お姉様からバトンを受けて、今回から妹・チカがパリを紹介!
妹・チカ(以下/妹):今のこのファッション業界に入る直前に行って以来10年ぶり3回目のパリ!いや~~~こんなに大変な思いをしたパリは初めて(汗&怒)
姉・ヒロコ(以下/姉): なになに?まさかの愚痴からスタート!?一体何があったの??
妹:ストです!あまり日本では報道されてなかったのですが、パリでは史上最長のストライキが敢行中で、地下鉄が朝晩の数時間以外ストップしてたんです。電車が動いてないので当然道路は混雑してバスも定刻には来ないし、タクシーもなかなかつまらない、Uberの価格は跳ね上がって、、、もう半年分くらい歩きつくしましたよ。
姉:フランス人のスト&デモ好きは有名よ!フランスに限らずヨーロッパはストによる交通機関のストップはよくあることだから出かける前にちゃんと情報チェックしておかないとダメ!
フランス人クリエイターのアイテムのみを扱うセレクトショップ「L’ECEPTION」
妹:そんな交通事情の中、まず向かったのがマレ地区の西側辺りに位置するショッピングセンター「フォーラム・デ・アール」内にあるフレンチデザイナーのブランドのみを集めたセレクトショップ「L’ECEPTION」。ここで現地のファッショントレンドをざっとチェックして、気になるブランドがあればオンリーショップに出向くもよし、パリ滞在中の買い物計画を練るのにオススメ。レディス・メンズ共に取り扱いがあるのでグッドルキングガイ達との買い物も楽しめますよ、お姉様!オリジナルアイテムもあって、我が家のノーマルルッキングガイこと夫も、オリジナルのニットを気に入って色違いで2枚(1枚90ユーロ)買ってました。
姉:で、あなたは何を買ったのよ?もちろん手ぶらでは出てこないでしょ?
妹:(さすが、鋭い・・)はい、買いましたよぉ! “MAISON LABICHE„のTシャツ2枚(セール価格1枚40ユーロ)と“SAMSOE SAMSOE„のツヤスカート(100ユーロ)を購入しました。“MAISON LABICHE„のカットソーはDomani本誌でもおなじみの高級セレクトショップ「ドゥロワー」でも取り扱いがあって、今回のパリ旅行でゲットしたかったブランドの1つ。日本でも流行中のツヤスカートはちょうど探していたネイビーを発見して、試着したらシルエットもきれいで即断。買い物計画を練るはずが…。
▲どちらも日本のセレクトショップで見かけたことのあるブラド。写真左の“MAISON LABICHE„は徒歩圏内にある路面店に行けば、Tシャツだけでなく、シャツやニットにも好きな言葉の刺繍を入れてくれます。待ち時間は約15分。
▲さりげなく置いてあるジュエリーも欲しくなるほどのかわいさ
▲雑貨も取り扱ってます。用途不明な不思議なものも(失礼!笑)
姉:いいじゃんいいじゃん!行ってみたい!
妹:そんなお姉様に朗報です。「L’ECEPTION」はこの路面店ができたのは2016年なんですが、そのもっと前からオンラインで展開する老舗オンラインショップなんです。なので、オンラインショップ内は店舗よりももっと商品が充実していて400ブランド・10000点のアイテムを扱っているそう。日本語にも対応しているし、日本を含めた世界50カ国への配送もしてくれます。コラムの掲載もあるので、パリジェンヌの日常を垣間見ながらパリショッピング気分を味わってみては。
※1EUR(ユーロ)=約120円(2020年1月、撮影時のレートで計算)
イラスト/いわたまい 写真・文/おしゃれ可能姉妹(ヒロコ・チカ)
「おしゃれ可能姉妹が行く!」過去記事はこちらから
ファッショナブルユニット
おしゃれ可能姉妹
超有名女性誌で活躍する敏腕エディター(姉・ヒロコ)と大人気スタイリスト(妹・チカ)のアラフォーユニット。おしゃれのためなら世界中を飛び回り、最近では姉のヒロコはスイスへ、妹のチカはN.Y.へ渡航。無類の韓国料理好きで東京では新大久保への出没率が高し。言わずと知れた〝あの姉妹〟同様、実際の姉妹かは謎に包まれたまま。