幼児期に大切な「聴く力」を身につけるにはエレクトーンが最適
音楽の習い事というと、ピアノを思い浮かべる方が多いと思いますが、幼児期の習い事としてはピアノがベストなのでしょうか?
「ヤマハのレッスンではエレクトーンを使用しています。ピアノだとひとつの音を聴くと、その音色に対応する脳の神経細胞だけが活動しますが、エレクトーンの場合は、さまざまな音色を聴くことになるので、それぞれに対応するたくさんの神経細胞を働かせることができます。(ヤマハ音楽教室紹介動画「一生ものの音楽力」より引用)ですから、幼児期の音楽のレッスンには、エレクトーンがおすすめです。エレクトーンの表現の幅広さが、子どもたちの感性を刺激し、音楽のイメージを膨らませてくれます。エレクトーンで学ぶことは、将来ピアノや他の楽器の演奏にも役立つと考えています」(宮田智種さん 以下同)
エレクトーンの表現の広さによってたくさんの神経細胞が刺激されるんですね。それだけでもなんだか、期待が高まります!
ピアノやエレクトーン以外の習い事として人気の楽器は?
ピアノやエレクトーンを習う子は多いですが、他にもおすすめの楽器はありますか? 「ヤマハでは、小学生からはじめるコースもあり、ギターやドラムが人気です」
バンド感覚でお友達とセッションしたり、かっこよく弾けるようになったらモチベーションも上がりますし、楽しいでしょうね。最近、人気上昇中のドラムは、基本的な奏法はもちろん、「楽譜が無くてもリズムが取れる」「自在にリズムを変えられる」といった、感覚的に音楽を捉える力も育ててくれるそうです。
「できた」という達成感や「楽しい、好き」と感じられることが長続きのコツ
実際に習い事をはじめてみたものの、子供がすぐに飽きてしまうこともありますが、音楽を長く続けるコツはありますか?
「どんな些細なことでも『できた』という達成感が味わえたり、『楽しい、好き』と感じられることが大切だと思います。ヤマハの幼児期のコースは、保護者同伴のグループレッスン。パパ・ママがそばにいる安心感の中で、伸び伸びとレッスンが受けられます。講師や保護者、クラスのお友だちどうしで、そのときどきに子供の『できた』ことに気づき、認め合えることで、楽しさを味わえたり、自己肯定感も育まれていきます。一般的なピアノの個人レッスンと比較して、ヤマハのグループレッスンは、『楽しいから続けられる』と実感されているかたが多いと思います」
保護者自身がレッスンを楽しみにしている態度を見せて!
3〜4歳の子供だと、機嫌に波があり「行きたくない」ということも。休みグセがつかないように、無理につれて行ったり、「お菓子を買ってあげるから」とおやつで釣ることもあると思いますが、もっとよい方法があれば教えてください。
「ヤマハの場合は保護者同伴レッスンなので、保護者が『ヤマハに行って、一緒にレッスン楽しもうよ。今日はどんなお歌を歌うのかな…』などと、保護者自身がレッスンを楽しみにしている態度を見せることもひとつの方法だと思います。また、次のレッスンが自然に楽しみになるように、普段からご家庭でCDやDVD教材をお子さんと一緒に見たりされている方も多いですよ」
「習い事は子供のため」と決めつけず、親自身が楽しむことも大切なようです。