【目次】
・「ママバッグ」とは?
・ママバッグの「選び方」
・おしゃれで機能的なママバッグ【トートバッグ】
・使いやすくて人気のママバッグ【リュック】
・シーンに合わせて使えるママバッグ【2WAY】
「ママバッグ」とは?
子どもとお出かけするときに使うバッグ
ママバッグとは一般的に、機能性と大容量を兼ね備えた、子どもを連れてお出かけするときに使うバッグのことをいいます。マザーズバッグとも呼ばれているようです。
ママバッグの中身は子どもの年齢によって変化する
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ママバッグに入れて持ち運ぶアイテムの種類や量は、子どもの年齢によって変化します。とくに、1歳未満の子どもの場合は成長が早く、たった1ヶ月の違いでも持ち物が変化することが。
・生後0〜3ヶ月頃
生まれたばかりの赤ちゃんは、健診や予防接種などで外出する機会が多いため、母子手帳や保険証などの大事なものは、まとめて収納しておくと取り出しやすくなります。
おむつ替えに必要なセット一式や消毒で使う「除菌シート」「清浄綿」もあると、外出中赤ちゃんに触れるものを清潔に保つことができます。
また、数枚の「ガーゼハンカチ」を用意しておくと、赤ちゃんのよだれや汗などを拭くときに便利。もしミルク用のお湯や哺乳ビン、母乳をあげる場合は「授乳ケープ」も持参すると周囲を気にせずに済みます。
・生後4〜6ヶ月頃
生後4ヶ月を過ぎる頃には、赤ちゃんの生活リズムが整い始める時期でもあるので、持参した方がよい物とそうではない物がわかってくるかもしれません。
外出している時間の長さでも変わりますが、おむつの量は3〜6枚あれば十分です。離乳食やおやつを与えているのなら、出かける時間帯によって「食事用のグッズ」が必要になる場合もあります。エプロン、スプーン、シリコン製のビブなど、食事に必要なグッズをひとまとめにしておくとよいでしょう。赤ちゃんに飲み物を飲ませるために、持ち手付きのストローマグを持参する人もいるようです。
・生後7〜12ヶ月頃
生後7ヶ月を過ぎると赤ちゃん自身も大きくなるため、より軽量でたくさん収納できるママバッグが必要になります。離乳食のセットやおむつ替えのセットも必要に応じて調整できるように。
成長するにつれ行動量が増え、動き回ったり泣いたりしてしまうことも珍しくはありません。赤ちゃんのご機嫌をとるための「おもちゃ」「絵本」「おやつ」などを備えた方がよい日も多くなってきます。
また、ベビーチェアーに座れる子どももいるかもしれません。外出時に使用できる「チェアーベルト」があると椅子からずり落ちるのを防ぐことができます。
ママバッグの「選び方」
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1. 荷物の量に合うサイズを選ぶ
ママバッグは、持ち運びたいものがすべて入る容量を選びましょう。子どもとお出かけの際は、哺乳ビンやおむつ、おやつ、おもちゃ、ウェットティッシュなど、さまざまなものが必要になります。もちろん子どものものだけではなく、ママが使うアイテムも入れなければならないので、外出時間が長くなるほど荷物は増えてしまいます。
屋外で過ごす場合は虫除けが必要になり、水遊びの場合には着替えやタオルも必要に。出かける時間や場所によって荷物の量が変動することを考えて選ぶことがポイントです。
2. 軽量でお手入れしやすい素材を選ぶ
重量のあるママバッグを選んでしまうと、そこに荷物の重さがプラスされるので、体への負担が増してしまいます。毎日のように使用する場合は、軽量なものを選ぶようにしましょう。
ポリエステルのように軽量で丈夫な素材は日常使いにおすすめです。また、お手入れがしやすい素材であることも重要で、丸洗いできる素材だと汚れや臭いを気にすることなく長く使うことができます。丸洗いができなくても、防汚素材や抗菌素材が使われているタイプのものもあるので、チェックしてみましょう。
3. パパと兼用できるデザインで選ぶ
夫婦兼用でママバッグを使う場合は、ユニセックスなデザインのものを選びましょう。男性が背負っても違和感のない、シンプルなカラーやデザインのものがおすすめです。ブラック、ネイビー、カーキ、ベージュなどのベーシックカラーであれば、夫婦兼用で使うことができます。
