母になってからは「人のために働く」。仕事の意義が変わったときが転職のとき【ワーママの転職/和美さんの場合・前編】 | Domani

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LIFESTYLE美しい女性には美しい物語がある。

2020.02.18

間違えない転職のための面接のコツは…【ワーママの転職/和美さんの場合・前編】

子どもをもってからの転職・独立、みんなどうしてる? ワーママの転職連載の今回は、がむしゃらキャリア女子が出産を機に方向転換した例をご紹介。和美さんが見つけた新しい働き方とは?(前編)

Text:
南 ゆかり(フリーエディター)
Tags:

面接では「いい顔」をしない、簡単に「できます」と言わない!

●PROFILE
和美さん・42歳・東京都港区在住
外資系メーカー勤務
娘(3歳)

●キャリア遍歴
・22歳/広告代理店に就職。
・29歳/結婚。
・30歳/自動車メーカーに転職。
・37歳/離婚。
・38歳/外資系食品メーカーに転職。
・39歳/再婚、出産。10ヶ月間の産休・育休を取得。
・40歳/外資系メーカーに転職(現職)。

出産を機に働く基準が変わった

子どもが生まれると、人って変わるものだなと、つくづく思います。

独身のときはもちろん、29歳で結婚してからしばらくは、すべてが仕事中心で、子どもをもつことも、育児と仕事を両立させることも、まったくイメージできませんでした。それが、離婚後に出会った彼と「授かり再婚」をして、いざ子どもが生まれたら…。自分のためにやってきた仕事も、そこからは「人のために」「世の中のために」という思いが強くなったのです。

育休が明けて元の職場に復帰するか、今の自分の志向に合う会社に転職するか考えたとき、私が選んだのは「転職」のほうでした。これからは、育児と両立しながら限られた時間で仕事をすることになる。その貴重な時間をどう使うか考えると、仕事は「子どもの教育や成長にたずさわりたい」ことが明確になったからです。

そうすると、企業の製品はもちろん、理念や環境への配慮も気にかかります。育児との両立に関係する制度や風土も大事。転職エージェントに希望はもちろん伝えますが、紹介された会社が本当に自分の理念を実現できるかは、慎重に検討しました。

まず、ワーキングマザーがどれくらいいるか。育休や有給消化などで男性がどれくらい育児に参加しているか。在宅勤務やフレックスなど、勤務形態に自由度はあるか。面接でもこうしたことを聞きますが、私はさらに働いている人の声も聞くようにしました。人づてでもいいんです。リアルな声を聞けば、本当に働きやすいかどうか、察することはできます。ここは、複数の会社で働いてきた経験が生きて、話をもとに自分なりに比較したり推測したりできるものです。

出張の回数、勤務時間も明確に伝える

そして面接のときは、「いい顔をしない」。たとえば、採用されたいばかりに「なんでもやります!」「残業もできます!」と、現実では難しいことをつい言ってしまっては、あとで自分の首を絞めることになる。自分にできること・できないことを、正直に伝えました。

「遅くとも17時半には会社を出たいと思っています」「そのために、時間内にやるべきことはしっかりやり、残業が必要な場合は家庭内でサポート体制を整えておきます」と伝えました。その上で、「このような状況をご理解いただけると助かります」と。さらに、「海外出張は年4~5回ほどにとどめていただきたい」「在宅勤務にさせてもらうこともある」といった具体的なことも伝えました。

その結果、私が入ることになったのは外資系メーカーでした。子ども向けの商品を扱っていることにも惹かれたけれど、自由な風土や私がやりたい仕事の仕方にマッチしたのです。親が会社に子どもを連れてくるのもOKだし、育児をしている男性も多い。これまでの転職経験と自分の基準をもって決断した転職は、間違っていなかったと思っています。(後編に続く)

南 ゆかり

フリーエディター・ライター。半年にわたって取材・執筆した書籍『真夏も雪の日もかき氷おかわり!』発売中! ほかに書籍『今の私は』(後藤真希・著)、Oggi誌面インタビュー連載「この人に今、これが聞きたい!」「お金に困らない女になる!」などなど。

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