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長く働いていると、難しい課題に直面したり、仕事で失敗をしてプレッシャーに負けてしまいそうになることってありますよね。そんな時、他のワーママたちはどのように壁を乗り越えているのでしょうか?
本記事では、どんな時にメンタルが強いと感じるかアンケートを実施しました。メンタルを強くするメリットやメンタルを強くする方法なども紹介しますので、たくましく働くためのヒントとしてみてはいかがでしょうか?
【目次】
メンタルとは?
まずはじめに、「メンタル」の言葉の意味についておさらいしましょう。
メンタル【mental】
[形動]知能や精神にかかわるさま。精神的。「―な問題」「―トレーニング」→フィジカル3
[補説]「精神力」「心情」などの意味で、名詞的にも用いられる。「―が強い人」「―を整える」引用:『デジタル大辞泉』(小学館)
「メンタル」は精神にかかわることを指す言葉だとわかりました。つまり、「メンタルが強い」ことは精神面が丈夫で、安定感があることを指します。難しい問題に直面しても、「私なら大丈夫!」と自信を持って取り組めたり、他人から批判されても気にしないという人は、「メンタルが強い」といえるかもしれません。
【質問】あなたは「メンタルが強いほう」?
「メンタルを強くするには?」をテーマにワーママ100名にアンケートを実施しました。
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「あなたはメンタルが強い方だと思いますか?」の設問に対して、30%の全体の3割の方が「はい」と回答しました。多くを占める7割の方が、メンタルの弱さを感じているようです。
どんな時に「メンタルが強い」と感じる?
続いて、「メンタルが強いと思う」と回答した方の「どんな時にメンタルが強いと感じるか」のエピソードを紹介します。
気持ちの切り替えができる
「ある程度時間を置くと、気持ちの切り替えが出来るから」(30代・神奈川県・子ども2人)
「くよくよしない」(30代・東京都・子ども2人)
「ミスしてもすぐに立ち直る。トラブルが起きてもそんなに悩まない」(30代・神奈川県・子ども1人)
「ネガティブな状態をひきづらない」(40代・北海道・子ども1人)
「落ち込むことがあっても、次は大丈夫、と気持ちを切り替えられる」(40代・千葉県・子ども2人)
「立ち直りが早い」(40代・群馬県・子ども2人)
「相当落ち込んでも、翌日には持ち越さない」(40代・大阪府・子ども2人)
諦めない
「なかなかめげない」(30代・栃木県・子ども2人)
「嫌なことがあってもへこたれない」(30代・東京都・子ども1人)
「困難なときにも、めげないし、逃げないから」(40代・東京都・子ども1人)
やられたらやり返す
「やられたらやり返す」(40代・茨城県・子ども2人)
「一度は落ち込むけど大抵倍にして返そうと思う」(30代・神奈川県・子ども1人)
やりきる
「やり遂げるまで向き進むところ」(30代・東京都・子ども1人)
「体調悪くても自分で励まして予定をこなせるから」(30代・兵庫県・子ども1人)
動じない
「あまり動揺しない」(30代・愛知県・子ども2人)
「多少のトラブルには動じないところ。 よほどのことがなければ、いやなことや気に入らないことも受け入れられること。我慢強い。 子どものためならほぼ何でも行動に移せること」(30代・滋賀県・子ども2人)
考えすぎない
「苦手なこと、嫌なことがあっても深く考え込まないようにしている。寝れば少しは気持ちが軽くなる」(30代・山形県・子ども2人)
「悩まない」(40代・愛媛県・子ども2人)
「嫌なことあっても、すぐ忘れる」(40代・福岡県・子ども3人)
自分の意見が言える
「言う時は言えるし、嫌なことがあっても眠れる」(40代・静岡県・子ども1人)
日常に満足している
「充足感がある」(30代・栃木県・子ども1人)
割り切る
「女性だけの職場なのでジワジワと嫌味を言う人とか性格悪い人にいろいろ言われても仕事だけの関係と割り切っていられる」(30代・千葉県・子ども1人)
自力で乗り越える
