「当事者意識」とは関係者の自覚があること!部下や後輩に持たせる方法をご紹介 | Domani

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2021.07.25

「当事者意識」の正しい意味は? 当事者意識を持つメリットとは

「物事に直接関係している自覚があること」を意味する当事者意識は、ビジネスで欠かせない要素です。ただ、中には当事者意識がないまま業務を進める部下や後輩もいます。その結果、トラブルに発展するケースも少なくありません。そんなビジネス上でのトラブルを回避するためにも、後輩や部下に当事者意識を持たせる方法を紹介します。

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【目次】
 ・「当事者意識」とは
 ・「当事者意識」を持つメリット
 ・「当事者意識」が低い人の特徴6つ
 ・「当事者意識」を持たせる方法6つ
 ・当事者意識を持って仕事に取り組もう!

「当事者意識」とは

当事者意識には、「関係者である自覚があること」という意味があります。また、言い換え表現には「主体性」「責任意識」、英語表現には「sense of ownership」「commitment」があります。それぞれの特徴や使い方を見ていきましょう。

当事者意識

■意味は「関係者である自覚があること」

当事者意識は、文字通り「当事者」と「意識」で構成される言葉で、自分が物事に対して「直接関係している」意識を持って取り組むことをいいます。使い方は、「当事者意識がある(ない)」「当事者意識が高い(低い)」などと使います。

■「当事者意識」の言い換え表現

「当事者意識」の言い換え表現には、「主体性」「責任意識」があります。主体性は、「自分の意思や判断に基づいて責任を持って行動する」という意味です。責任意識は、「物事に直接関係している意識を持っている」ことを表します。

■「当事者意識」の英語表現

「当事者意識」の英語表現には、「sense of ownership」「commitment」があります。日本語の当事者意識と同じ表現は英語にあるわけではありませんが、その中でも近い表現が「sense of ownership」です。

【例文】
・He has a strong of ownership.
(彼には強い当事者意識がある)
・How could we develop employees sense of ownership?
(どうすれば社員の当事者意識を育めるのだろうか)

「commitment」には「責任」「約束」などの意味があります。「sense of ownership」と同様に当事者意識の直接的な意味ではありませんが、「commitment」で表現することが可能です。

【例文】
・Employees have to work with sense of commitment.
(従業員は当事者意識を持って仕事に取り組まなければいけない)

「当事者意識」を持つメリット

当事者意識を持つメリットは、「主体性を持って物事に取り組める」「物事に対して責任感が強くなる」「成長スピードが格段に上がる」があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう

当事者意識

■主体性を持って物事に取り組める

当事者意識を持つことで得られるメリットは、主体性を持って物事に取り組めることです。自発的に行動する能力も身につけられるので、自分の意見も積極的に出せるようになります。

当事者意識を持つ社員は自分に与えられた業務の本質も考えられるので、上司や先輩に指示されなくても自分で考えて仕事を進められます。自分自身で考えて出した答え通りに行動して成果が出ると、仕事のモチベーションアップに繋がるのも大きなメリットだといえるでしょう。

■物事に対して責任感が強くなる

業務を自分のことだと認識して作業するので、物事への責任感が向上します。また、自分が行動したことが失敗やミスに繋がった場合、責任は自分にあると考えられるので任された業務は責任を持って最後までやり通そうとするのです。

このように失敗や成功など先のことを考えられるのは、自分が業務に携わっているという自覚がある証拠です。当事者意識がある人は、「仕事を請け負ったら途中で投げ出さない」「失敗しても周りのせいにしない」と考えることができます。

■成長スピードが格段に上がる

物事に対して直接関係している自覚があるので、成長スピードが上がるのも大きな特徴です。なぜなら、当事者意識が高まると任された仕事は自分事と捉えるので、成功すれば自分の誇りになったり仕事の目標になったりします。

ただ単に上司や先輩から言われたことを淡々とこなすのではなく、自分もチームの一員だと認識できます。その結果、向上心や仕事への意欲が高くなるのです。ここで成功体験を積めれば、自信に繋がったりチャレンジ精神が育まれたりします。

「当事者意識」が低い人の特徴6つ

当事者意識が低い人の特徴には、「人にすぐに頼ろうとする」「自分には関係ないと考えている」「仕事で失敗すると言い訳をする」「成功しないと思ったら諦める」「自信がなく自己肯定感が低い」「周りの評価を気にし過ぎている」があります。部下や後輩に該当する項目があるかチェックしてみましょう。

当事者意識

1. 人にすぐに頼ろうとする

自分ができないと感じるとすぐに人に頼ろうとするのは、当事者意識が低い証拠です。なぜなら、「自分に任された仕事だ」という認識がないので自分で解決しようと思わないのです。ビジネスでは、いつもうまく行くことばかりではありません。何か問題が起きそうなときは、人に任せて責任逃れをしようとするのです。

