元タカラジェンヌのバッグの中身を拝見！【宝塚歌劇団OGリレー連載／飛龍つかささんvol.3】

明るいポジティブオーラで周りに笑顔をもたらす、宝塚歌劇団元花組男役の飛龍つかささん。バッグの中身も飛龍さんらしさ満点でした！

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宝塚歌劇団OG

【目次】

ファンの方からいただいたもの、ほぼ全部使っています！

ファンの方からいただいたもの、ほぼ全部使っています！

花男らしい押しの強さとスマートさを併せ持ち、確かな技術と魂のこもった演技で私たちを魅了した飛龍つかさ（ひりゅう・つかさ）さん。今回は、真面目さと明るさが印象的な飛龍さんのバッグの中身をチェック！

「水色が私のテーマカラーなんです」と言う飛龍さん。ひと目ボレしたニットも水色です。もちろん、持ち物も水色のアイテムが盛りだくさん！さっそく拝見させていただきます♪

【バッグ】

飛龍さん（以下敬称略）：小さいバッグを持つのが好きなのですが、荷物が多い時に重宝しています。軽くて丈夫なのもいい！

▲トリーバーチジェミニリンクの黒トート。コーティングキャンバスなので軽量で汚れにくいのがポイント。大人っぽい雰囲気。

【ノートと手帳】

飛龍：左のディズニーのノートは友人にもらいました。芝居のことや勉強したことなど、いろいろ書き込んでいます。いただいたアドバイスは自分の頭の中で忘れないようにしたいタイプなのですが、あえて文字に起こしたい時はこちらに。カラーもデザインも気に入って持ち歩いています。

右2冊は「すみっコぐらし」の癒し手帳。スケジュールはスマホに入れることが多いですが、アナログでも押さえておくと安全なので使っています。2022年は、ファンの方から頂いたいちばん好きな「とかげ」というキャラクターデザインのもの。2023年はもうひと回り小さいのにしようかなぁと思っていたら、水色のぴったりなものを見つけ、運命だ！と思って買っちゃいました。

▲「とかげ色が好きというのもありますが、その笑顔が好き。本当は恐竜の生き残りなんだけど、恐竜ってバレたら捕まっちゃうのでとかげのふりをしているんです。大好きなお母さんと離れて暮らしているのが切なくて。とても泣けるエピソードなんです」

【ペンケースとその中身】

飛龍：ペンケースや中身もブルー系ばかりですね（笑）　ドナルドの消しゴムもいただきもので、めちゃくちゃ消しやすい！その下のレターカッターは、花組の下級生の侑輝大弥（ゆき・だいや）くんが『金色の砂漠』の時にくれたものです。写真の面は私の好きなカラーでデコレーションしてくれていて、反対面はその公演の新人公演で演じさせていただいたジャハンギールの役のお衣装をイメージした赤と金のカラーでデコレーションして作ってくれました。大事に使っています。

ペンは左から、万年筆、ボールペン、シャーペン、タッチペン、フリクションです。万年筆はとても思い入れのあるもので…。卒業の際に花組のみなさんからお祝いをいただき、その記念に買ったものです。常に持ち歩いて、大事なことを書く時に使いたいと思っています。「Tsukasa98」と入っているボールペンも、ドナルドのシャーペンもいただきもの。タッチペンは100均で買いました。

▲見事にカラーがそろった文房具！ペンも各種取りそろえていて、どんな場面でも困らなそうです。

【ヘルスケアアイテム】

飛龍：ファンの方からいただいたとかげのポーチに、身だしなみに必要なものを入れています。

1はアユーラのハンドジェルで、アユーラの入浴剤と同じ香りがするんです。大好きな香り。2はメイク後に使うミストは、日中の乾燥を感じたも時にシュッと。リフレッシュできるいい香りで、お気に入りです。3は、366種類の香りがあるファブリックミスト。退団日の9月4日のものをいただきました。持ち運びやすいデザインと、自分の周りだけがほのかに香るさりげなさや、爽やかな香りが気に入っています。4は、消毒ができるハンドスプレーです。すごくおしゃれですよね。永久輝せあ（とわき・せあ）さんがくださいました。うれしくて持ち歩いています。5はすみっコぐらしの鏡とリップクリーム。リップクリームはグリーンアップルの香りで、花組同期の峰果とわ（みねか・とわさん）がくれたんですけど、「え、これがとかげ？」って。これはぺんぎん？です（笑）

