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【目次】
【ママの服装】入園式・入学式のマナーを押さえるには?
■入園式・入学式のコーディネートは〝春〟を意識するとうまくいく!?
3月の卒業シーズンが過ぎ、いよいよ入園・入学式に。卒園式はダークカラー(黒、ネイビー)を選ぶ人やかっちりとしたジャケットを積極的に着用する人が多く、〝きちんと感〟を重視している印象でしたが、入園式は、先輩ママにリサーチしてみると、明るくフレッシュな着こなしを取り入れているという声が多く聞かれます。初めて入園・入学式を迎える人も、また2回以上経験している人も、これからやってくるセレモニーの参考にしてみてください。
■入園式・入学式はホワイトやパステルなどの〝さわやか&甘め〟カラーを選ぶのが正解!
卒園式で人気だった黒やネイビーなどのダークカラー。しかし入園式ではガラリと変わって、春を意識するママが多く、ピンクや白など、淡く、甘い色が人気! またツイードやレース素材のアイテムを取り入れるなど、素材も甘いものをチョイスする人も。桜の咲く季節、季節にうまく溶け込むようなファッションを心がけるのが良さそう!
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■どんなスタイルをすればいいか迷ったら…簡単に診断チェック!
セレモニーシーズンのお悩みであるフォーマルファッション。何が似合うのか、どんなスタイルをすればいいのか迷ったら、普段の服のテイスト、ヘアスタイル、園や学校の雰囲気などからチェックするファッション診断を参考にしてみてください。
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【子どもの服装】入園式・入学式の基本スタイル
■家族で共通のポイントカラーを使えば写真映え確実
人気スタイリスト・霜鳥まき子さんの写真映えするセレモニーの親子コーデ術をご紹介!
卒入学式のようなセレモニーのタイミングで親子写真を撮ることも多いですよね。写真は後々まで残るので、家族の服装に統一感を出したいところ。そんなときおすす<めなのが、子どもとパパ・ママなどの保護者で同じ色をポイント使いすること。親子でおそろいの服を着るとちょっと目立ちすぎるので、アイテムは変えてさりげなく色だけをリンクさせるくらいがちょうどいいかもしれません。たとえばパパのネクタイやポケットチーフと子どものリボン、ママのコサージュの色をピンクで統一。シックな紺の服に華やかさが加わりますますし、家族に一体感が出てよい思い出になりそう!
きちんと感のある紺のスタイルに遊び心が加わり、大切なセレモニーをより楽しめそうです。ぜひ試してみてください。
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■男の子はワイシャツにブレザー、ハーフパンツのスーツが一般的
入学式当日は、激しく動いても着崩れしない配慮が必要です。靴はローファーなどの革靴が一般的ですが、入学式以外で履く機会はほとんどありませんよね。そこでわが家では、黒いスニーカーを購入し、入学式はもちろん、翌日からは普段使いで履かせました。(『小学一年生』編集部)
■女の子はフォーマルなワンピースやアンサンブルスーツが一般的
『娘と2人でデパートに買いに行ったところ、すぐにお気に入りを見つけたんです。ところが予算よりもかなり高価ものを「絶対これ!」と頑として譲らず、その場でもめましたね。 「それなら、これはキープしておこう」と話し、ほかのお店へ連れて行きました。そこで似たようなお手頃価格のワンピースをみつけて納得してもらいました』(小三女の子のママ)
女の子って、かわいい洋服には目がありませんよね。一緒に買いに行けば、テンションが上がってしまうのかもしれませんね。最近は、ネットショップで購入する人も多いようです。あらかじめいくつか候補を絞ってから、子どもに決めてもらえば、不必要なケンカはグッと減るのではないでしょうか。(『小学一年生』編集部)
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【服装選び】入園式のママが注意したいポイント
セレモニースーツ、ちゃんと更新してますか?ここからは入園式の服装選びで注意したいポイントを解説していきます。
以前買ったスーツ“意外とデザインが変わっている”…
昔着ていたスーツがあるし…なんて思ってる人! セレモニーウエアのトレンドも変化しています。ジャケットのシルエット、スカートの丈感、定番のものだから…なんて思っていると「なんだかちょっと古い…」なんてことになりかねません!今の自分とシーンに見合うセレモニースーツに更新して!
