【目次】
・ヒールでの歩き方、変になっていない?
・まずは自分に合うヒールを選ぼう
・いざ実践!ヒールでの美しい歩き方
ヒールでの歩き方、変になっていない?
ヒールを履くと腰の位置が高く見え、脚を長くきれいに見せてくれますが、履きこなすにはテクニックがいるもの。

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自分が歩いている姿を客観的に見る機会は少ないので、正しく歩けているのか自信が持てない人もいるのではないでしょうか?ヒールを履いたとき、変な歩き方に見えてしまう理由を見ていきましょう。
前傾姿勢になってしまう
ヒールが高い靴は、「つま先」に重心が前方にかかりやすい特徴があります。つま先立ちでバランスを取りながら歩く感覚に近く、ヒールを履き慣れていない人や体を支える筋肉が少ない人は、バランスが崩れやすく前傾姿勢になりがちです。
前傾姿勢で前のめりに歩くと骨盤を正常な位置に保ちづらいため、膝や腰が曲がって不格好な歩き方に見えてしまうことも。美しい歩き方をするには、姿勢を乱さないことが重要です。
頭・背中・かかとを壁に付けて真っすぐに立ったとき、壁と腰の間に大きな隙間ができる場合、姿勢の歪みが疑われます。手のひら1枚分程度の隙間なら問題ありませんが、拳がすっぽり入るような大きさの隙間ができる場合、腹筋が弱くなっている可能性があるので、立った時にお腹をへこませて姿勢を保つよう心がけましょう。
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足が痛くて不自然な歩き方に
先が細くなっているデザインのヒールを履くと、つま先が痛むことが少なくありません。それによって痛い部分をかばおうとすることは、不自然な歩き方になってしまう原因の1つ。膝を曲げると重心がかかとの方に移って痛みが緩和されるため、つい膝を曲げてしまうようになるからです。
歩くときに膝が体の前に出て姿勢が崩れると、だらしない印象を与えてしまいます。きれいに歩くためには、足が痛くならないヒールを選択することも大切です。
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まずは自分に合うヒールを選ぼう
ヒールの選び方を間違えると、正しい歩き方ができません。見た目のデザインだけでなく、履き心地を重視することが美しく歩くための第一歩です。自分に合うヒールの選び方を押さえましょう。

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つま先に余裕のあるもの
ヒールを履いたときに足指が圧迫され、つま先を動かしづらいものは選ばないようにしましょう。つま先が窮屈であればあるほど痛みが出やすく、気になって美しい歩き方ができなくなってしまいます。つま先への締め付けが強いと、歩きづらいだけでなく外反母趾や魚の目などのきっかけとなることもあります。圧迫感が少ないものを選びましょう。
また、足の指先の形状は人によって違います。自分の足の形状に合うデザインかどうかも重視しながら選ぶと、つま先に余裕があるヒールを選びやすいです。

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悩ましい靴擦れを防止して楽しく歩きたい!役立つアイテムやピンチ解決法
ストラップが付いたもの
足首にストラップが付いているヒールは、「足と靴の一体感」を高めてくれます。靴の中で足が前に滑ることを防ぎ、歩きやすさをアップしてくれるのです。
歩いているときに足が前に滑るとつま先に力が加わり、足が痛くなったり疲れたりするため歩行が乱れます。ストラップ付きのヒールを選ぶと、楽してきれいに歩く手助けとなるはず。激しく動いても脱げにくいので、段差や階段のある場所を移動する予定があるときにもおすすめです。
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ヒールを足に慣らすことも大切
履き慣れないヒールを履くと、足の痛みや靴擦れなどのトラブルに見舞われることがあります。痛みが出ると正しく歩けないので、ヒールを履く予定がある日に合わせ、予行練習して足に慣らすことがおすすめです。特に、新品のヒールを履く予定がある場合、事前に慣らしておいた方が足になじみやすくなるはず。
足に合わない場合、インソールでサイズを調整してフィット感を高めたり、靴擦れ防止のアイテムを取り入れたりといった対策を取りましょう。
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いざ実践!ヒールでの美しい歩き方
ヒールを履くときにスニーカーやローヒールの靴のときと同じような歩き方をすると、美しく見えません。カジュアルシューズを履くときとは、歩き方を変えることが大事です。美しく歩くコツを紹介します。

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まずは立ち姿勢を整える
正しい姿勢で立たないと歩く姿勢が歪みやすく、姿勢が悪いときれいな歩き方に見えないので、まずは立ち姿から見直すことが大事です。
横から見たとき、「首・肩・腰・かかと」が一直線になるように意識して立ちます。このとき顎を突き出すと猫背になってしまうので、軽く引きます。地面を見ながらうつむいて歩くと、正しい姿勢で歩けません。顔は真っすぐ前に向け、目線を少し上げましょう。
長い間歪んだ姿勢で暮らしている人ほど、間違った姿勢でいる状態が当たり前になってしまっています。常に意識して正しい姿勢を保ちましょう。
膝を伸ばして踏み出す
膝が曲がっていると、不自然な歩き方に見えてしまいます。足が地面に着地するとき、膝が真っすぐに伸びていることがきれいに歩くポイントです。踏み出す足だけでなく軸足も曲げないように意識します。上半身を引き上げるようにイメージすると、膝を伸ばしやすいでしょう。
足を踏み出すときは、つま先がやや外側を向くようにするときれいに見えます。内股で歩くと姿勢が不自然に見えるので、膝の皿が真っすぐ正面を向くように意識します。
つま先とかかとを同時に着地させる
地面に足を付けるとき、つま先とかかとがほぼ同時になるように、「足全体」で着地することがポイントです。
くるぶしの下に重心が来るようにイメージしながら、やや小さめの歩幅で歩きます。大股で歩くとバランスを崩しやすく、バタバタした印象を与えやすくなることも。
歩くとき、カツンカツンと大きな音が出てしまう場合、かかとを擦るように歩いているかもしれません。慣れるまでは、つま先立ちをイメージしながら歩くとコツをつかみやすいはずです。
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