そもそも「おおらか」ってどういう意味?
「あの人はおおらかだね」、「あそこはおおらかな雰囲気だよ」など会話の中でもよく使う『おおらか』という言葉。今一度、意味を確認してみましょう。
おお‐らか〔おほ‐〕【大らか/多らか】
[形動][文][ナリ]
心がゆったりとして、こせこせしないさま。おおよう。「気持ちを—にする」「—な話しぶり」
《小学館 デジタル大辞泉》より
「こせこせ」は、こまごまとして落ち着きがないことを指すのだそう。『おおらか』とは、小さなことを気にせず、心にゆとりがあり、落ち着いている様を表している言葉です。たった4文字ながら、ポジティブなイメージがぎっしりと詰まっていますね。
【質問】「おおらか」だと思う人はあなたの周りにいる?
改めて、良いイメージであることが分かった『おおらか』。今回、ワーママ100人を対象に【「おおらか」だと思う人はあなたの周りにいる?】と質問してみました。結果、「はい」と答えた人は46.7%と約半数にのぼります。これを多いと感じるか、少ないと感じるかは、自分の置かれている環境によって変わるのかもしれません。あなたはどう感じましたか?
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
おおらかな人に見られる特徴とは?
続いて、おおらかな人に見られる特徴について質問しました。パッと思い浮かんだ人と比べてみるもよし、自分が当てはまっている部分がないか探してみるもよし、アンケートの回答をお楽しみください。
心が安定している
「いつでも安定している。怒られてもあまり気にしない」(30代・神奈川県)
「突発的なことが起こっても動じない」(30代・大阪府)
「気分にムラがない」 (40代・大阪府)
「心の余裕がある。せっかちじゃない」 (30代・岐阜県)
「マイペースであまり周りを気にしない人。細かいことは気にせずいいよ!と言ってくれる」 (30代・栃木県)
「自分の感情をコントロールできる。受け答えが優しく丁寧なひと」 (30代・埼玉県)
怒らない
「小さなことは気にしなくて、イライラもしない」 (30代・愛知県)
「感情的にならない」 (30代・埼玉県)
「ミスをしても怒らない」(30代・東京都)
「怒ったところを見たことがない」(40代・埼玉県)
「悪口を言わない」(40代・千葉県)
「多少のことは受け流す」(40代・千葉県)
笑顔
「いつも何があっても笑顔」 (40代・神奈川県)
「何をされても言われても涼しい顔をする。どんなことにも笑顔で答えている」(30代・兵庫県)
「なんでも笑って許してくれそう」 (40代・兵庫県)
「笑顔が多く、穏やか」 (30代・千葉県)
「明るい。細かいことを気にしないでいつも幸せそうにしている」(40代・神奈川県)
優しい
「とにかく優しい」(40代・埼玉県)
「やさしい顔立ち、落ち着いている」 (30代・茨城県)
「自分だったらイライラしてしまうことでも優しく諭してあげられる」(30代・神奈川県)
「優しい。心が広い」(40代・埼玉県)
「〝どんな時も大丈夫!なんとかなるよ〟と励ましてくれる人」(30代・静岡県)
受け入れる
「なんでも受け入れられる人 」(40代・東京都)
「相手の意見を肯定的に受け止めている」(40代・愛知県)
「いつも怒ることなく、何でも受けとめるから」 (30代・栃木県)
他にも「楽観主義」、「ゆっくり喋る」、「自分の機嫌を自分でとれる」などの回答が。“感情の乱高下がなく、人に対して寛容で明るい”が主なポイントのようです。たしかに! と感じた回答はありましたか?
おおらかな人になるには?体験談からご紹介
さらに、おおらかな人になるにはどうすればよいかを100人に聞きました。
余裕を持つ
「他者を許容できる広い心を持つこと」 (30代・北海道)
「時間と心に余裕を持つ」 (30代・大阪府)
「寛大な心を持つ努力をする」 (30代・東京都)
「早目の行動、自分に余裕を作る」 (30代・兵庫県)
「ストレスを細かく発散できるようになる。細かいことを気にしない」(30代・神奈川県)