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2020.07.03

共働き夫婦で家事をするのは妻だけ!モヤモヤ不公平感どうする?【お悩み解決!ワーママ目安箱】

夫も手伝ってくれるけど何故か私の方が負担が大きい家事。共働き夫婦でありがちな家事の不平等感を軽くする、上手な家事の役割分担方法とは?

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Q. 夫婦で家事を分担しているはずが、ほぼやっているのは私だけ。収入は夫の方が多いので不公平感を口に出せずにいます。(会社員・35歳・一児のママ)

A. 不平等に感じる原因は? まずは負担感と時間数を洗い出してみましょう!

不平等に感じてしまうのは心がモヤモヤしてしまいますね。少しでもすっきりするために、まずは冷静に物事を整理してみませんか? そもそも負担に感じる理由は何なのか考えてみましょう。例えば、家事の中でも得意・不得意な分野がある場合、そのどちらを任されるかによって負担感は異なります。料理が苦手というママであれば、毎回キッチンに立つこと自体が負担に感じるはず。それであれば料理は思い切って相手にお願いするか、もしくは自分が担当するのであれば、苦手な料理を担当する代わりに相手にはひとつ多めに家事を担当してもらうなど、交渉してみるのがよいのではないでしょうか。

また、それぞれの家事の所要時間も洗い出してみましょう。例えば、料理をするのとゴミ出しをするのでは所要時間は明らかに異なります。それぞれの家事にかかるおよその時間を割り出し、だいたい家事にかかる時間が平等になるよう担当を振り分けてみるのもよいでしょう。これらを参考にして家事の配分をもう一度見直すことをおすすめします!

もし収入のことが話題に上がるようであれば、家事にかかる費用について家事代行などを参考に算出してみるのも一手。ただし、言い争いのもとではなく、あくまでも調整のための材料として使うことを心掛けてくださいね。

大塚万紀子

ワーク・ライフバランスコンサルタント

大塚万紀子

株式会社ワーク・ライフバランス取締役/創業メンバー/パートナーコンサルタント金沢工業大学KIT虎ノ門大学院客員教授イノベーションマネジメント研究科ワークライフマネジメント特論財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
楽天を経て06年(株)ワーク・ライフバランスを小室淑恵氏とともに創業。高いコミュニケーション力やコーチングスキルを活かし売上利益に貢献する働き方改革コンサルティングの先駆者。心理学や組織論等をもとに多様性をイノベーションにつなげることが得意。経営者から”深層心理まで理解し寄り添いながらも背中を押してくれる良き伴走者”と厚い信頼を得る。農林水産省「食品産業戦略会議」委員(働き方改革分野担当)なども担当。二児の母。

メイン・アイキャッチ画像/(C)Shutterstock.com 構成/望月琴海

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