花粉症歴30年の旅好きエディタータカカナです。だんだん花粉症の症状が治まってきたとはいえ、スギとヒノキの両方にアレルギーを持っているので、毎年ゴールデンウィークくらいまでは花粉症の辛い症状に悩まされています。そこで、スギやヒノキの花粉がなかったり、少なかったり、と花粉症の人もマスクを外して快適に過ごせるスポットを探しました。そんな花粉の少ないエリアのことを、避粉地(ひふんち)と呼び、最近話題になっています。短期間の旅行でもアレルギー反応がないだけでリフレッシュできるので、気分転換にいかがでしょうか? スポットと一緒に、それぞれの旅先の魅力を旅好きエディター視点で紹介します!
【目次】
避粉地(1)沖縄の離島・宮古島
スギやヒノキの花粉が少ない場所といえば、まず沖縄。なかでも離島はより花粉の影響を受けにくいようです。
宮古島は羽田空港から直行便だと約3時間で着きます。沖縄・那覇で乗り換える方法もあります。
見てください、このブルーのグラデーション!
このときは、宮古島の「シギラリゾート」に泊まったのですが、あまりに海がきれいで、ずーっと海を眺めていても飽きませんでした。
沖縄といえばのアップルマンゴーも絶品だったのでぜひ! お取り寄せよりもずっと手ごろな値段で買えますよ。
「シギラリゾート」の敷地内にあるシギラビーチでは、運がよければウミガメに出会えます。浅瀬にくることもあるので、子どもと一緒にシュノーケリングで出会えるというのもうれしいポイントです。
多くのシュノーケラーが憧れる幻の珊瑚スポット「八重千瀬」(やびじ)も宮古島からボートで行ける場所にあります。ウワサ通り、密集する珊瑚は圧巻でした!
▶︎シギラリゾート
避粉地(2)沖縄の離島・石垣島
石垣島も避粉地として楽しめるスポットです。
石垣空港のここは、写真スポットとしてもとても人気の場所。
石垣島のブルーグラデーションも最高です!
この時は、「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」に泊まりました。プールゾーンがリニューアルされていて、大人も子どもも楽しめました。石垣島最大のプールみたいですよ!
「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」には小さな桟橋があり、いちばん海に突き出した場所には“幸せの鐘”があります。リゾートウエディングにも使われるようです。
こちらはリゾートの目の前のビーチ。
うまく写真には残せなかったのですが、星空もとっても美しくて感動。流れ星も見えました。
石垣島といえば、有名なのが石垣焼。「石垣焼窯元」では石垣島の海のような美しいグラデーションのリングを購入。うっとりしながら愛用しています。
避粉地(3)沖縄の離島・竹富島
沖縄の石垣島からフェリーで約10分で行ける竹富島もおすすめです。
石垣島よりもさらにのんびりとした場所で、ゆったりとした島時間を過ごせます。
この時に泊まったのは「星のや竹富島」。伝統的な赤瓦が使われた平屋の客室は、まるで竹富島の住人になったように過ごせます。
「星のや竹富島」の宿泊者なら無料で自転車が借りられるのですが、自転車で約15分もあれば、海水浴場の「コンドイビーチ」に行けます。こちらは3月にすでに海開きをしているので、もう泳いだり、シュノーケリングしたりできますよ!
▶︎星のや竹富島
避粉地(4)北海道
北海道もスギやヒノキの木が少なく、花粉が少ないと言われている場所です。
北海道を子連れで訪れるなら、子連れ旅が大好きなタカカナ的には、「クラブメッド・北海道 トマム」と「星野リゾート リゾナーレトマム」が子どもに優しくておすすめです。
「クラブメッド・北海道 トマム」は、2017年12月に「星野リゾート トマム」内にオープンしたオールインクルーシブリゾートです。オールインクルーシブ=バリエーション豊かなアクティビティやレストランでの食事がすべて宿泊代金の中に含まれている。だから、安心して楽しめるのが魅力です。施設内にはキッズクラブもあり、子どももバカンスを満喫できます。ちなみに、ホテル・リゾートとしてキッズクラブを世界で初めてつくったのが「クラブメッド」なんですよ。
花粉が少ないので、山の中も思いきり楽しめます!
北海道でもうひとつのおすすめである「星野リゾート リゾナーレトマム」。星野リゾートの中でも、小さな子どもも一緒に楽しみやすいのがリゾナーレです。私も子どもの2歳の誕生日は、リゾナーレに泊まってお祝いしました。とってもキッズフレンドリーで過ごしやすいリゾートです。
ガラス張りで、常時30度の夏のような「ミナミナビーチ」は、星野リゾート リゾナーレトマムの宿泊者なら無料で楽しめます。波の出るウェーブプールなので、子どもも大喜び。
絶景で有名な「雲海テラス」も、宿泊者は無料で行くことができますよ。
避粉地(5)長崎県の離島・的山(あづち)大島
離島は花粉の影響を受けにくいと書きましたが、長崎県の離島にも避粉地があります。それは的山大島です。長崎県平戸市にある平戸港からフェリーで約40分。ここは、NPO法人文化財匠塾平戸支部が主催する「スギ花粉避粉地体験ツアー」が有名です。今年のツアーは3月にすでに終わってしまったのですが、大変盛況で、すぐに予約が埋まってしまったそうです。来年開催されるかはまだ未定とのことですが、ぜひチェックしてみてくださいね。
▶︎NPO法人文化財匠塾平戸支部 TEL0950-55-2487
避粉地番外編 日本から約3時間半のグアム
沖縄や北海道に行くのに2〜3時間かかるなら、思いきって常夏のグアムに行くのもおすすめです。グアムも花粉が少なく、花粉から逃げるために訪れる人も多いスポットです。
グアムの中心地から徒歩5分で行けるタモンビーチはこんなにきれい! 子連れ旅エディターのタカカナは子連れでグアムへ13回行っており、『子連れGUAM』というガイドブックも出版しているほどのグアム好きですが、グアムは日本から近いし、常夏だし、時差も1時間だし、とっても過ごしやすい場所ですよ。
シュノーケリングスポットとして有名な「イパオビーチ」はこんな感じ。カヤックでも楽しいし、実際に海に潜ってシュノーケリングするのも◎。時間を忘れて、アクティブに楽しめます。
プール好きなら、ウォーターパークの「ターザ」も! スライダーや流れるプールもあり、子どもと一緒に楽しめます。
グアムはインスタ映えスポットもたくさんあります。これは、「ナナズカフェ」の店内。タモンビーチの目の前にあるレストランです。
子連れ旅エディター
高橋香奈子
会社員を経験したあと、約13年前にひょんなことからエディターに転身。フリーランスでフルタイムで働く、8歳男の子のママ。趣味は子連れ旅。リゾート気分を近場で堪能できるグアムの魅力にはまり、旅行ガイドブック『ラクチン・ストレスなし・子供も自分も楽しめるいちばん近い海外リゾート 子連れGUAM』(ワニブックス)を2018年に出版。ママ目線&子連れ向けのガイドブックはこれまでになかったと、高い評判を得ている。子連れ旅のあれこれを公開しているInstagramは@travalwithchild