【目次】
「余裕のよっちゃん」ってだれ!?
「余裕のよっちゃん」とは「余裕」「朝飯前」といった意味。1970年代にはギャグとして普通に使われていた言葉ですよね。この「よっちゃん」に特に意味はないようで、余裕の「よ」と語呂合わせがよかったから使われたという説が有力。中には「余裕のよっちゃん」の後に「イカ」をつける人も。これは「余裕のよっちゃん」と駄菓子の通称「よっちゃんイカ(商品名:カットよっちゃん)」を組み合わせた言葉です。どちらにしても、平成生まれには通じない死語なので、冗談のつもりでも後輩との会話では使わないようのがベター。「よっちゃんって誰!?」と首を傾げられてしまうかも!
平成生まれの「余裕のよっちゃん」体験談
「何かのジョーク?」と思いつつ笑顔でスルー
「いつも頼りになる先輩。上司に頼まれて追加の仕事をお願いしに行ったら『余裕のよっちゃん』と笑顔で返されました。内心『誰の話をしてる?』『名字がヨユウさん?あだ名がヨッチャンって誰?』『どういう意味だろう?』と疑問に思いましたが、聞き返すと話が長くなりそうだったので、笑ってスルー。後日、両親に意味を教えてもらって納得しました」(化粧品会社勤務・23歳)
昭和のジョークをあえて使ってます
「テレビか何かで見た昭和のジョーク。語呂がいいので、友達とのメールであえて使っています。みんな最初は『意味わかんない』と言っていましたが、ググって使い方を教えると意外とウケていました」(不動産会社勤務・25歳)
イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子