また、夫婦の体格差を考えてバッグの大きさを決めることも重要。ショルダーベルトの長さを調節できるものなら、体格差があっても無理なく使うことができます。
4. 機能面で選ぶ
・ポケットが多いと収納しやすい
ママバッグにはさまざまなものを入れるので、収納する箇所が多い方が持ち物を整理しやすくなります。使いやすいものを選ぶポイントとしては、内側のポケットや仕切りの数、ポケットの大きさや付いている位置もチェックすること。背面にもポケットがあると、リュックを背負ったまま出し入れできるので便利です。
・2WAYタイプならより便利
2WAYで使用できるタイプのものを選ぶと、赤ちゃんの成長や使用シーンに合わせた使い方が可能になります。トートバッグやショルダーバッグは、ベビーカーに掛けて使いたいときに便利で、リュックは子どもが歩けるようになり行動量が増えてきたときに便利。子どもの成長に合わせて形状を変えられるのが2WAYの魅力です。
・撥水加工なら雨の日も安心
雨の日でも出かけなければいけないときもありますよね。また、急な天気の変化で荷物が濡れてしまうことも心配です。
撥水加工されているママバッグなら多少の雨なら焦らずに済み、傘からリュックがはみ出て濡れてしまうことがあっても、水分が浸透しにくくお手入れも簡単にできます。また、水分だけではなく汚れが染み込むのも防ぐことができるので、きれいな状態をキープしやすくなります。
防水加工はメーカーや商品によっても変わるので、できるだけ防水性能が高いものを選びましょう。
おしゃれで機能的なママバッグ【トートバッグ】
【1】【世代問わずに人気のブランド】ロンシャン|ル プリアージュ
(左)
フレンチシックなデザインが世代問わず人気のトートバッグ。ナイロン製のため、多少の汚れなら水拭きで落とすことができ、ママバッグとしてもピッタリです。
【2】【軽くて汚れに強い】AJUGA.|マザーズトート
サイズ:高さ38cm×横幅48cm×奥行12cm
容量:15L
素材:ナイロン・ポリエステル・合成皮革
入荷されるとたんに売り切れてしまうという人気のママバッグ。フックがないベビーカーにも掛けられる便利なフック型ループ付きで、バッグの内側には保冷ドリンクホルダーも付属。また、サイドの2つのポケットには、撥水・油汚れに強いテフロン加工が施してあるため、お手入れしやすいのも嬉しい。
【3】【通勤や小旅行にも使える】KEYUCA|N内外撥水トート 抗菌ポーチ付
サイズ:高さ33cm×約幅53cm×奥行き16cm
容量:14L
耐荷重:10Kgまで
シンプルな作りで、通勤や小旅行などにも使えるトートバッグ。机や椅子に置いたまま使えるよう、カバンが自立する設計になっている。また、開口部が広いので中が見やすく、ものが取り出しやすい。計7つのポケットが搭載され、バッグの中の整理が簡単にできるのも使いやすいポイント。デザイン・機能性・お手頃な価格など、すべてを満たすママバッグが欲しいという人におすすめ。
【4】【ロングセラーの日本限定アイテム】L.L.Bean|カタディン・バンダナ・トート
サイズ:高さ27cm×横幅24cm×奥行13cm
容量:16L
L.L.Bean日本限定販売のトートバッグ。コットン100%の米国製キャンバス地に、ヴィンテージなプリントとオリジナルのバンダナが付いたスペシャルバージョン。重い荷物でもしっかりサポートしてくれる丈夫な作りになっている。レアなデザインで差をつけたいという人におすすめ。
使いやすくて人気のママバッグ【リュック】
【1】【抱っこをしたままリュックが下ろせる!】KEYUCA|N内外撥水リュック 抗菌ポーチ付
サイズ:高さ34cm×約幅37cm×奥行き16cm
容量:17L
耐荷重:10kg
13インチまでのPCを入れられるクッション付きのポケットがあり、机や椅子に置いた際にバッグが自立できる仕様になっている、通勤での使用も考慮したリュックタイプのママバッグ。外生地だけでなく、内生地全体にも撥水加工されているため、子どもの濡れた衣服などを入れる際も安心。最大のポイントはリュックのみを下ろすことができるよう、ショルダー部分にロック機能があるバックルが付いていること。抱っこ紐の下にリュックを背負っているというとき、気軽に下ろせない問題を解決することができる。合計で7つのポケットとホルダーも搭載。
【2】【2層式で中身を分けられる!】AJUGA.|デイパック
サイズ:高さ44cm×横幅34cm×奥行14cm
容量:15L
素材:ナイロン、ポリエステル
