部屋が狭い。平米数は広げられない!そんな時どうする?
一軒家であれば、増築、建て替えなど選択肢は多いけれど、マンションとなるとなかなかそうはいきませんよね。限られたスペースをどう快適にするか。私が一番こだわったのは、「(実際には同じスペースでも)視覚的に広く見せること」。
具体例を上げるなら?
1:スペースに対して家具や物をたくさん置かない。
2:家具を置く場合、背の高いものは圧迫感があるので、腰位置よりも低い家具を選ぶ。
3:壁紙は膨張色の白にする。
以上3点が一般的ですが、これらはすでに実践しているので、今回は「カーテンレールの場所を上げる」プチリフォームを行いました。
なぜ、カーテンレールの場所なのか。
ついつい後回しにしてしまいがちですが、実はカーテンって、部屋の中でかなり大きい面積を占めているんです。つまり、それだけ重要だということ。例えば、海外のお宅が広く、素敵に見える理由のひとつは天井やカーテンレールの位置が高いから。
とはいえ、実際にマンション住まいで天井の高さや窓枠は変えられない。じゃあ、どうすればいいか。答えはひとつ。「カーテンレールの設置位置を上げて空間を広く見せる」こと!
BEFORE
特に我が家の場合は、ベランダに面した窓がかなり大きいため、カーテンの存在が肝に。もともとは窓枠に沿ったカーテンレールがついていました。
リフォーム過程
既存のカーテンボックスをすべて取り除き、下地をつけて補強していきます。10年以上前に設置したエアコンは古くなり水漏れするため、これを機に撤去することに。
AFTER
天井ギリギリまでカーテンレールの場所を上げるとどうでしょう?実際に窓を大きくしたわけじゃないのに、ぐんとスペースが広がったように見えませんか。これが視覚マジック!
カーテンも新調
コットンをブレンドした自然素材風のミラーレスカーテン(アイボリー)はカーテン専門店の〝INN’S本店〟、リネンのカーテン(グレー)は〝友安製作所〟さんでそれぞれオーダーしたもの。
このご時世ですので店舗をあれこれまわることができず、ネットでポチッ。一週間ほどで到着とスムーズ。既製品を購入するよりお高くはなりますが、ジャストサイズに仕上げてくれるので、結果的にはお得でした。
新生活がスタートする時期。ご自宅をプチリフォームして、より心地よい空間にしてみてはいかがでしょうか。限られたスペースを広く見せるなら、カーテンレールの位置を変えるのも手ですよ。
エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題
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