メールチェックは時間で区切って、予定の時間はずらさない
「みなさんそうだと思いますが、子育てをしながら仕事をしているととにかく毎日時間が足りないですよね。うちは5歳の長男、3歳の長女、0歳の次女と3人の子どもがいるのですが、“つくろう”と思わなければ自分の時間はゼロに近いです(笑)。平日は内科と皮膚科の2つのクリニックに勤務したりメディアの仕事もあったりするので、スケジュールは毎日バラバラ。朝はルーティーンですが、日中は予定のつまり具合も違えば、家に戻れる時間にもばらつきがあったりします。夜少しでも自分の時間をつくるには、朝の使い方が大切になってくるんです。
毎朝だいたい5時に起きて、6時までの1時間は自分の身支度をしながらその日のスケジュールの確認と、仕事メールのチェックにあてます。6時になったら朝食づくりをしながら、できれば夕食の下ごしらえまで。ちなみにうちの朝食はご飯とお味噌汁とたまご焼き、それにししゃもとサラダと毎日同じメニューに決めています。子どもたちは6時半から7時の間に起きてくるので、そこからはもう自分の時間はなくなりますね。
時間捻出のために心がけているのは、5時から6時の朝の時間でやろうと決めたことは、できるだけ夜に持ち越さないこと。メールチェックも集中していけるところまで対応します。ただし、「あと、この1本だけ」と返信を始めてしまうときりがないので、そこは時間で区切ります。
ちなみに6時以降8時までの間は、メールはもちろん、LINEも見ないようにしています。スマホを持っていると子どもたちが「貸して、貸して!」と寄ってきちゃって、作業ができなくなってしまうからです。事務所の方にも“緊急の場合は、朝はLINEやメールではなく電話を鳴らしてください”とお願いをしています。
そんなふうに1日バタバタ過ごして、子どもたちが寝静まった後からがようやく私の自分時間。ひとりでインスタを見ながらお茶を飲んだり、何をするでもなく、ゆっくりと。母でもなく、妻でもない、つかのまぼんやりできる時間ってとても贅沢だなぁと、かみしめるように過ごしています(笑)」(友利さん)
※記事は3月6日現在の内容です。
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医師(内科・皮膚科)
友利 新
ともり・あらた/1978年、沖縄県宮古島生まれ。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。35歳で再婚、36歳で長男、38歳で長女、41歳で次女を出産。現在は都内2か所のクリニックで勤務、テレビや雑誌などで美や健康に対する啓蒙活動を展開するほか、子どものスキンケアブランド「メディスキンベビー・キッズ」を開発。最新刊は『やめる美容』(友利新/光文社)。YouTubeチャンネル「友利新/医師「内科・皮膚科」」も絶賛更新中。インスタグラムのライブ配信も好評。
IG:https://www.instagram.com/aratatomori/
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCS02b3Y9RCzsT2k4no6LN-g
構成/文
谷畑まゆみ
フリーエディター・ライター。『Domani』連載「女の時間割。」、日本財団パラリンピックサポートセンターWEBマガジン「パラアスリートを支える女性たち」等、働く女性のライフストーリー・インタビュー企画を担当しています。