昔と“体形は変わっている”…
産後、そんなに体形も変わってないし…と思っていたら「あれ?なんだかキツイ」ということもしばしば。お肉がつくところが変わって、着られたはずなのに…の思い込みが打ち砕かれる瞬間です。
セレモニー服はセット物ばかり…“賢く買い足したい”
店頭に並ぶセレモニーウエアは、ジャケット、ワンピース、ボトムの3点セットばかり! 普段着ているあのアイテムに合わせるジャケットだけ欲しいのに…と思ってもなかなか見つからないなんてことも。物入りなときだからこそ、セレモニーにもスライドして着られるアイテムは賢く使いたいところ。優秀な単品アイテムを見つけたい! ですよね。
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【おすすめスーツブランド】入園式や入学式のスーツはどこで買う?
入園式や入学式のスーツとしておすすめのブランドを紹介していきます。
■「KASHIYAMA」のオーダースーツ
オンワードパーソナルスタイルの「KASHIYAMA」。リーズナブルな価格も大きな魅力です。
三児の母であるワーママDomanist 塔筋真弓さんが「KASHIYAMA」のオーダースーツ作りを体験!
既製のサイズではなかなかベストなサイズに出会えず、できれば人とかぶりたくないと願う私にとって夢のようなサービス。入店から最後のサインまで1時間弱というあっという間の時間。しかも1週間〜10日ほどで届くというからこれは驚き。
遂にオーダースーツを着てみます。手足を通した瞬間に分かる、『自分専用』の最強ワードローブ。適度なフィット感は最高の着心地に。
オーダースーツというと、なかなか手の届かないイメージが強いのですが、実は3万円からオーダー可能。選ぶ生地やオプションにより価格は変わりますが、想像以上に魅力的なお値段。今後、子どもの受験や日々の仕事にも、最高の一着で挑めることに感謝です。
ちなみに、一度採寸してもらうと次からはオンラインで簡単にオーダーもできるというのも魅力です!
▼「KASHIYAMA」オーダースーツづくり体験レポはこちら▼
■「PLST」のスーツ
かしこまったシーンで一目置かれるクリーンな白のセットアップ。潔い良いカラーが功を奏して、女らしい上品さを保ちながらスタイリッシュに転じてくれます。白は汚れが…というよくある心配も、いつも清潔が保てるマシンウォッシャブル素材なら安心。パンツは脚のラインを拾いすぎないテーパード、腰回りをスッキリ見せる直線的なウエストラインが、下半身全体をスラリと見せれくれ、自然にスタイルアップが叶います。寒い時期にあったかいウォームリザーブシリーズ。
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■「ザ・スーツカンパニー」のスーツ
「こちらのセットアップはベージュとグレーを混ぜたような”グレージュカラー”が特徴。ベージュではちょっとエレガントすぎてしまう…という女性にもおすすめできる絶妙なグレージュカラーは、暗色カラーほど辛口にならず女性らしさを演出してくれるので、幅広い年代の方に着ていただけると思います。卒園・卒業ファッションに比べて4月開催という季節柄、明るい色はやはり人気ですね。ベージュ系のスーツはいい意味で肩の力が抜けた、こなれ感たっぷりのスタイルになるのでおしゃれ感度の高いママにおすすめです!」(ザ・スーツカンパニー プレス 高さん)
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■Theory luxe「エグゼクティブ」コレクションのスーツ
「エグゼクティブ」コレクションは形のバリエも豊富! 無駄を削ぎ落としたスタイリッシュなデザインで、どれを選んでもキリリと着こなせます。
右:シャープな襟のカッティングが美しい。ストレッチが効いているから、ストレスフリーな着心地。ワンピはラップ風のデザインで、シンプルかつ華やかに着られる逸品。ウエストに入ったタックがふんわりとしたシルエットを描いてフェミニンに。
左:シャイプされたウエストで、はおるだけで美人シルエットが叶う!腰位置が高めに設定されたパンツと合わせれば、自分史上最高のスタイル美が実現。
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プロに聞いた、セレモニー服の【着こなしルール】
フォーマルシーンでのマナーにも詳しいパーソナルスタイリスト霜鳥まき子さんに聞きました。
【1】“スカート”は座ったときにひざが出すぎないものを選んで!