▲「説明しながら思ったんですけど、香りがいいものが好きみたいです」
1.アユーラアロマハンドジェル
2.クラランスフィックスメイクアップ
3. 366 BIRTHDAY ESSENCE MIST September 9月4日
4. HAAN ハイドレーティングハンドクレンジングスプレーモーニンググローリー
5.スケーターマスコットリップクリームすみっコぐらしぺんぎん？

【ミントとお守り】

飛龍：プラザのポーチも、峰果が「かわいかったから」とプレゼントしてくれました。形が面白いですよね。小さいけれどマチがあって、いろいろ入ります。中には、いただいたミントタブレットと絆創膏とお守り。お守りは、現役時代にケガをした時にお世話になった治療院の先生がくださって、ずっと持ち歩いています。

▲バッグからいろいろ出して見せてくださっている時、いろんなところから絆創膏が…。これからはこのポーチに！

【大事なもの入れ】

飛龍：ずっと使っているちっちゃいお財布。小さいバッグを持つのが好きなのでこのくらいのサイズでないと入らないんです。でも今日のように大きなバッグだと、ちっちゃすぎて見つけられないから、ポーチに入れています（笑）　使い込みすぎているカードケースと、千社札も一緒に。ポーチは、卒業公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』のダグー伯爵の衣装をモチーフに、ファンの方が作ってくださいました。内布も含めて豪華で、貴族感が出ています。

▲お財布はマークジェイコブス、カードケースはヴィヴィアン・ウエストウッドのもの。とても物持ちがよく、長年愛用しているそう。

【見た目がコロンとしたかわいいものたち】

飛龍：白くてコロンとしたフォルムのものをまとめて入れています。ポーチもこれまたいただきもの。笑顔のドナルドが好きなのでお気に入りポーチです。ファスナーについている「TSUKASA」のプラ板も別の方からいただきました。Air Podsも、シャネルのハンドクリームも、このフォルムがお気に入り。香りもいいです。手洗いをするたびに、手がすぐにガサガサになっちゃうのでこまめにつけています。いちばん右はバッテリー。充電を気にせずスマホを触っていたいから、こちらも必ず持っています。

▲「ファンの方からいただいたものは、すぐに開封してすぐに使わせていただいています。ありがとうございます！」

【すぐに使いたいもの】

飛龍：いただいたラルフローレンのハンドタオル。「金のミルク」は昨日食べたくなって購入しました。右のは『進撃の巨人』のあぶらとり紙です。オイリー肌だから、たまに使ったりします。

▲（写真を見て）「え！ハンドタオル、水色だと思ってた！リバーシブルでもない？青は裏なんですね、今日初めて知りました（笑）」

ファンの方からのプレゼントは、「いただいた瞬間から、使おうと思ってすぐに開封しちゃうんです」と飛龍さん。それってすごくファン冥利につきますよね！自分が贈ったものをご贔屓が愛用してくれるなんて、それ以上の喜びはないほど。これからもたくさん使ってください。

次回はイラストレーターの春原弥生さんによる取材裏レポートをお届けします。お楽しみに！

撮影／大靏円（昭和基地）　ヘア＆メイク／中西雄二（Sui）　構成・文／淡路裕子

俳優

飛龍つかさ

ひりゅう・つかさ／10月11日生まれ、東京都出身。2012年に98期生として宝塚歌劇団に入団。宙組大劇場公演『華やかなりし日々／クライマックス−Cry Max−』で初舞台を踏んだのち、組まわりを経て花組に配属。2013年『邪馬台国の風』で新人公演初主演。2019年バウホール公演ショーケース『Dream On！』にてメインキャストを務める。2022年『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜／Fashionable Empire』にて宝塚歌劇団を退団。日中合作音楽劇「李香蘭−花と華−」が退団後初舞台となる。
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