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LIFESTYLE シングルマザー・再婚

2020.08.12

モラハラ夫と40歳で離婚して、22歳年下の彼と幸せ街道まっしぐら中〜みちるさんの場合vol.3【バツイチわらしべ長者】

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。モラハラ夫との離婚後、子供達は元夫が育て、自らは22歳年下の男性と再婚予定の自由に生きるバツイチ女性、みちるさんの物語、第三回。

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子供たちに離婚のことは伝えなかった

モラハラの夫と40歳になるのを機に離婚したみちるさん。子ども3人には「離婚するってわざわざ伝えなくてもいいかなと思って」と、離婚というキーワードは一切出さず、「ママは引っ越そうと思うんだけど、みんなはどうする?」と聞いたそう。

前回のお話▶︎40歳目前で究極の選択!「モラハラ夫の子どもを産むか離婚するか」

長男もふたりの娘も、「この家が好きだからここで暮らす」というあっさりした答えだったため、みちるさんは家を出てひとり暮らしをスタート。

物心ついた年頃の子どもがいると離婚をどう伝えるか悩むものだと思っていたのですが、まさかこんなやり方があるとは。斬新!

とは言え、スムーズに離婚できたわけではなく、みちるさんがオーナーをつとめるブティックは離婚した夫が出資していたため、「ひとりでできるわけないだろ」と言われ、うつ状態になったみちるさんはホメオパシー治療に通ったりしながら、1年かけて離婚が成立。親権は子どもたちと一緒に住む、夫が持つことに。

みちるさん:子どもたちがいちばん環境を変えなくて済む方法を考えてそうなった、という感じです。子どもたちにとっては、「ママが別の場所に引っ越しただけ」。

離婚後は自分の会社を作ってショップの権利も移行し、財産分与もなし、という円満離婚でした。

さかい:お子さんたちはさみしがりませんでしたか?

みちるさん:下の娘はまだ小学2年生だったこともあって、夫が「うちのマンションの一階が空いてるからそこに住めば?」と言って来たのですが、別れたあとまで彼に支配され続けるのは嫌だったんです。だからショップと子どもたちが暮らす家のちょうど中間地点に部屋を借りました。子どもたちとは週に何回か行き来しようということにして、私が会いに行くようにしています。ただ、合鍵は渡していません。いつか私と住みたくなったら、そのときにまた暮らせばいいかなと思っています。

さかい:別れた夫とは、今はどんな関係なんですか?

みちるさん:前よりも腹を割って話せる関係になった気がします。子どもたちも一緒にご飯を食べに行ったり、家族行事も一緒にやったり。ただ、さすがにふたりで会うことはないですね。

別れて四年。向こうに彼女ができた気配はないそうですが、実はみちるさんには一緒に住んでいる彼がいます。

さかい:いくつくらいの方なんですか?

みちるさん:うふふふ…。

さかい:えっ? 年下?

みちるさん:結構年下なんです。

聞けば、今付き合っている彼は私より22歳年下。すでに一緒に暮らしているそうです。

取材も終盤、終わろうとしていたときにこの燃料投下。

―そんな大事な話は、最初に言ってよ〜〜〜〜、と思いました(笑)。

みなさんも気になりますよね、この話。そんなわけで、詳しいエピソードは次回に続きます!

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

 

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