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【目次】
「自己評価」の意味とは？
「自己評価」という言葉をよく見聞きするようになりました。いつも自信なさげにしている人や、自分を否定する傾向がある人は、「自己評価が低い」のかもしれません。本記事では、自己評価が低い人について調査しました。自分が嫌いで落ち込みがちな性格を変えたい人は、ぜひチェックしてくださいね。
「自己評価」って？ 意味をチェック
「自己評価」とは何を指すのか、あらためて見ていきましょう。文字通り、自分で自分の性格や能力を評価することを意味します。自己評価をするのは、ある意味自然なこと。自らを客観的にみることで、強みや改善点を見出すことができますから、自己評価は必要なことと言えるでしょう。
しかし、「私はまだ何もできない」「◯◯さんと比べると私なんて」と、自分を厳しく評価してばかりいるのは考えもの。自己評価が低いと、自己嫌悪に陥り、必要以上に自信を失ってしまうでしょう。
一方で、自分の能力やスキルに自信がある、自分は優秀であると考える人を「自己評価が高い」と表します。自己評価が高いのはよいと思われがちですが、高すぎると過信や慢心につながることが多いでしょう。
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【質問】自己評価が低い人は周りにいる？
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名（未回答含む）
まずは「自己評価が低い」と感じる人が周囲にいるかをリサーチ。「はい」と回答したのは約25%で、4人に1人という結果になりました。
【体験談】自己評価が低い人に見られる特徴とは？
「この人、自己評価が低いなぁ」と感じる人に見られる特徴を聞いてみました。
自信がない
「自信がなくて遠慮しがち。気遣い屋さん」（30代・茨城県・子ども1人）
「自信がない。人からの評価を気にする」（30代・大阪府・子ども2人）
自己否定
「俺なんて、私なんて、とすぐ否定的な発言をする」（30代・埼玉県・子ども2人）
「褒められても否定してしまう」（40代・茨城県・子ども1人）
「被害妄想レベルで自分なんか…しか言わない人」（40代・新潟県・子ども2人）
「頼まれたら断れない。自分なんて…が口ぐせ」（40代・静岡県・子ども3人）
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ネガティブ
「すぐに悪い方へ考える」（40代・岡山県・子ども2人）
「ネガティブ、マイナス思考」（40代・神奈川県・子ども2人）
「小心者でネガティブな感じ」（40代・福岡県・子ども2人）
「ネガティブな発言ばかりする」（40代・千葉県・子ども3人）
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できることよりできないことに目を向ける
「できることよりも、できないことに目が向いてしまう」（30代・大阪府・子ども2人）
「できないとすぐ言う。当事者意識がない」（30代・愛知県・子ども2人）
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ほかにもこんな回答が
「気が弱い」（40代・神奈川県・子ども1人）
「人のことばかり見てる」（40代・宮城県・子ども2人）
「責められていると思っている」（40代・岡山県・子ども2人）
「目指している頂が高く、上昇志向が強い」（30代・東京都・子ども3人）
「その人が思っているほど、他人からの評価は悪くないことが多い」（40代・岐阜県・子ども2人）
本人も知らず知らずのうちにネガティブ思考に陥りがちなのかもしれません。一方で、「気遣い屋さん」「目標が高い」など、見方を変えればプラスになる特徴も見受けられました。
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自己評価が低い原因に考えられることとは
自己評価が低くなる原因について見ていきましょう。いくつかピックアップして紹介します。
コンプレックスを持っている
自己評価が低いのは、コンプレックスがあるからかもしれません。過去に大きな失敗をしたことがある、親や周りからダメ出しばかりされていた、ほめてもらったことがないなどは、コンプレックスの原因になりますよね。自己否定につながることが続くため、自己評価が下がってしまうのです。
完璧主義
完璧主義の傾向がある人も、自己評価が低めのことが多いでしょう。自分に求めることがハイレベルのため、失敗が続いたり、計画通りに行かなかったりします。それを失敗と捉えて自分を責め続けるため、どんどん自信を失うことに。自己評価を自分で下げてしまいます。
