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2024.11.03

洗濯の【基本】と【応用】! 失敗しない正しい手順やコツを解説

ただ洗濯機に衣類を詰め込み、洗剤を入れ、乾かして…と、なんとなく洗濯していませんか? ふと、本当にこの洗い方でよいのだろうかと、着用後のおしゃれ着を前に疑問に持つこともあるでしょう。そこで、洗濯の基本と応用についておさらい。大切な洋服を長く着られるよう、きれいな仕上がりを叶えられるよう、これまでの洗濯方法を一度見直しつつ、正しいやり方を覚えましょう。

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基本|洗濯機での洗濯方法

ここでは、おしゃれ着洗いの基本手順を解説します。

ネットに入れる


まずはネットに洗濯物を入れます。ネットには入れられるだけ入れるのはNG。1枚1着です。サイズにも気をつけましょう。

「複数枚を入れると、汚れ落ちが悪くなるほか、衣類同士がこすれて傷むことも。シワや型崩れを防ぐため、たたんで入れるのも基本。ネットの大きさは、収納する時のように普通にたたんだ服がちょうど入るサイズで。大きすぎると衣類が偏ってシワになりやすく、小さすぎると洗濯が不十分に」(ライオン/大貫さん)

衣類を入れる

衣類を入れる
衣類の入れ方や入れる量にも気をつけましょう。

「通常コースで洗う衣類の中におしゃれ着が紛れてしまい、見事に縮んだ…」「ため込んだ洗濯物を一気に洗ったら、容量を超えていて、一部は濡れてすらいなかった…」なんて声も。投入前に、仕分け&量をきちんとチェックしましょう。

洗濯コースを設定する

洗濯コースを設定する
洗濯コースは適当に選ばず、衣類に合ったコースに設定しましょう。

「ニットを洗うとき、誤って乾燥までのコースを設定してしまい、シワシワ&極小サイズに…」など、わかっていたのにお気に入りの服をダメにしたという切ない声がたくさん。洗濯コースを確認し、ボタンは間違えずに押しましょう。

手洗い|洗濯の基本的な手順

手洗いしたいときの基本的な手順を解説します。

前処理を行う

前処理を行う
汚れが気になる部分は、事前におしゃれ着用洗剤の原液を塗布。トントンと軽く叩いてなじませましょう。

洗剤液をつくる

洗剤液を作る
水4ℓにおしゃれ着用洗剤約10㎖が目安です。

「服を入れるのは洗剤液をつくってから」(花王/河野さん)

押し洗いする

押し洗いする
洗剤液の中で、服を〝沈める〟〝浮かせる〟動作を約20回繰り返します。強く押すと、服が毛羽立つ原因に。

「服を〝揉む〟のではなく優しく〝押し〟て。洗剤液にくぐらせるように、服を上下させます」(花王/河野さん)

洗濯機で脱水する

洗濯機で脱水する
たたんだまま洗濯機で脱水をかけます。

「30秒など、洗濯機の最も短い脱水時間をセット」(花王/河野さん)

きれいな水ですすぐ

きれいな水ですすぐ
きれいな水を張り、脱水した服をすすぎましょう。

「押し洗いと同じ要領で服を動かして」(花王/河野さん)

仕上げに脱水する

脱水とすすぎをもう1回繰り返した後、仕上げに再度脱水したら完了です。

衣類別|基本的な洗濯方法

ウールの洗濯方法

ウールの洗濯方法

(c)Adobe Stock

洗濯表示を確認し、水洗いNGと表示されていなければ水洗い可能です。ドライマークがあっても水洗いOKなら、中性洗剤やおしゃれ着洗い洗剤で洗濯できます。ドライマーク+水洗いNG表示があれば、ドライクリーニングが必要です。

洗濯機で洗う場合

ウールの洗濯方法

(c)Adobe Stock

洗濯機で洗う場合は、衣類を裏返してたたみ、洗濯ネットに入れます。洗濯コースは通常コースではなく、手洗いコースやドライコース、ウールコースに設定しましょう。

洗剤は毛を傷めないよう、中性洗剤またはおしゃれ着洗いを使うことをおすすめします。柔軟剤を入れるとふわふわの仕上がりに。繊維同士の摩擦を防ぐ効果もあります。

手洗いする場合

ウールの洗濯方法

(c)Adobe Stock

手洗いの場合は、洗面器に30〜35度くらいのぬるま湯を用意し、そこに中性洗剤を加えます。洗面器に衣類を入れたら、手のひらで押し洗いしましょう。

洗面器の水を何度か入れ替え、洗剤の泡が出なくなるまで優しくすすぎます。最後に、タオルで衣類を挟み、上から押して水気を取ったら完了です。

シルクの洗濯方法

シルクの洗濯方法

(c)Adobe Stock

シルクは水に弱い素材です。洗濯表示を確認した際、手洗い可能の表示があれば、自宅でも洗濯できます。もし手洗い不可と表示されている場合はクリーニング店に任せるのが無難でしょう。

シルクの洗濯方法

(c)Adobe Stock

洗濯方法はまず、洗面器に水を張り、中性洗剤を溶かします。水は20度程度のぬるま湯がベスト。洗剤の量は記載されている分量に合わせましょう。

洗う際は軽く押し洗いを。衣類の場合は裏返して洗濯液の中を泳がせるようなイメージで動かします。もし汚れが付着しているなら、スポンジを使って軽く叩きながら洗います。

長時間水につけると繊維が劣化するため、ここは素早く行ってください。再度、洗面器にぬるま湯を溜めたら、水を2〜3回ほど入れ替えながら優しくすすぎます。

脱水は洗濯ネットに入れ洗濯機で15秒ほど。洗濯機を使わない場合は優しくタオルドライしましょう。

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