「辛いこととがあっても、人に頼らず、甘えず、自分で何とかしてきたから」(30代・愛知県・子ども1人)
「どんなときにメンタルが強いと感じますか?」の設問では、「気持ちの切り替えができる」と回答した方が多くいました。メンタルがやられてしまうと身動きがとれなくなりがちですが、気持ちを切り替えようと心がけているようですね。
メンタルが弱いと感じてしまう瞬間とは
毎日、仕事や家事で忙しくしていると、落ち込むことやうんざりすることはたくさんありますよね。そんな中で、「メンタルが弱いかも…」と感じる瞬間とはどんな時なのでしょうか? よくあるパターンを紹介します。
誰かから批判された時
会社の上司から、理不尽なことを言われた時にすぐに言い返せなかったり、SNSでのコメントにいちいち一喜一憂してしまう時に、「私って、メンタルが弱いかも」と感じてしまうことがあるようです。メンタルが強ければ、誰に何を言われようと堂々としていられますが、小さなことでクヨクヨ落ち込んでしまうと、自分の気の小ささを感じてしまうかもしれません。
仕事を断れない時
大きな仕事を任されて、「自分の実力と合っていない」「失敗したらどうしよう」と考えてしまうこともあるでしょう。また、先輩や同僚から仕事を押し付けられて、嫌と言えずに結局引き受けてしまう時にも、メンタルが弱いと感じてしまう瞬間かもしれません。
プレッシャーに負けてしまう時
資格の試験や大事な会議が迫っている時などに、体調を崩してしまう人もいるはずです。「失敗したら、どうしよう?」とネガティブなことを考えて、過剰にプレッシャーを感じてしまうのかもしれませんね。ストレスを感じるとお腹が痛くなったり、片頭痛がするなど、心の状態が体の調子に直結しやすいタイプだと考えられます。
メンタルを鍛えるメリットとは
メンタルを鍛えることで、仕事においてどんなメリットが得られるのでしょうか? ここでは2つのメリットを解説します。
仕事に前向きに取り組むことができる
気持ちを強く持てるようになることで、仕事に対して前向きに取り組むことができるようになります。ちょっと難しいなと思える仕事でも、「勇気を持ってチャレンジしてみよう」と思たり、「失敗しても努力してやり直せばいい」とおおらかに考えられるようになります。
結果、できることが増えてより新しいビジネスチャンスを得られたり、昇進するなどの成果が得られるようになるかもしれません。
自分に自信が持てるようになる
メンタルを鍛えることで、人の意見や評価に振り回されなくなり、自分がやりたいことに挑戦することができるでしょう。これまで尻込みしていたことでも、「やってみたいです」と素直に意見を言えるようになれば、自分らしさを取り戻すことができるでしょう。その結果、自分に自信が持てるようになり自己肯定感もアップするはずです。
【体験談】メンタルを強くするための方法は?
続いて、「メンタルを強くするための方法」について集まった回答を紹介します。
問題について気にしすぎない
「何事もあまり気にしない。 落ち込む時間が無駄。楽に生きた方が楽しい」(30代・神奈川県・子ども1人)
「細かい事は気にしない」(30代・福島県・子ども2人)
「嫌なことを言われても気にしないで自分の思うようにやる」(30代・岩手県・子ども1人)
「悩んでいても仕方ないので、まず一歩踏み出す」(40代・群馬県・子ども2人)
「深く考え過ぎないこと。たまには受け流すことも必要」(30代・愛知県・子ども2人)
「無心になる」(30代・兵庫県・子ども1人)
「とにかく周囲の意見にとらわれすぎず気にしない」(30代・千葉県・子ども1人)
「他人を気にしない、自分の好きなようにする」(40代・岐阜県・子ども2人)
前向き
「楽観的に考えを持っていくようにする」(40代・沖縄県・子ども1人)
「嫌なことをいつまでも引きずらないで前向きに楽しく過ごす」(40代・神奈川県・子ども2人)
「身体を動かす。ポジティブに生きようと努力する」(40代・東京都・子ども2人)
「昔はつらいことがあると、ただくよくよして泣いてばかりいました。頑張って努力すれば何とかなるので、自分で頑張ろうという気持ちが大切だと思う」(30代・愛知県・子ども1人)