サイン入りチェキプレゼントも！／声優・小林千晃さんスペシャルインタビュー【後編】

Netflixシリーズ『スプリガン』の主役を務める声優・小林千晃さんにインタビュー

仕事に家事に育児に、毎日頑張っている女性のみなさんに、日々の疲れを忘れるようなご褒美を…！ そんな想いでスタートした、WEB Domaniによる大人の男性声優へのインタビュー連載『女は耳から恋をする』。今回のゲストはわずかデビュー５年にして次々とアニメ作品の主役を射止め、今、声優界のホープとして注目される小林千晃（こばやし・ちあき）さん。6月18日に全世界同時配信されたばかりのNetflixシリーズ『スプリガン』に主役の御神苗 優(おみなえ・ゆう)として出演しています。

全６話が同時配信された『スプリガン』。インタビュー前編に続き、後編でも『スプリガン』についての小林千晃さんのインタビューをお届けします。すでに視聴済みの方も、これから視聴する方も、もっと本作が観たくなること請け合いです！（※ネタバレ部分がありますので、視聴してから読むことをおすすめします！）

 
▲【前編】に引き続き、本記事でしか見られない撮りおろしポートレートをご堪能ください！

御神苗 優を演じて、印象的なシーンやセリフはありますか？

「オーディションのセリフの中のひとつでもあったんですが、『俺に人殺しをさせてぇのかよ』というセリフですかね。原作を読む前にこのセリフを見て、『こんなシリアスで奥深いセリフを高校生の優が吐くってどんな気持ちなんだろう…』っていうのがすごく印象的でした。そして本番では、この一言のために、どういう葛藤や心残りがあるのかとか、殺したくないけど戦わなくちゃいけないというジレンマとか、そういう、自分と折り合いがついていない感じはどうやったら出せるだろうと、すごく悩んだシーンでもあります」

「第４話では、究極の殺戮機械“狂戦士（バーサーカー）”と戦うんですが、ストーリーを追っていくと、実は章タイトルである『狂戦士』とは、敵そのものではなくて御神苗 優のことも指しているようにもとれるんです。それに気づいたとき、僕の中ですごく彼のバックボーンが広がった気がして。切ないけれど、御神苗を語る上では外せない要因の一つだなと思っています」

アフレコ現場での共演者の皆さんとのエピソードはありますか？

「コロナ前での大人数での収録も現場の雰囲気を共有できるのでもちろん素晴らしいんですが、自分が喋った直後すぐにマイクからどかないといけないとか、順番を見計らいながら同じマイクに入らないといけないとか、演技の他に意識しなくてはいけないことが多いんですね。反面、コロナ禍のアフレコは、少人数で収録する分、一緒に掛け合う人の熱量にたっぷり集中できるんです。第３話『帰らずの森』では、僕が一方的に尊敬している細谷佳正さんと、はじめて密に演技をさせてもらったんですが、とても濃密な時間を過ごさせていただきました」

▲本連載でも取材させていただいたことのある、声優の細谷佳正さん。細谷さんのお話をとても大切そうにしていた小林さんの姿が印象的でした。

細谷さんとはなにかお話しされましたか？

「アフレコ後に、伊瀬茉莉也さん(染井芳乃役)と三人でお話しする機会があって。そこで細谷さんの仕事に対する姿勢や、僕の演技についてのご意見など色々とお話しさせていただきました！ すごく貴重な時間でしたし、あとは演技中も、細谷さんの“抜くところは抜く”、“込めるところは込める”というメリハリのつけかたとか、もらったボールに対しての対応力とか、身近で感じることができて、本当に楽しかったです。第3話はそんな細谷さんと一緒に作り上げた、熱量のこもった演技が伝わるものになっていたらいいなと思います」

▲すっと通った鼻筋が印象的な小林さん。「美肌の秘訣は？」と聞くと、なんにもしてません(笑)との回答でした！

声優として、いちばん大切にしていることはなんですか？

「その作品に愛を持つことです。まずは作品があって、そこから生まれる“役”がないと僕らはお仕事がないわけですから。そのキャラクターを生んでくれた方々が、数ヶ月、なんなら数年かけて作り上げたものを演じさせてもらうので、原作を読み込むことはもちろん、演じる対象への理解を深めるなど、キャラクターとの濃密な接し方は絶対必要だと思います」

