結婚相手選びに失敗しないための重要ポイントとは?
前回のお話▶︎奥さんと夫婦円満でいるために、外で「フラート活動」を推奨!
前回紹介したように、家庭外での「フラート活動」という浮気はちょこちょこあるものの、賢治さんの再婚後の夫婦関係は極めて良好。
再婚したら絶対に子供が欲しいと思っていた賢治さんですが、実は賢治さん側が妊娠をさせづらい体質だということがわかり、体外受精で先日、娘を授かったばかり。
賢治さん:妊活で子供をすぐに授かり、結婚生活はすべて順調です。再婚活で吟味して選んだ奥さんなので、結婚してからもストレスはゼロ。
さかい:お子さんが生まれてからはどんな変化がありましたか?
賢治さん:子供中心の生活になるから夫婦水入らずで外食、なんてことはもちろんできなくなりました。
出産前は「夫婦優先の家族でいよう」と言っていたものの、実際に生まれると奥さんはやはり娘を優先。「そこは男と違うところですね」と賢治さん。
賢治さんも娘を溺愛し、生後30日後から、お風呂と夜のおむつ替え、ミルクを担当。けれど、イクメンぶると奥さんが不機嫌になるため、「自分もやっている」感は出さないように気をつけているそう。
奥さんの妊娠中から育児や出産後の女性のホルモンの変化などについてかなり熱心に学び、現在は浮気も一時停止して子育てに奮闘中。そんな賢治さんは、今のところ「再婚成功組」と言えそうです。
では、結婚に一度失敗した(うまくいかなかった、という表現のほうがより適切かもしれません)賢治さんが考える、「結婚」とは?
賢治さん:ありのままの自分を受け入れてくれる相手であり、場所である、ということでしょうか。
さかい:これから結婚する人に向けてのアドバイスはありますか?
賢治さん:できればお互いに、経済的に自立しておいたほうがいいと思います。もし相手に対して嫌なことがあったとき、経済的な問題で離婚できない人もたくさんいます。だけど本当に嫌になったとき、子供やお金を言い訳にしないというのは、自分の人生のハンドルを握るためにも重要なこと。
最初の結婚では、違和感を覚えながらも年齢とプライドを気にして、それに目をつぶって結婚してしまった彼。二度目の結婚がうまくいっているのは、主体性を持って、自分が本当に居心地のいい家庭を作るために必要な条件に妥協しなかったからですよね。
バツイチの私も、もし再婚することがあるならば、このポイントは忘れずに押さえておこう、と強く心に決めたのでありました。
インタビュー・文
さかい もゆる
出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。