自分のことを正しく把握できていない
自分のことを正しく把握する機会がなかったら、自己評価を下げることがあります。本当は優れた能力があるのに、それを評価されなかったため、気づかずにいるということも。「自分は何の特徴もない」「秀でていることがない」と思い込み、自己評価が低くなります。
自己評価を上げるためには？ 体験談から改善方法を紹介
では、自己評価を上げるにはどうすればいいのでしょう？ 本人の心がけだけでなく、周囲がどう声がけしたらよいか、みなさんの体験談を紹介します。
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自信をつける
「知識を増やして自信をつける」（40代・栃木県・子ども1人）
「自信を持てるように、何かを達成する」（30代・茨城県・子ども1人）
「自分で決定する」（40代・京都府・子ども3人）
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自分を認める
「そのままの自分を受け入れる」（40代・愛知県・子ども2人）
「自分を好きになること」（30代・鹿児島県・子ども2人）
「自分を大切にする」（30代・愛知県・子ども2人）
何事も一生懸命取り組む
「何事も一生懸命に」（30代・東京都・子ども2人）
「人の気づかないところでもコツコツ仕事する」（40代・千葉県・子ども1人）
「自分が納得いくまでがんばってみる」（40代・茨城県・子ども1人）
「求められている以上のことをする」（30代・埼玉県・子ども3人）
褒める
「1日の終わりに自分を褒める」（30代・千葉県・子ども2人）
「自分ができたこと・できることに気付いて、自分自身を褒めてあげる」（30代・兵庫県・子ども1人）
「周りの人が、できる部分を積極的に見つけて評価してあげること」（30代・大阪府・子ども2人）
「その人の評価を他の人が高めに数値化する」（30代・愛知県・子ども2人）
「他者からプラスのフィードバックをもらう」（30代・大阪府・子ども2人）
前向きに考える
「プラス思考に」（40代・神奈川県・子ども2人）
「ポジティブに考える」（40代・福岡県・子ども2人）
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周りを気にしすぎない
「周囲と比べるのではなく、これまでの自分と比べて評価する」（30代・神奈川県・子ども2人）
「他人と比べない。自分は自分であると考える」（30代・愛媛県・子ども2人）
「周りの人のことを気にしない」（30代・三重県・子ども1人）
経験を積む
「いろいろな経験をする」（30代・石川県・子ども1人）
「視野を広くして、さまざまな意見を受け入れる」（40代・千葉県・子ども3人）
「自信がつくような経験をする」（40代・京都府・子ども3人）
目標を持つ
「何か小さなものから目標を持つ」（40代・東京都・子ども1人）
「自身の目標設定を低めにすれば、相対的に評価は上がっていくと思います。あまり高みを目指さない」（30代・東京都・子ども3人）
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他にもこんな回答が
「小さくても成功体験を重ねる」（40代・静岡県・子ども3人）
「自分はできると思い込むようにする」（40代・広島県・子ども1人）
「周りの人はその人を愛してあげる」（40代・埼玉県・子ども1人）
自信をつけるために行動を起こすことや、そのままの自分を受け入れることが大切という意見が目立ちました。周囲の人も本人のがんばりを認めてあげることで、ますますよい効果がありそうですね。
自己評価が低すぎると、その人本来のパワーを発揮しにくいでしょう。克服には、本人がそれを望むことが欠かせませんが、周囲が手を貸すことも有効です。「あなたはこんなこともできる」「素晴らしい特技がある」と具体例を出して褒める、「そのままでも十分だと思うよ」と寄り添うなどすると、本人の気持ちが上向き、徐々に自信がつくでしょう。
最後に
「自己評価が低い人」について、特徴などを探りました。自己評価が低いとしても、能力や人間性が低いわけではありません。ストイックに努力できる人や、責任感の強い人ほど自分に厳しいため、自己評価が低くなるということも。だからこそ、客観的に自分を見ることが大切です。周りがかけてくれる言葉を素直に受け入れながら、少しずつ前進してください。
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