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BEAUTY ヘアケア

2020.10.29

髪の毛がパサパサになるのはなぜ?ドライヤーの使い方やおすすめシャンプー、トリートメントは?

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髪の毛内部の水分が不足すると、髪がパサパサしやすくなります。保湿効果のあるトリートメントなどを使って、パサパサ状態からの脱却を目指しましょう。髪がパサつく原因や対処法、さらにはおすすめのシャンプーやトリートメントを紹介します。

【目次】
髪の毛がパサパサになるのはなぜ?
パサパサな髪の毛になってしまったら
髪を傷めにくい正しいドライヤーの使い方
おすすめのシャンプー
インバストリートメント
アウトバストリートメント

髪の毛がパサパサになるのはなぜ?

素敵なコーディネートができても、髪の毛がパサパサだとテンションが下がります。「スタイリングがうまく決まらない」と悩んでいる人は、まずは髪の毛がパサついていないか、なぜパサついているのか、を探ってみましょう。髪の毛がパサパサになりやすい理由をいくつか紹介します。

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(C)Shutterstock.com

カラー・パーマの薬剤や紫外線のダメージ

カラーリングを頻繁に行ったり紫外線ケアを怠ったりしている場合、髪表面にあるキューティクルがダメージを受けやすくなるといわれています。「一般に“きれいな髪”といわれる髪は、キューティクルが整って、うろこ状に密に重なり合っている状態です。髪内部のタンパク質や水分もキューティクルにより守られているため、髪には艶があって手触りも滑らかです」とヘアライターの斉藤裕子さん。

しかし「カラーリングやパーマを頻繁に行うと、薬剤の影響でキューティクルが剥がれやすくなります。その剥がれた部分から髪内部のタンパク質や水分が流出しやすくなって、髪がパサパサになってしまうのです。また、紫外線は重なり合ったキューティクルの力を弱めて浮かせてしまう場合があります。そのキューティクルのダメージ+髪内部の空洞化が、髪の毛のパサつきにつながります」(斉藤さん)

使用しているシャンプーの刺激

シャンプーの洗浄力が強すぎたり、洗う時に強すぎる力をかけても髪はパサパサになります。特に夏は、爽快感を求めて洗浄力の強いシャンプーを選びがちです。しかし、シャンプーの洗浄力が強すぎると、必要な油分を髪や頭皮から奪ってしまう恐れがあります。

髪のパサつきが気になるときは、洗浄力が強すぎず保湿成分が配合されているものや、刺激の少ないアミノ酸系などのシャンプーがおすすめです。また、「キューティクルは“濡れているともろい”という性質があります。強い力で髪を洗うと摩擦によってキューティクルを傷めてしまうことも。シャンプーするときは髪がこすれあわないよう泡をしっかり立て、髪ではなく地肌を中心に優しく洗いましょう」(斉藤さん)

髪の毛内部の水分不足

キューティクルがすでにダメージを受けている場合、髪の毛内部の水分が流出してしまっている可能性があります。髪の内部が保水されていないため、髪の毛がパサパサするのです。キューティクルは、ちょっとしたことで剥がれてしまいます。例えば強めにブラッシングをしていたり、コテやヘアアイロンを頻繁に使用していると、ダメージにつながってしまうのです。

また、キューティクルは枕で髪がこすれるだけでもダメージを受けます。「髪を乾かさないまま寝てしまうなんてもってのほか。キューティクルがもろくなっているうえに摩擦の刺激が加わって、翌朝はパサパサ髪になってしまいそう…」と斉藤さん。日常のあらゆるシーンを振り返り、「キューティクルにダメージを与えていないか」と振り返ってみましょう。

加齢による髪質の変化

「特に髪に悪いことはしていない」という場合は、加齢による髪質の変化が髪をパサつかせている可能性もあります。髪は年齢が進むにつれ髪の生え変わりサイクルが遅くなり、髪も細くなりがちです。加えて髪内部に含まれる脂質量も減少するため、艶感も失われやすくなるといわれています。年を重ねるほど、髪のダメージが内部にまで影響を及ぼしているということも。

「若いころと同じヘアケア方法だと効果を感じなくなってきた」と感じる人は、加齢による髪質の変化が始まっているのかもしれません。斉藤さんによると、「肌の曲がり角は25歳と言われていますが、髪の曲がり角は35歳説。35歳を境に髪が細くなり、ツヤが低下すると言われています」。実感している方、いるのではないでしょうか?