「パパも育児に参加できるように」という想いを込めてシンプルなデザインで作られた、ユニセックスで使用できるリュック。安心のファスナーロックを装備しているので、海外旅行にはもちろん、子どものいたずら防止にも役立つ。一番のポイントは中の二重構造。子どもの荷物とママの荷物を上下で分けて入れることが可能。また肩紐が外せる着脱ベルト式なので、抱っこ紐をつけていてもリュックを下ろすことができる。まさにかゆい所に手が届く理想のママバッグ。
【3】【マザーズバッグとしても優秀!】無印良品|肩の負担を軽くする 撥水 リュックサック
(左)
サイズ:高さ43cm×横幅32cm×奥行14cm
容量:19L
耐荷重:約20kg
特許を取得したショルダーパッドにより、肩の負担を軽減。PC収納ポケットや仕切りポケット、背面やサイドなど、合計で5つのポケットが付いている。また、キャリーバーに取り付けられるベルトも付属されているので、旅行でも使用できるのが便利なポイント。
「無印良品のバックパックは今の時期だけ使用するには価格的に丁度よく、中に仕分けのポケットがいくつかついていたり、ボディが撥水加工されていたり、肩が負担にならない設計になっているなど機能性も十分。あまりに便利なのでレジャー以外に保育園の荷物が多い月曜と金曜はこれで通勤もするようになりました」(Domanit 山内梓さん)
【4】【男女兼用で使える!】ユニクロ|バックパック
サイズ:高さ39cm×横幅32cm×奥行15cm
容量:20L
シンプルな作りとカラーで、男女兼用で使用できるリュック。雨でも安心の撥水加工や、軽量ながらも20Lと大容量なのも嬉しい。また、サイドや背面ポケットがあり、ママバッグとしての機能も充分。
シーンに合わせて使えるママバッグ【2WAY】
【1】【ショルダーにもできる3WAY】ROOTOTE|マミールー ミアレ 2way3way
サイズ:高さ35cm×横幅(上部44cm・底部33cm)×奥行17cm
トートバッグ専門のブランドが手がけた、トート、リュック、ショルダーと3WAYで使用できるママバッグ。ポケットは合計11個あり、全面部のポケットには消臭抗菌加工されていて、臭いが気になる使用後のおむつを入れる際にも活躍してくれる。また、撥水加工の生地を使用しているので、水分や汚れを弾き、お手入れが楽にできるのも嬉しい。裏地にあえて明るい色を使用することで、中身を見えやすくしているところにも工夫が。ショルダーベルトは着脱式になっているので、赤ちゃんを抱っこしたままリュックを下ろすことができ、寝ている赤ちゃんを起こしたくないときにも便利。
【2】【幅広のハンドルでハンドバッグとしても使える】e.x.p.japon|LUXURIOUSマザーズリュック
サイズ:高さ約40cm×横幅約28cm×奥行18cm
容量:約19L
手持ち部分のハンドルが幅広で使いやすく、ハンドバッグとしても使用できるリュックタイプのママバッグ。Wファスナー採用でどちらからでも開けられるデザインになっている。メインの収納スペースは3層で荷物が整理しやすく、14個ものポケットが付いているため細かい物も収納可能。背面には通気性に優れたメッシュ素材を採用。お出かけ中の不快感を軽減してくれる。
【3】【ふんわり軽い!】ファムベリー|マザーズリュック
サイズ:高さ約40cm×横幅約28xm×奥行12cm
重量:550g
約550gと軽量で、普段使いや旅行、通勤にも使えるママバッグ。リュックの上部にバックルで固定できるリフトポケットがあり、使用したい物がバッグの中で行方不明にならずすぐに取り出すことが可能。また、リュック内部には哺乳ビンを入れられるボトルホルダーが付いている。面ファスナーのフックには鍵などを固定可能。カラーはグレーとブラックの2種類。
【4】【丸洗いOKの2WAYリュック】HARVEST HILLS|2WAYリュック
サイズ:高さ41〜32cm×横幅55〜28cm×奥行16cm
光沢とハリのある上質なポリエステル素材使用の2WAYマザーズリュック。トートバッグとリュックの両方で使うことができ、防水加工も施されている。トートバッグ用の持ち手は長さがあるので肩掛けしやすく、ハンドルカバーが付いていて肩からのズレ落ちを防いでくれる。背面ポケットのファスナーは左右どちらからでも使えるように配置されていて、リュックをおろさなくても開け閉め可能。汚れたら洗濯ネットに入れて丸洗いできるのも嬉しいポイント。