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口だけの人とはどんな人?
「口が達者な人=物言いが巧みでよくしゃべる人。言葉と行動にギャップがあるため、相手はどちらを信じてよいかわからず、結果、不信感につながってしまうと思います」と話すのは、臨床心理士・吉田美智子さん。
【質問】口だけの人と関わって困った経験はある?
口だけの人と関わって困った経験が「ある」人は41.3%、「ない」人は58.7%となりました。約4割の人が困った経験があるという結果です。困っていない人の中にも、口だけの人と出会っている可能性があるかも!?
はい…41.3%
いいえ…58.7%
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「口だけの人」と付き合う心構えを、臨床心理士に伺いました!
「口だけ」になってしまう人のメカニズムを聞いてみました。
「話している時の気持ちに嘘はないけれど、その場限りで忘れてしまう。その場の勢いでつい言ってしまうのだが、実現は難しい。『口だけ』の人になってしまうのはこの様な内情があるのではないでしょうか。おそらく、言葉で表現する力があり、やや衝動的(その場の気持ちや勢いに流されやすい)、見通しを立てることが苦手(見通せないからこそ言えることがある)であるため、『口だけ』になってしまうのだと考えられます。ケースバイケースではありますが、悪意はなく、本人なりに一生懸命にそのときの気持ちや考えを表現しているのだと思います」(吉田さん)
とはいえ、振り回されるのも困ってしまいますよね。どう付き合っていけば良いのでしょうか。