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パサパサな髪の毛になってしまったら

「“髪は死んだ細胞”と言われるように(生きているのは髪を作る頭皮の毛母細胞)、一度パサパサになってしまったら髪自体のコンディションは自然に回復しません。パサパサの状態を少しでも改善したいなら、普段のケアを充実させることが大切です」と斉藤さん。髪のパサつきを感じるときに行いたい、おすすめのケア方法やそのポイントを紹介します。

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(C)Shutterstock.com

保湿成分を含む商品でケア

シャンプー後はコンディショナーだけで済ますのではなく、より保湿力の高いヘアトリートメントやヘアパックをプラスしましょう。髪に浸透しやすくダメージ補修成分がたっぷり配合された商品は、髪内部のダメージにも効果的です。

「洗い流すインバストリートメントやヘアパックは油分が多いので、週に数回のスペシャルケアにすると髪がモッタリとしません。神への浸透力を高めるために、シャンプー後に髪の水分をよく切ってからダメージが気になる中間〜毛先になじませ、タオルを巻いて湯船に浸かるのがおすすめ。適度に時間を置いたら、ヌメリがなくなるまでよくすすぎます」(斉藤さん)

洗い流さないアウトバスタイプのトリートメントは、髪内部のダメージ補修というよりキューティクルを守るコーティング的な役割を果たします。タオルドライをしてから適量を髪の中間〜毛先になじませ、ドライヤーでドライ。ただし、使用量には注意が必要です。「髪が乾かないから」とドライヤーを当てる時間が長くなれば、かえって髪を傷めてしまいます。「特に濃厚で重めのオイルを使うと乾きにくいです」と斉藤さん。アウトバストリートメントは、自分の髪質に合わせて選ぶことが大切です。

ブラッシングは優しく丁寧に

からまった髪の毛をほぐすためのブラッシングも、美髪には欠かせません。ただし、無理なブラッシングはキューティクルを傷める原因となります。そこで、からまった髪の毛をほぐすときには、からまりが素早くとれて静電気が発生しにくいブラシを使いましょう。ナイロン毛ではなく、静電気が起こりにくい天然毛木製のブラシがおすすめです。からまりがひどい毛先を最初に細かくほぐし、それから頭皮から毛先までブラシをスルー。あまりに絡まりがひどいときは、ヘアウォーターなどを付けてからブラッシングをすると「くし通りがよく」なります。濡らしすぎるとキューティクルがもろくなり、さらにブラッシングで力をかけてむしろ髪を傷めてしまうので、軽く湿らせる程度にしてください。

また、ぜひ取り入れたいのがシャンプー前のブラッシングです。特にロングヘアの場合は髪の毛がからまりがちですが、からまったままシャンプーをすると、摩擦でキューティクルが剥がれやすくなります。洗髪前に目の粗いブラシでザッとブラッシングをしてからまりをほどくひと手間をぜひ。

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自然乾燥はNG

前述のとおり、髪が濡れているとキューティクルが開いてしまいます。濡れた状態を長く放置すると髪内部の成分が流出しやすくなり、パサつきがよりひどくなるかもしれません。さらに、髪の毛が濡れている状態をそのままにしておくと、雑菌が繁殖して頭皮や髪が臭う恐れもあります(濡れたタオルを放置しておくのと同じ理由)。洗髪後は自然乾燥ではなく、きちんとドライヤーで乾かしましょう。「髪は一刻も早く乾かすことが大事です」(斉藤さん)

髪を傷めにくい正しいドライヤーの使い方

濡れた髪を放置するのはよくありませんが、誤ったドライヤーの使い方も髪に負担をかけてしまいます。髪のパサパサをこれ以上進行させないために、正しいドライヤーの使い方をマスターしましょう。髪を傷めにくいドライヤーの使い方を紹介します。

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タオルでしっかりと水分を取る

ドライヤーを当てるときは、事前にある程度の水分をふき取っておくのがベターです。髪が乾きやすくなるため、ドライヤーの熱を長時間当てずに済みます。洗髪後は、次の手順でタオルドライしてみましょう。

1. 洗髪後の髪をタオルで包み、優しく水気を取る
2. タオルで髪全体を覆い、指の腹でマッサージするように頭皮の水分を取る

髪の毛が長い人はタオルで髪を挟みこみ、タオルに水分を移すくらいの感覚で優しく水分を拭き取ります。髪の毛をごしごしこすると摩擦で髪を傷めてしまうため、タオルドライをするときは、髪の毛をこすらないよう注意が必要です。

ドライヤーは髪から離して使う

髪の毛を濡れた状態で放置するのはよくありませんが、ドライヤーの高温も髪の毛にとっては大きな負担となります。なるべく髪にダメージを与えないよう、ドライヤーは10~20cm程度離して使用するのがおすすめです。効率よく髪を乾かすには、次の順番で熱風を当てていきます。ドライヤーの熱風が均一に当たるよう、片手で髪をほぐしながら乾かしましょう。

1. 根元
2. 根元から5cm程度の部分
3. 毛先

まずは頭皮をしっかりと乾かします。次に頭皮から少しずらして髪の根元の部分にドライヤーを当て、毛先は最後に。「最近は、髪が熱くなりすぎると風の温度が自動的に下がる“センシング機能”がついたドライヤーも出ています」(斉藤さん)

パサパサ髪におすすめのシャンプー

パサパサ髪が気になるときは、ダメージケアに特化したシャンプーに変えてみてはいかがでしょうか。ダメージケアのためとはいえ、使うたびにテンションが上がるようなシャンプーが望ましいですよね。香りや使用感にも満足できる、大人の女性におすすめのシャンプーを紹介します。

