菌、保湿効果のあるこだわりの美容成分も配合されていて、地肌と髪のベタつきを瞬時にリセット。ヘアスタイルが崩れる原因となる余分な皮脂が取り除かれるので、地肌がすっきりして根元の立ち上がった抜け感スタイルに仕上がります。暑くて地肌が汗ばんでいるときに、ひんやりとした清涼感が抜群の心地よさ!
▲コーセー スティーブンノル ドライ シャンプー 80g ¥1,200(編集部調べ)
使い方
▲缶をよく振ってから使う。髪を小分けにしながら髪から15cmくらい離して根元に向かってシュッ。地肌全体にパウダーが行き渡るように指でなじませ、最後に手ぐしやブラシを根元から通して整えます。1か所に集中的にスプレーすると白くなることがあるので、缶を振りながら薄く均一にスプレーするのがコツ。
(2)サボリーノのドライシャンプーで洗いたてのようなサラサラ髪に!
時間がなくてもある程度はちゃんと見せたい、という多忙なワーママやズボラな人におすすめしたいのがバラエティショップなどで見かけるサボリーノ。洗顔から下地まで一気にできるシートマスクが有名ですが、髪にもサッと使えるドライシャンプーも昨年登場。使用後は汗や皮脂による髪のベタつきを抑えて、シャンプーしたてのように髪がサラサラに。髪ダメージを補修してツヤを与える6種の美容成分が配合されているので、まとまりのよさも抜群。暑い朝やスポーツの後に最適! もちろん、気になる髪のニオイも瞬時になくなります。
▲BCL サボリーノ 髪を洗いまスプレー 100g ¥1,200(限定発売中)
使い方
▲使用前に缶をよく振っておきます。髪や頭皮から20cm以上離して上向きでスプレーを。スプレー後は指で髪を洗うようにもみ込んで全体になじませ、最後にブラッシング。
(3)ハーブの香りが清々しいルネ フルトレールのドライシャンプー
フランスのヘアケアブランドからも、パウダーインのドライシャンプーがお目見え。乾燥した気候で毎日洗髪をしないという人が多いヨーロッパや北米では、ドライシャンプーが長年愛されているのだとか。こちらは、バジルやミントなどのエッセンシャルオイルが配合されており、フレッシュな香りがたまりません…! ライススターチ、コーンスターチ、クレイ成分などが皮脂をしっかり吸着し、根元を立ち上げてボリュームアップ。髪も適度にマットになるため、無造作な毛流れをつくりたいときにも使える一品。
▲ルネ フルトレール ナチュリア ドライシャンプー 92g ¥2,400(限定発売中)
使い方
▲缶をよく振ってから使用。髪を少しずつかき分けながら、地肌に向けてスプレーします。頭全体にスプレーしたら30秒放置。最後にブラシや手ぐしで毛流れを整えます。(※画像で使用しているものは非売品の46gサイズ)
エアゾールスプレーは勢いよく噴霧されて地肌に刺激があるので、ちょっとウトウトしてしまう午後の眠気覚ましにもいいかも。携帯しておくと、汗や湿気で髪が崩れてしまった時の救世主にも。試してみてください!
▶︎コーセー スティーブンノル
▶︎BCL サボリーノ
▶︎ルネ フルトレール
撮影/黒石あみ 文/斉藤裕子
※商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。