フォーマルなシーンでは椅子に座った時、ひざが見えすぎない丈のボトムを選ぶのが無難です。特にタイトスカートは、座った時にすそが上がりやすいので、太ももまわりにある程度余裕があり丈が短すぎないもののほうが安心。 卒入学式では椅子に座るほか、かがんだり階段を上がったりと、動くことも多いので、動いたときにどう見えるかも考えて選んでください。
ブラウスとスカートを同系色にすることでより上品な印象に
ブラウスとスカートを同系色で合わせると、ウエストでスパッとラインが切れることがありません。そのため、多少丈が短くても肩からひざまでがひと続きに見えて脚の露出が目立ちにくく、上品見えにもひと役買ってくれます。
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【2】堅苦しく見せたくない! という場合は何を着ればいい?
カッチリしたスーツやワンピースは苦手・・・という方におすすめしているのが上品なフレアスカート。タイトスカートに比べシルエットに余裕があるため、長時間座っていても疲れにくく、シワになりにくいという利点もあります。ただし注意したいのは、きちんと見えする紺ならどんなスカートでもいいわけではないということ。大柄スカートのような目を引くスカートは、紺であってもカジュアル感が出るので、卒入学式のようなきちんとした場では避けたほうがよさそうです。洋服で華やかさを出したいなら、素材に変化をつけるのがコツ。シフォン素材や織り柄、レース素材などを選べば、無地でも十分華やかな印象になりますよ。
新調するなら普段使いもできるスカートを!
セレモニーが近づいてきたら、ちょっと華やかでドレスコードにも合うスカートを探しておきましょう。カジュアルアイテムと合わせればデイリーにも使えて、何より着ていてテンション上がる服を選ぶのが長く愛せるポイントです。
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【3】入園式・入学式のアクセサリーや靴選び
「セレモニーの席にパールはテッパン!」と手もちのパールアクセをガサゴソ・・・。懐かしいパールを出してきたと思ったら、ゴールドのチェーンだったり。パールアクセであっても、ゴールドの金具やチェーンが付いたものは、上品なセレモニー服との相性があまりよくありません。紺のツイードジャケット×プリーツスカートできちんと感を出していても、仕上げのアクセサリーで失敗してしまうことが以外と多いので、細部にまで注意が必要です。
カジュアル見えするオープントウの靴も避けたいところ
たとえ紺や黒であっても、カジュアル感の出るオープントウの靴は卒入学式には不向きです。ここで個性を出そうと頑張るのは止めて、セレモニーの席では、つま先まで覆われるきちんとしたパンプスを選ぶのがよいでしょう。次回は、パールアクセや靴といった卒入学式に相応しい小物についてご説明します。
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【4】主役は子供、パーティドレスに派手アクセはナシ!
自分が主役となるの席の場合は別ですが、卒入学式の場合は子供たちが主人公。華やかなお祝いの席ではあるものの、鮮やかなパーティードレスにギラギラのネックレスや靴では悪目立ちしてしまいます。普段のパーティで素敵に見えるものでも、きちんと感が重視されるイベントにはふさわしくない場合があるので、ドレスの素材やアクセサリーにまで気を配ってください。
昼間の式に柄ストッキングはNG
華やかに見せたいからといって、昼間の席に柄ストッキングをはくのは難しいので避けるのが無難。入学式では肌色ストッキングを、卒業式には肌色か黒の無地ストッキングをはくようにしましょう。
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【先輩ママのリアルコーデ】入園式・入学式の着こなしをチェック!
■控えめだけど華やかな「レンタル着物」のススメ
2児の母であり、女性誌のファッションエディターとして活躍中の川口ゆかりさんの入学式の服装とは?