2. 自分には関係ないと考えている

主体性がなく指示された業務もどこか他人事と捉えている人は、当事者意識はありません。任された仕事も「上司や先輩に言われてやっているだけ」と考えるので何でも他人事と考えるところがあります。人によっては、「自分には関係ない」が口癖になっていることも少なくありません。

3. 仕事で失敗すると言い訳をする

仕事で失敗するなど何かトラブルが起きたとき、言い訳ばかり並べる人も当事者意識が低い傾向があります。なぜなら当事者意識が低い人は、仕事の責任を負いたくないと考えているからです。また、面倒なことに巻き込まれたくないと思い、言い訳をして責任から逃れようとするのです。完全に自分が起こしたミスや失敗も周りのせいにするので、信頼できない人だと思われることもあります。

4. 成功しないと思ったら諦める

当事者意識が低い人は、任された仕事がうまく行かないと感じたらすぐに諦めてしまいます。心のどこかで「うまく行かないと思ったら途中でやめればいいだけ」と考えていることも少なくありません。最初から仕事を最後までやり切ろうとする気持ちがないので、常に逃げ道を考えていることも多いです。プライベートでも物事が長続きしない特徴があります。

5. 自信がなく自己肯定感が低い

自己肯定感が低いことも当事者意識が低い人の特徴です。なぜなら、仕事に対して自分がやり通せる自信がないので積極的に業務に取り組もうとしないからです。また、自分に自信がないため失敗しそうにない仕事ばかり選ぶ傾向があります。自信に繋がるような成功体験も積めないので、自己肯定感が低いところから抜け出せなくなるのです。

6. 周りの評価を気にし過ぎている

職場などで人の目を気にし過ぎる場合、当事者意識が低い可能性が高いです。他人の評価を気にする人は「絶対に失敗したくない」気持ちが強いので、積極的な行動を自ら起こしません。逆に他人の意見や行動に合わせて業務を進めることになるため、仕事に面白みを感じられない人も多くいます。

「当事者意識」を持たせる方法6つ

「当事者意識」を持たせる方法には、「仕事の内容を具体的に説明する」「あえて責任のある仕事を任せる」「社員の考えを聞く時間を設ける」「失敗による結果をイメージさせる」「成功したら褒めることを忘れない」「最後までやり遂げるよう仕向ける」があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

当事者意識

1. 仕事の内容を具体的に説明する

当事者意識が低い部下や後輩に仕事を指示するときは、なるべく具体的に説明しましょう。なぜなら仕事の本質的な部分を理解していないと、業務の目的が分からず他人事と捉えてしまいがちだからです。仕事への理解を深めるためにも、具体的に指示を出すように心がけましょう。

2. あえて責任のある仕事を任せる

思い切って責任のあるポジションや業務を任せてみましょう。仕事にやりがいを感じないとやる気が下がり、指示された業務だけに取り組むようになります。責任のある仕事を通してプロ意識が芽生えるかもしれません。ただ、あまり責任が重い業務だと途中で投げ出す可能性もあるため、段階的に任せるのがおすすめです。

3. 社員の考えを聞く時間を設ける

当事者意識を持たせたいなら、部下や後輩の意見を吸い上げる時間を設けましょう。自分の意見が言える場があることで、自分も業務に参加していることを身をもって実感できます。また自分が発言した意見が取り入れられる機会があれば、仕事へのモチベーションも上がるはずです。主体性を持って仕事に取り組むようになるでしょう。

4. 失敗による結果をイメージさせる

仕事に対して楽観的に考えている部下や後輩には、失敗したときの悪い想像ができていないことが考えられます。悪い想像を持って業務に取り組まないので、責任感も養えません。過度に怯えさせるのは良くありませんが、少し煽って危機感を持たせてみるのがおすすめです。「このままだと期限に間に合わないかも……」など具体的な結果を想像させましょう。

5. 成功したら褒めることを忘れない

無事に業務が進んだら、部下や後輩をしっかり褒めてあげましょう。なぜなら、叱るよりも褒めるほうが当事者意識を持たせられるからです。また部下や後輩は褒められることで、達成感を感じるだけでなく自信を持つことにも繋がります。次のパフォーマンス向上にも繋げられるので、積極的に褒めて後輩や部下の当事者意識を高めましょう。

6. 最後までやり遂げるよう仕向ける

当事者意識を持たせるためには、仕事を最後までやり遂げられるように仕向けましょう。当事者意識が低い人は、「途中で投げ出しても構わない」と思っている節があります。一度投げ出すと癖になるため、負のループになってしまいます。後輩や部下の仕事状況を把握して進行が滞っているようなら、サッと手を差し伸べてあげましょう。

当事者意識を持って仕事に取り組もう!

「関係者である自覚があること」という意味の当事者意識。ビジネスの場面では、当事者意識を持って業務に取り込むことが大切です。ただし、当事者意識を持たずに業務に取り組む後輩や部下も少なくありません。そんなときは、仕事内容を具体的に説明したり責任のある業務を任せたりして当事者意識を高めましょう!

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