今後挑戦してみたいお仕事は？

「元々すごく映画が好きだというのもあるので、アニメ映画や機会があれば実写映画とか、映画作品に携われたらいいなと思います。もちろん声の仕事を大事にしていきたいですけど、もしこの先、実写の方でもという機会があれば、ぜひ挑戦してみたい。その経験が声のパフォーマンスにも色々プラスになると思うので」

▲現場での『ちょっと飛び跳ねてみてください！』というムチャぶりもさらりとこなす小林さん。どんな動きもサマになる勘の良さは、実写での活躍も見てみたい！

では最後に、WEB Domani読者におすすめしたい、最近のハマリモノを教えてください！

「え！なんだろう…(笑) 女性が多いということですよね。僕は、甘い物好きなのですが、中でもフルーツサンドのフルーツが入ってないやつが好きなんです。そう、生クリームサンドが好きなんですよ(笑)。最初はフルーツサンドが好きだったんですけど、食べているうちにこのクリームが美味いんじゃないかと思い始めて。このクリームだけのほうが自分はもっと愛せるのかもしれないという自分への可能性を感じたんです。『生クリーム専門店』があるって聞いて、そこで生クリームサンドとか生クリーム100％のソフトクリームとか、生クリームどら焼きとかを試したらこれがもうほんとうにうまい！ 最近の僕のおすすめスイーツです！」

▲思わず現場スタッフ全員『生クリーム専門店』をググってしまうくらい、PR上手な小林さんでした！

作品や演技にかける熱量そのままに、『生クリーム』への愛も語ってくれた小林さん(笑)。無邪気な笑顔をみると、まだ20代であることに気づかされます。収録から少し時間が経った今、『スプリガン』での自分の演技を聞いて「いやすごく下手で恥ずかしい」と照れ笑っていた小林さんですが、それはここ数年での成長が著しい証でも。もちろん、これからの可能性と伸びしろは無限大。小林さんの今後の活躍に注目です！

サイン入りチェキを1名様にプレゼント！

【応募の方法】
●DomaniのTwitterアカウント（@Domani_magazine）をフォローしてください。
※当選確認の際に必要となります。
●本記事告知ツイートに今回の連載の感想を添えて、リプライ&リツイートしてください。その際、必ず「#Domani」「#スプリガン」「#小林千晃さんサインチェキプレゼント希望」のハッシュタグをつけてください。
●応募の締切：2022年6月30日(木)23:59まで
※厳正な抽選にて当選者を決定します。
※当選のご連絡は、7月上旬を予定しております。この連絡をもって当選者の発表と代えさせていただきます。当選についてはTwitterのDMでご連絡いたしますので、DomaniのアカウントからDMが受け取れる状態にしておいてください。DM送付後、3日以上ご連絡いただけない場合は、自動的に当選キャンセルになりますので、あらかじめご了承ください。
※当落のお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
※いただいた個人情報はプレゼントの抽選、当選者へのご連絡以外には使用しません。
※プレゼントは日本国内の発送のみとなります。

Netflixシリーズ「スプリガン」2022年6月18日（土）全世界独占配信スタート！

スプリガン本予告編

■STAFF
原作：たかしげ宙、皆川亮二「スプリガン」（小学館「少年サンデーコミックス」刊）
監督：小林 寛
副監督：三宅将平
シリーズ構成・脚本：瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督：半田修平
サブキャラクターデザイン・総作画監督：内藤 直
プロダクションデザイン：JNTHED
美術監督：金子雄司
色彩設計：三笠 修・佐々木 梓
CGディレクター：石井規仁
撮影監督：元木洋介・村上展之・鯨井 亮
編集：三嶋章紀
音楽：岩崎太整
音響監督：長崎行男
ミキサー：小原吉男
音響効果：倉橋裕宗・白石唯果
音響制作：ダックスプロダクション
音楽制作：エイベックス・ピクチャーズ
制作：david production
製作：スプリガン Project

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撮影／谷口　巧（Pygmy Company）　スタイリスト／ヨシダミホ　へア＆メイク／紀本静香　構成／旧井菜月、福本絵里香

シャツ［チェック］￥44,000（Maison MIHARA YASUHIRO）　シャツ［ドット］￥10,500・カットソー￥6,900（COS　銀座店〈COS〉） 〝LHME〟のチョーカー￥2,750・リング［左手中指］￥6,050・〝LION HEART〟のバングル￥15,950・リング［右手中指］￥25,300（Sian PR）