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EDUCATION 教育現場より

2020.03.16

子供が「オンライン授業」を受けてわかった3つのこと

3月初旬からの全国一斉休校で、何かとお困りのご家庭に、と、急遽発信されだした”子供のための「オンライン」授業”。我が家も、学校の代わりにと受けさせてみて感じたこと、そしてわかった3つのことを紹介しようと思います。

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一斉休校で学習はどうする!? 勉強する環境を作れる子供のためのオンライン授業

今回の一斉休校で、親にとっての課題となった一つが「子供がどうやって勉強する環境を家庭で作り出すのか」ということ。学校でしていたすべての勉強を親が見ることができるわけもなく…我が家が採用したのは「オンライン授業」。ありがたいことに、現在、ありがたいことにいくつもの民間の教育機関がオンラインでのサービスを期間限定で無料開放してくれています。それらのいくつか受けてみてわかったことがありました。

1.ZOOMでの授業って、めちゃめちゃイケてる!!

YouTube動画のような配信形態の授業ではなく、できるだけリアルタイム且つ双方向で授業をやるタイプのオンライン授業を受講したのですが、採用しているシステムはほぼ「ZOOM」。これは、フリーランスの私も仕事でよく活用しているオンライン会議システム。ZOOMを使って小学生相手にどうやって授業するのか、私も興味津々で見てみたところ
・先生が喋る間は子供たちはミュートの状態(先生の方でコントロール)
・先生のPC画面の共有が「黒板」替わり
・画面に向かって手をあげてアピールすることで発言可能に
このような感じですすめられ、全く問題なくスムーズに授業が進んでいきました。子供たちも、教室の黒板でみるより、iPadの画面の方が見やすいとのこと、デジタルネイティブならではなのかもしれません。
むしろ、今後公立の学校が積極的にこの制度を取り入れると、先生も生徒も通学などの普段から解放されていいかも!?

2.毎回初対面の「クラスメート」との交流が刺激的

オンライン授業なので、基本的に全国(あるいは海外も含めて)からアクセスされ、且つ授業ごとの登録制の場合が多いので、授業はほぼ毎回「はじめまして」のクラスメートと行われます。

授業中の自分の意見も、画面を通して、毎回初対面の人の前で言わないといけない緊張感は、子供たちにとってとてもよい刺激になったようで、普段慣れたクラスメートの前で発言するよりも「考えて」発言していたように思います。知らない人の前で意見が言えるようになることは、子供にとっても自信につながりますよね。

3.どこにいたって「つながって」「学べる」ということの腹落ち感

オンライン授業は、リビングで座っていてもベットに寝ころびながら!?でも受けることができ「教室できちんといすに座って」する以外の勉強を知らなかった子供たちに「勉強しようと思えば、学校に行かなくても、いつでも、いくらでもできるんだ」という実感値を生んだような気がします。 

もちろん学校という場所は人間形成のためにもとても大事な場所だということは変わらないと思います。ですが例え、病気になったとき、不登校になったとき、学校以外でも学び成長できるということを知っているのと知らないとでは、子供たちが自分の生き方を考えるときに差が生じるのではないでしょうか。なぜならこのことを知ってることは、考える上でとても貴重な要素になると思うのです。

(我が家が受けたオンラインZOOM授業)
▶︎タンキュークエスト
▶︎ミライラボ
▶︎おうちDeまなび舎

まだまだ続く休校措置、そして突入する春休み…。子供たちの学びを止めない、家庭学習のスタイルを確立するためにも
「オンライン授業」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

Domanist

福吉彩子

2児(男児・女児)の母。外資系企業で15年働き、独立。現職はフリーのマーケティングコンサルタント。メークセラピストの一面ももち、自宅でレッスンを行っている。「ワーママ・オブ・ザ・イヤー2016」受賞者。
IG:https://www.instagram.com/fuku44aya/

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