寝転んだままでエネルギーが爆燃! 脚のプロペラ運動×リズム呼吸法
増えた体重を落とすためには、ランニングやハードな筋トレでエネルギー消費量を増やすというイメージですよね? けれど、骨盤矯正パーソナルトレーナー Naokoさんの独自メソッドでは、自宅で寝転んだままエネルギーをどんどん消費できる方法があるんです! それが「脚のプロペラ運動」と「リズム呼吸法」で、2つを行うことでスピーディに体重を落とせます。
エネルギーを燃やしながら骨盤のゆがみも整う「脚のプロペラ運動」
開脚した脚をプロペラのように動かす運動は、内ももの筋肉という大きな筋肉が動くことでエネルギー消費量がアップします。脚を大きく動かすことで硬くなりがちな股関節まわりがほぐれて骨盤のゆがみ調整もできます。すると、骨盤のやせコア(深層にあるインナーマッスル)が刺激され、筋肉がバランスよく使えるようになってやせやすくなります。
STEP1. 仰向けで脚を大きく開いて上げる
床に仰向けになって寝転び、両脚を大きく開いて真上に上げます。肩や背中、腰は床にぴったりつけます。ひじを90度で曲げ、手を頭のほうへ向けます。
STEP2. 上げた脚をプロペラのようにゆっくり回転させる
おなかの奥からゆっくり息を吐きながら左右の脚を大きく円を描くように回転させます。内ももの筋肉を使い、股関節からしっかりまわします。脚をまわすとき、腰が床から浮かないように注意。深呼吸を続けながら1分間で2〜3回転するスピードでゆっくりと行います。
内臓脂肪を燃焼する「リズム呼吸法」
Naokoさんのメソッドでは、呼吸法も大切にしています。息を吸って吐くときには、胸とおなかの間にある横隔膜が上下していて、上下がしっかり動くとインナーマッスルを刺激できるのでやせやすくなります。リズム呼吸法は、横隔膜をしっかり動かす呼吸をリズミカルに行うことで内臓脂肪の燃焼スピードを上げます。腸の刺激にもなるのでお通じもよくなります。
STEP. 【息を鼻から吸い、口から吐くときにお腹を凹ませる】を早いスピードで繰り返す
床に仰向けに寝転び、両手は横に置いてひじを曲げて手を上に向けます。息を鼻から吸い込み、口をすぼめた状態で息を吐きおなかを一気に凹ませます。次に吸うときは、おなか元の位置に戻します。吸って吐くをフッフッフッとできるだけ早く行い、おなかの上下も早く行います。肩が上がったり、お尻が浮かないように注意しましょう。呼吸10回を1セットとし、3〜10セット行います。
脚のプロペラ運動とリズム呼吸法はどちらを先に行っても問題ありません。無理のない範囲であれば1日何回でも、毎日でも行ってOKです。続けることで体重を早く落とすことができます。
撮影/古家佑実(SORANE) ヘア&メイク/佐伯エミー 構成/片山幸代
骨盤矯正パーソナルトレーナー
Naokoさん
整体トレーニングサロン「NaokoBodyworks」代表。20代の頃より、肥満をはじめ、肩こり、腰痛など多くの不調に悩まされ、ボディメンテナンスの分野に興味を持つようになる。出産後、体づくりを本格的に勉強し、ヨガ、ピラティス、解剖学、整体、エステ手技などを学び、独自のメソッドを開発。自身も14kgの減量に成功し、不調知らずの体を手に入れる。現在は、12,000人以上の女性たちにボディメイクやメンタルケアを行うほか、メディアでもエクササイズを発信。近著に「下半身ぽっこり解消ダイエット」(宝島社)、「体が硬くでもラクにできる! 1分おしり筋をのばすだけで劇的くびれ・美脚!-動画サービス付き」(学研プラス)がある。https://s-d-m.jp/talents/nakamura-naoko/