春は卒園や卒業、入園・入学のセレモニーシーズン。新型コロナウイルス対応で次々に中止が発表されていますが、子どもにとっても親にとっても、大きな節目の行事。早く収束して、予定通り行われることを祈るばかりです。
入学式に何着ていく?問題はこれで解決!
これから式を控えるママにとって、1番頭を悩ませるのは服装。慌てて1年に1度しか着ない(かもしれない)セットアップやワンピースを買おうとしていませんか?私の経験上、仕事で使う用事がないようなら、ハッキリいって無駄になります。逆におすすめは着物。控えめだけれど華やかさがあり、ママ友とのかぶりがほとんどない。さらには、少し太っちゃっても着物なら関係ない(笑)。と実はいいことずくめなんですよ。そんなわけで、4年前の娘の入学式は母の着物を着て、出席しました。
会場で浮くかも?なんて心配をよそに、意外と着物を着ている方が多くてびっくり!洋服とは違うぶん、着物を着るための準備や道具が必要だったり、時間もそれなりにかかので敬遠する方も多いとは思いますが、気持ちもあらたまりますし、後から記念写真を見て「着物でよかった」と心底思いました。とはいえ、「新しく着物を購入しましょう!」という話ではなく、おすすめは着物のレンタル。そう、七五三だけじゃないんですよ、ママのハレの日もスマホでポチッとレンタルする時代なんです!
スマホでポチッと予約&決済。あとは自宅で待つだけ返すだけ
▲末広がりに幸せが続きますように、という願いを込めて、扇子の描かれた着物に。
私が息子の入学式にレンタルした京都『きものれんたる京商』さんは、訪問着やかばん、草履にいたるまで一式のフルセットに往復の宅配便送料、クリーニング代込み込みで¥8,800~という驚きのプライス!スーツやバッグを買うよりも割安で、ちょっとしたコスプレ感覚を楽しめちゃうなんて、アリでしょう?子どもの節目の記念に着物は着たいけれど、買いたくないor物は増やしたくないという方にもぴったり。自前の着物だとクリーニング代がかさみ、維持費もそれなりにかかるので、クリーニング代込みのレンタル着物は超絶おすすめです。
都内の穴場フォトスポット
コロナの影響でビュッフェが軒並み自粛されていますが、入園・入学式後の食事会は、東京であれば、目黒駅からほど近くにある『目黒雅叙園』が穴場。通常はランチタイムのみ、レストラン「KANADE TERRACE」がビュッフェ形式になっており(※現在はコロナの感染予防対策として、2020年3月31日まで一時休止中となっています)、オープンキッチンのグリルから焼きたてで提供する肉・魚・野菜を心ゆくまで堪能できるんです。和食が好きな祖母、洋食が好きな子どもたち。どっちも食べたい両親や私たち夫婦と、それぞれが好きなものを楽しめてお得でした。
ちなみに、パワースポットとして有名な庭園は、誰でも自由に撮影が出来るので、卒入園や入学、七五三などの撮影にもぜひ♡
写真・文/川口ゆかり
※本記事の情報は取材時(2020年3月3日)のものです。
エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題。