これから式を控えるママにとって、1番頭を悩ませるのは服装。慌てて1年に1度しか着ない(かもしれない)セットアップやワンピースを買おうとしていませんか?私の経験上、仕事で使う用事がないようなら、ハッキリいって無駄になります。逆におすすめは着物。控えめだけれど華やかさがあり、ママ友とのかぶりがほとんどない。さらには、少し太っちゃっても着物なら関係ない(笑)。と実はいいことずくめなんですよ。
会場で浮くかも? なんて心配をよそに、意外と着物を着ている方が多くてびっくり! 洋服とは違うぶん、着物を着るための準備や道具が必要だったり、時間もそれなりにかかので敬遠する方も多いとは思いますが、気持ちもあらたまりますし、後から記念写真を見て「着物でよかった」と心底思いました。とはいえ、「新しく着物を購入しましょう!」という話ではなく、おすすめは着物のレンタル。そう、七五三だけじゃないんですよ、ママのハレの日もスマホでポチッとレンタルする時代なんです!
スマホでポチッと予約&決済。あとは自宅で待つだけ返すだけ
▲末広がりに幸せが続きますように、という願いを込めて、扇子の描かれた着物に。
私が息子の入学式にレンタルした京都『きものれんたる京商』さんは、訪問着やかばん、草履にいたるまで一式のフルセットに往復の宅配便送料、クリーニング代込み込みで¥8,800~という驚きのプライス! スーツやバッグを買うよりも割安で、ちょっとしたコスプレ感覚を楽しめちゃうなんて、アリでしょう?子どもの節目の記念に着物は着たいけれど、買いたくないor物は増やしたくないという方にもぴったり。自前の着物だとクリーニング代がかさみ、維持費もそれなりにかかるので、クリーニング代込みのレンタル着物は超絶おすすめです。
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■【入学式】エレガントな装い、ママのファッションコーデ
ママたちの入学式・入園式のリアルコーデをご紹介!
1:光延樹里さん
「記念すべき娘の入学式へは、母から譲り受けた大切な着物を着て出席。帯のアレンジや発色のいいリップで、適度に自分らしさを足しました。アクセサリーも装いを邪魔しない最小限をセレクト」(光延樹里さん)
2:大井奈津子さん
「たっぷりギャザーが優しいムードを添える〝トゥモローランド〟のブラウス、〝Theory〟の美脚パンツで堅苦しさを軽減した入学式コーデに。印象が引き締まる〝プラダ〟の黒バッグは行事に必須です」(大井奈津子さん)
3:小川明日美さん
「私の地域は着物率が高め。娘の希望でもあったので、入学式は娘好みの着物をレンタルしました。金額は3万円ほど。あくまでも主役は子どもなので、色味は控えめ、かつ上品に、を心がけました」(小川明日美さん)
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4.浅野里絵さん
シンプルながらも清潔感のあるスタイルを意識。「ジャケットはフェイクレザー素材で、ぼやけがちな同系色のトップスにメリハリを足したのがポイント。ボウタイブラウスにマッチするノーカラー&フレアラインで柔らかい印象にまとめてみました」(浅野里絵さん)
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■【入園式】春っぽさを意識したファッションコーデ
1:土谷真澄さん
「暗い色は避けながらも落ち着いた色にしたいと思い、ベージュのワントーンに。ツイードジャケットを取り入れることで、素材にメリハリがつき、淡い色のワントーンコーディネートに立体感が生まれます。ブラウンやグレージュの小物を差し込み全体を引き締めるのもポイント」/ジャケット(ユナイテッドアローズ)、ニット(ユニクロ)、パンツ(プラステ)、バッグ(グリーンレーベル リラクシング)、靴(トッズ)
泉マリコさん(ジュエリーメーカー勤務)
「長女が今年幼稚園に入園するので「明るいカラー」「華美になりすぎない」「仕事でも使えそう」の3点をポイントにセレモニー服を選びました。ESTNATIONのセットアップはシルエットが綺麗で一目惚れ。他の人と被らないライトブルーもお気に入りです。単品使いで仕事着としても大活躍しそう!」(泉マリコさん)/セットアップ(ESTNATION)、 ブラウス(GU)、 パンプス/(ロランス)、バッグ(JW PEI)
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