吉本所属の芸人とわが子が漫才できる!?オンラインのワークショップ
まだまだコロナ への不安から、外へ遊びに連れて行くには躊躇する6月末日。毎週末ダラダラと過ごさせてしまっている息子に、そろそろ罪悪感も感じ始めたそのとき、なんとも魅力的なワークショップを発見!
90種以上のワークショップの中から選べる!
(株)CANVAS主催のオンラインワークショップにはルームがいくつもあり、吉本所属の芸人が開催するものから、各分野のプロに教わる工作系、プログラミング系、運動系など、なんと90種類以上のワークショップの用意が!!
早速、息子と相談し、ふたつのワークショップを選択。ひとつめはトレンディエンジェル斎藤 司さんが講師を務める『オンラインで漫才ワークショップ』、ふたつめは『食べもので絵の具を作ってみよう』。さてどんなワークショップが待っているのかワクワク♡
トレンディエンジェル斎藤さんと漫才コンビが組めちゃう!?ひとつめのワークショップにチャレンジ
TVで見たことのある芸人さんとオンラインで繋がれると、前の晩からちょっと緊張気味で挑んだ息子。事前に送られてきた漫才の台本を用意し、いざスタート!放送作家の方の進行で、ワークショップの内容が発表されました。お手本として”天狗”の漫才も見られ、緊張気味だった子どもたちも一気に笑顔に。そして「もう一つのM1グランプリ」と称し、子どもたちも漫才を考えます。
台本には下書きがあり、質問を埋めて行く形式になっているので子供でも簡単に作れました。台本ができると、芸人とコンビを組み漫才を発表。息子も斎藤さんと組みいざ漫才!子どもたちのボケに対して、とっさにツッコミを入れてくれる姿はさすが芸人さん!!と、見守る親たちも夢中に。同じ題材で子どもたちが作る漫才は、多種多様で大人としてはそこもへぇ〜と感心しながら見れました。最後に放送作家さんがグランプリを決定し終了。ワークショップを終えた息子は、「台本をもっとこうした方が良かった」、「動きをつけた方が良かった」と楽しみつつも、漫才を作る面白さに気付いたよう。
普段は文具店で買う「絵の具」を冷蔵庫にある野菜で作ると…!?ふたつめのワークショップに挑戦
ふたつめのワークショップは『食べもので絵の具を作ろう』。ワークショップ前に準備するものが多くて親的にはちょっと大変と思いつつスタート。最初に日本画家の先生がご挨拶をしてくれ、「当たり前にある絵の具がなかったら身近にあるもので絵の具が作れるんだよ」と説明。息子はほうれん草やにんじんなどの野菜、カーネーションやリンドウなどの花、レモンやアメリカンチェリーなどの果物を用意。
絵の具にしたい材料をひたすらすりこぎで潰していきます。野菜や果物は水分が多いのでそのままでも大丈夫でしたが、花は水分が少なくちょっとお水を足しました。潰した材料をガーゼにのせ、器に絞り出します。私は後片付けのことも考え、紙コップを半分に切ったものを用意。
お湯に溶かしたゼラチンを入れたら絵の具の完成。食材の他にも、醤油やソース、ケチャップなどの調味料もゼラチンを加えて使えると先生が教えてくれます。
まずはどんな色が出るのか色見本を作ります。単色で塗ってみたり、色を重ねてみたり、食材や花からできる絵の具は、自然の優しい色が特徴だそう。いつも使ってる鮮やかな絵の具とは違い、不思議と作業中の空気もふんわりとします。
そして最後は絵を描いていきます。先生から子どもたちに「完成したら題名をつけて発表しましょう」と。息子は絵から食材や調味料のいい香りが漂ってくるので「おいしい木」と名付けていました(途中で絵の具の付いた筆を舐めていたのを母は知ってるぞ!まー、気持ちはわかるが!笑)。ここでワークショップは終了。元々工作が好きな息子は、ワークショップが終わった後も、舐めたり描いたり、描いたり舐めたりを繰り返し続きをやっていました(その間にこちらは家事を終わらせられ「ワークショップ様、本当にありがとう」と心で御礼申し上げていました!)。
おしゃべり禁止や、飲食禁止などずっと集中していないといけないオンライン授業しかしたことのなかった息子。ワークショップは講師の方と会話ができたり、立って作業ができたり、親がヘルプできたりと自由度が増す分、楽しさも倍増したよう。習いごとや用事で、どうしても途中退出する場合でも事前に伝えておけばOK!今回は親のヘルプが必要なワークショップでしたが、子どもがひとりで参加できるプログラムもたくさんあります。またプログラムには対象年齢が記されているので、たくさんある中から選ぶ目安にもなって便利。
まだまだ外出が躊躇われる時期。そんな中でも子どもに楽しい時間を過ごしてもらいたいのが親心。今回ご紹介した未就学児から小学校高学年までが参加できるワークショップ。次回は9月13日(日)に「オンラインワークショップキャラバン」として、ただ今ワークショップの参加者を募集中!参加費無料なので、是非みなさんも興味のあるワークショップを探してみてくださいね。
(今後も吉本興業ではワークショップをはじめとするお子様向け