ファインバブルとは「毛穴より小さい泡」のこと。汚れが落ちやすいだけでなく、スキンケア成分の浸透を高める効果も!
ファインバブルとは、目で確認できる泡よりも非常に小さい泡のことで直径が100μm(マイクロメートル)以下の「マイクロバブル」、直径1μm未満の「ナノバブル」があります。これらを活用したシャワーヘッドをCMやメディアで見かけた人もいるのではないでしょうか?
一般的に毛穴の直径は80〜200μmといわれていますが、ファインバブルはそれよりも小さいので毛穴の奥まで入り込むことができます。さらに、ファインバブル自体に油性汚れなどを吸着する効果があるので毛穴に入り込んだ汚れを落とせますし、肌や頭皮の表面についた皮脂汚れなども水と泡の力で吸着オフできる、というわけです。それゆえファインバブルは主に「落とすアイテム」に活用されています。
ファインバブルを使えばシャンプーやクレンジング、ボディソープは不要?
ファインバブルのシャワーヘッドを使えば皮脂などの汚れだけでなくメイクも落とせます。ただし、メイクの場合はミネラルメイクや薄いメイクのみに有効で、ウォータープルーフのマスカラやアイライナー、落ちにくいリップでメイクした日はクレンジングを使うのがおすすめです。また、髪の場合もスタイリング剤などを使っていない日の汚れはオフできますが、スタイリング剤を使った日はシャンプーを使うようにしましょう。
こんな使い方も!
40代になって肌が乾燥しやすくなると「メイクをしっかり落としたいけど、強いクレンジングを使うのは不安」と思いますよね。そんな時こそファインバブルのシャワーヘッドを使うと、マイルドな洗浄力のクレンジングでもすっきりメイクオフできます。また、冬は髪やボディの乾燥も気になるシーズン。ファインバブルだけの湯洗いで汚れをある程度落とすことができるので、後に使うシャンプーやボディソープの量を減らせますし、1週間のうちで「ファイバブルだけで洗う日」と「シャンプーやボディソープを使う日」を分ける手も。時短にもなっておすすめです。
落とす以外の効果はあるの?
ファインバブルは非常に小さい泡で、角層にも浸透されやすいといわれています。シャワーを浴びるとその水分が肌奥まで浸透するので湯上がりの肌や髪はしっとり潤いますし、ファインバブル搭載のスキンケアなら美容成分などがしっかり浸透するので効果を実感しやすくなります。
40代が使いたい! 最新アイテム3選
温かい霧ミストに進化! 気持ちよさと洗い上がりにハマる人が続出
▲マイトレックス ヒホウファインバブル プラス ¥23,980
微細なミストが出るシャワーヘッドは湯温が下がりやすいという難点を克服。温かくて柔らかなミストシャワーが全身を包み込み、汚れをオフします。さらにマイクロバブル数が今までの2倍の5億3000万個になり、汚れ落ちのよさもアップしています。
ファインバブル×炭酸の濃密泡洗顔料でしっとり潤ったハリ肌へ
▲リファ リファスパフォームウォッシュ 340g ¥6,380
ファインバブルと炭酸ガスを融合した炭酸ファインバブルで、保湿成分や肌を引き締める成分、エイジングケア成分を配合。プッシュするだけできめ細かな濃密泡が出る、という手軽さも忙しい40代にとっては好都合です。
振るたびにファインバブルが発生するエイジングケアローション
▲マキアレイベル マイクロバブルローション 100mL ¥4,750
ファインバブルが発生する攪拌ボールが入った化粧水。乾燥してスキンケアの浸透が悪くなりがちな秋冬の肌にもスーッとなじみ、保湿できるのはもちろんのことみなぎるハリ肌へと導きます。アルコールやパラベンなどが無添加で肌に敏感になりがちな肌にもやさしい設計です。
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/黒石あみ 構成/片山幸代
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