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2025.03.09

ファーの洗濯は自宅でできる? クリーニングと比較して最適な方法を選ぶために【専門家監修】

リアルファーはクリーニングが基本ですが、フェイクファーの洗濯は適切な方法を選べば、セルフケアも可能です。この記事では、リアルファーとフェイクファーの違いやクリーニングと自宅洗いのコスト比較、自宅でできるフェイクファーの正しい洗濯方法、お手入れ方法を紹介します。

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冬の装いに欠かせないファーアイテム。しかし、汚れたときに「自宅で洗えるのか?」「クリーニングに出すべきか?」と迷う人は多いはず。フェイクファーとリアルファーでは扱い方が異なり、適切な洗濯方法を知らないと風合いが損なわれることも…。

本記事では、創業80余年の歴史を持つ京都発祥の染み抜き・お直し専門店である「きものトータルクリニック吉本」さんにそれぞれの特性を踏まえた洗濯方法と、失敗しないお手入れのコツを聞きました。早速、失敗しないお手入れについて紹介していきます。

リアルファーとフェイクファーの違い|洗濯できるのはどっち?

リアルファーとフェイクファーの特徴と扱い方を把握し、最適なメンテナンスを選びましょう。

リアルファーの特徴と洗濯の可否

リアルファーは、動物の毛皮を使用しており、自然な風合いや保温性の高さが魅力です。しかし、水に弱く、濡れると毛が絡まりやすくなるほか、革の部分が硬化し、形状が変わる可能性があります。そのため、自宅での水洗いは避けるのが無難です。

フェイクファーの特徴と洗濯の可否

フェイクファーは、ポリエステルやアクリルなどの合成繊維で作られており、本物の毛皮に近い質感を持ちながら、水洗いが可能な場合が多いのが特徴です。特に、近年のフェイクファーは技術が進化し、風合いのいいものが増えています。

しかし、すべてのフェイクファーが洗濯機で洗えるわけではありません。繊維の種類や製造方法によっては、水洗いにより毛が固まったり、ボリューム感が失われたりすることがあります。特に、裏地との接着加工が施されたタイプや、特殊な染色が施されているものは、洗濯による変色や剥離のリスクがあるため、慎重な対応が求められます。

ファー コート

(c) Adobe Stock

クリーニングと自宅洗いのコスト比較

ファーアイテムを清潔に保つためには、クリーニングに出すか、それとも自宅で洗うのかを選択する必要があります。コストだけでなく、仕上がりや手間の違いも考慮することで、自分に合った方法を見つけやすくなりますよ。

クリーニングの料金相場とメリット

ファーのクリーニング費用は、アイテムの種類や加工の有無によって変わります。一般的な価格帯として、コートの場合は5,000円~15,000円、マフラーやストールは2,000円~5,000円が目安です。

特にリアルファーは適切なメンテナンスが求められるため、専門のクリーニング店に依頼することで、毛並みや艶を損なわずに仕上げてもらえる利点があります。

自宅洗いにかかるコストと実践的なメリット

自宅でフェイクファーを洗う場合、必要なのは洗剤(エマールなど)、洗濯ネット、ブラシなどのケア用品です。これらの初期投資は2,000円~3,000円程度で、一度揃えれば複数回使用できます。コストを抑えながら、頻繁に洗いたい場合には実用的な選択肢ですね。

ただし、自宅洗いするなら、適切な手順を守る必要があります。洗剤の選択や洗濯機の使用可否、乾燥方法などを誤ると、フェイクファーの質感が変化するリスクがあるため、洗濯表示の確認は必須です。

自宅でできるフェイクファーの正しい洗濯方法|失敗しないためのポイント

フェイクファーを自宅で洗う際には、適切な手順を守ることが重要です。ここでは、洗濯前の準備から乾燥まで、失敗を防ぐためのポイントを解説します。

フェイクファーを洗う前に確認すべきポイント

フェイクファーの洗濯で最も重要なのは、事前の確認です。まず、洗濯表示を必ずチェックし、「水洗い可」または「手洗い可」のマークがあるかを確かめましょう。この確認を怠ると、洗濯後に毛並みが変化したり、ボリュームが失われる原因になります。

洗剤選びも大切です。フェイクファーの素材に適したものを選ばないと、毛がごわついたり、ツヤがなくなる可能性があります。おしゃれ着用の中性洗剤(エマールなど)はファーの風合いを守るために適していますが、濃度や使用量にも注意が必要です。また、柔軟剤を使用すると毛が絡まりやすくなることがあるため、使わない方がいい場合もあります。

さらに、洗う前に毛並みを整えることで、汚れの落ち方が変わります。ファー専用ブラシを使って表面のホコリを落とし、余計な絡まりを防ぐことが大切ですよ。

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