【目次】
・「クエン酸リンス」とは？
・クエン酸リンスの効果って？
・クエン酸リンスの作り方
・クエン酸リンスの使い方
「クエン酸リンス」とは？
クエン酸は「美髪成分」と呼ばれている
クエン酸は一般的に「美髪成分」と呼ばれているよう。
水回りの掃除や疲労回復成分としても注目されているクエン酸ですが、ヘアケアにも活用できる万能成分だといわれています。
シャンプーやリンスに含まれているアイテムも多く、さらには自宅で「クエン酸リンス」を作り、リンスの代わりとして活用している人もいるのだとか。
コストが安く体にも優しいことから、ヘアケアとして人気があるようです。
クエン酸リンスの効果って？
ダメージを補修する
クエン酸には髪のダメージを補修する効果が期待されているそう。使い続けることで髪本来の美しさを引き出してくれるといわれています。
他にもクエン酸は、肌のうるおいを守る効果もあるのだとか。そのため、頭皮の乾燥が気になる人にもおすすめされているようです。
キューティクルを引き締める
多くのシャンプーに含まれる「アルカリ性成分」。このアルカリ性は洗浄力が強く、髪のキューティクルを壊しやすいといわれているよう。
しかし、クエン酸リンスをシャンプー後に使用することでアルカリ性が中和され、本来の弱酸性を取り戻せるのだとか。結果的に髪が健康な状態を維持でき、キューティクルが引き締まってツヤがもたらされるのだそうです。
きしみやゴワつきをなくす
（C）Shutterstock.com
クエン酸リンスは、髪のきしみやゴワつきを防いでくれるといわれています。
そのため、使用後髪がきしみやすい「石鹸系シャンプー」を使ったあとの仕上げに使うのがいいようです。
普段から髪のきしみやゴワつきが気になる方はもちろん、環境に優しくし洗浄力が高い石鹸系シャンプーを日常的に使用している人は、ぜひクエン酸リンスを試してみてはいかがでしょうか。
ヘアカラーやパーマ後のヘアケアにピッタリ
クエン酸は、「ヘマチン」「ジメチコン」「加水分解ケラチン」などと同じように、ヘアカラーやパーマ後のヘアケアにも推奨されている成分です。
そのため、こういった施術で髪にダメージを負った後は、普段のヘアケアにプラスして、クエン酸リンスで髪をいたわってあげてもいいかもしれません。
クエン酸リンスの作り方
水とクエン酸を混ぜるだけ
一般的に知られているクエン酸リンスの作り方は以下。
【材料】
粉末状のクエン酸…大さじ3程度
水…500mlほど
【作り方】
1. 材料をペットボトルなどの容器に全て入れる。
2. ふたを閉めてよく振り、しっかり混ぜる。
クエン酸が残らないよう、しっかりと溶かすのがポイントです。
保湿力をアップさせるときは「グリセリン」を加える
保湿力をアップさせたい場合は、「グリセリン」が便利。
グリセリン大さじ1〜2程度を、作ったクエン酸リンスに混ぜてみましょう。
アロマオイルを垂らしてもOK
香りがほしいという人は、アロマを使って香りづけするのもおすすめです。
おすすめは以下のアロマオイル。
・ラベンダー
・ティーツリー
・ユーカリ
・ベルガモット
・ローズマリー
・サダルウッド
など。
これらのアロマオイルを、作ったクエン酸リンスに数滴加えてみましょう。
クエン酸リンスの使い方
お湯で薄めて使う
クエン酸リンスはお湯で薄めて使用するのが一般的です。
推奨されている手順は以下。
1. 洗面器に半分ほどお湯を張る。
2. 1にクエン酸リンスを大さじ2〜3杯ほど加える。
3. 2をしっかり混ぜる
4. 髪を3に浸す。
5. 髪をお湯でしっかりすすぐ。
髪全体にクエン酸リンスを行き渡らせたら、しっかりとすすぎを行いましょう。長時間置く必要はありません。
異常が見られる場合はすぐに中止を
クエン酸リンスは基本的に、すぐに効果を感じられるものではないといわれています。
効果を実感するまでは時間がかかるそうで、一度でその効果がわからなくてもしばらく続けてみることが大切だとされています。
ただし、髪質や体質等、クエン酸が合わず異常が見られた場合は無理に継続するのは×。すぐに使用を中止しましょう。
