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2018.08.30

へそくりはあったほうがいい?【働くアラフォー質問箱】

日常のお仕事での「こんなときどうする?」「だれに聞いたらいいかわからない」ちょっとした疑問の数々。プロがお答えします!

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Q:自分だけのへそくり、あったほうがいいですか?


答える人/井戸美枝さん(ファイナンシャルプランナー)

A:老後のおひとりさまに備えて必要です

家族や夫婦の共有の貯蓄と別に、個人の蓄えはいざというときのためにあったほうがいいでしょう。すぐに使わないとしても、今後の転職や離婚のときに備えて、自分だけのへそくりをもっていると精神的余裕が違います。目安は収入1年分。これだけあれば、人生のたいていのアクシデントは立ち直ることができます。

とはいえ、人はだれでも最期にはひとりになることも。今家族がいても、いずれおひとりさまとして暮らすことも考えつつ、自分用の貯蓄をゆっくり準備していくことをおすすめします。

ファイナンシャルプランナー

井戸美枝

CFP(R)、社会保険労務士。講演や執筆、テレビ、ラジオ出演などを通じ、生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障問題をわかりやすく解説。社会保障審議会企業年金部会委員。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに数々の雑誌や新聞で執筆。近著に『100歳までお金に苦労しない定年夫婦になる!』(集英社)、『大図解 届け出だけでもらえるお金』(プレジデント社)

●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。

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