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カラーリングしたヘア用「モルトンブラウン クラウドベリー シャンプー」

こちらは、英国王室御用達のラグジュアリーライフスタイルブランド「モルトンブラウン」のシャンプーです。カラーヘア用なので、頻繁なカラーリングで髪が傷んでいる人におすすめ。また、シャンプーはレッドフルーツ、カーネーション、パチョリをブレンドしたフェミニンな香りです。華やかなフローラル系の香りが好きな人なら、優雅なバスタイムを満喫できそう。

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商品名:モルトンブラウン クラウドベリー シャンプー

ダメージヘアに「ジョンマスターオーガニック L&Rシャンプー N」

オーガニックコスメブランド「ジョンマスターオーガニック」からは、リッチでクリーミーな泡立ちのシャンプーが発売されています。髪のダメージを補修するといわれる「加水分解コメタンパク配合」で、「豊かな泡立ちで髪の摩擦が起こりにくい」など、ダメージヘアの人に配慮された配合です。優しいラベンダーの香りと爽快感のあるローズマリーの香りがバスルームに広がります。

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商品名:ジョンマスターオーガニック L&Rシャンプー N

パサパサ髪におすすめのインバストリートメント

パサパサ髪の内部のタメージを補修し、元気にしたいときは、洗い流して使うインバストリートメントがおすすめです。セルフケアで使うインバストリートメントは油分が多いため、頻繁に使うと髪が重く感じることも。パサパサが気になった時、週に数回のスペシャルケアアイテムとして取り入れるのがいいかもしれません。栄養を髪内部に浸透させるため、なじませたら少し時間を置くのがポイントです。

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補修しながらダメージ予防「いち髪 プレミアム ラッピングマスク」

日本女性の髪を研究しつくしたブランドだから、効き目も期待できるはず!米ぬかピュアリピッド(コメヌカ油)、紅花オイル(サフラワー油)、えごまオイル、サザンカオイル(ユチャ種子油)、クルミオイルなどの「純・和草プレミアムオイル」配合で、ダメージを補修するだけでなく、使うたびに傷みにくい髪へ導く予防ケア効果も。

商品名:いち髪 プレミアム ラッピングマスク

髪に潤いと弾力を与える「ベージックDR トリートメントマスク」

韓国生まれのヴィーガンスキンケアブランドのベージックは、日本でも注目が高まっています。動物性原料を使っていないため、ナチュラル志向の人にぴったり。アルガンオイルが配合されており、髪に潤いを与えてなめらかでまとまりやすい状態に導きます。週に2回の使用を目安にし、なじませてから10〜20分放置して浸透させるのが使い方のコツです。

商品名:ベージック DR トリートメントマスク

パサパサ髪におすすめのアウトバストリートメント

シャンプー・リンス、タオルドライ後には、保湿効果の高いアウトバストリートメントが有益です。特にヘアオイルは「髪に艶や潤いを与える」「ドライヤーの熱から髪の毛を守る」などさまざまなメリットがあるとされています。パサパサ髪が気になるときこそ、アウトバストリートメントとしてヘアオイルを使ってみましょう。上質なブランドから、特におすすめのヘアオイルを紹介します。

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(C)Shutterstock.com

艶のある髪へ「イソップ ヘアオイル 25」

イソップは、オーストラリア・メルボルンに拠点を構えるコスメブランド。選び抜かれた植物由来成分をメインに、非植物由来成分の材料も厳選し、スキンケア・ボディケア・ヘアケア商品が作られています。そんなイソップが提供する高濃度エモリエントオイルです。ホホバオイル、スイートアーモンドなどがブレンドされています。グリーン、シトラス、フレッシュのアロマが特徴で、艶のある髪に導いてくれます。ゴワつく髪、乾燥した髪、縮れた髪などにおすすめ。

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商品名:イソップ ヘアオイル 25

爽やかな石けんの香り「シロ サボン ヘアオイル」

「シロ」は2009年に誕生した日本のコスメブランド。素材の多くは信頼できる生産者から直接入手した自然素材が使用されており、開発から販売まですべての工程は自社で行われています。こちらのヘアオイルは、保湿効果としてクランベアビシニカ種子油が配合されているのが特徴。乾燥しがちな髪も艶感を実感しやすくなります。また、髪に付けると石けんの香りがナチュラルに広がります。ヘアミストと合わせたりスタイリングの最後に使ったりするのがおすすめです。

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商品名:シロ サボン ヘアオイル

 

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監修

斉藤裕子

美容系ライター。電子機器メーカーに勤務後、編集アシスタントを経てフリーランスに。以来15年以上ファッション誌や美容誌、web媒体にて美容関連の記事中心に執筆中。特にヘア関連を担当することが多い。専門用語が多い美容系の記事を、誰もがわかるように噛み砕いて書く文章に定評あり。他、エンタメ系や猫系の記事の執筆も。

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