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LIFESTYLE子育て

2020.07.17

「パパが怖くて言い返せない」こじれてしまった夫と息子【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ25】

モデルであり3児の母でもある牧野紗弥の人気連載。怒るのを我慢して1日過ごした夫が、それからとった行動とは? 喧嘩をするのではなく、「話すこと」の大切さについて。

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ステイホームで生まれた家庭内の不穏な空気

ステイホームの後も家族で過ごす時間が増えて、楽しいこともあるけれど、喧嘩をする時間も増えました。夫婦喧嘩、親子喧嘩、兄弟喧嘩…ちょっとしたことでチクチク、ネチネチ…。

日中それぞれ別々に過ごしていたときは、喧嘩してもそのうち気が紛れていつの間にか終わっていたけれど、一緒にいる時間が長くなると、言い争ったままの不穏な空気を引きずってしまうこともあります。

平日子どもたちと一緒にいることの多い私でさえフラストレーションが溜まるのだから、今までほぼ週末だけだった夫が戸惑うのも当然かもしれません。外で遊ぶのと違って、平日の昼間から生活・学習の一部始終が目に入って、距離感がわからなくなって過干渉になりがち。「そんな勉強の仕方じゃ意味ないだろ。もっとこいういうふうに勉強しろ」とか「疲れていても明日は練習に行け」など、言い方・怒り方がダイレクトすぎて、私も「そう思っても、言い方があるでしょ!」とハラハラ。だって子どもたちには逃げ場がないんです…。

▲長女とペットのインコと。うちで過ごすのもいいけど、外で思い切り遊べる日が待ち遠しいですね。

「パパが怖くて言い返せない」息子の言い分

特に夫と息子の組み合わせはぶつかりやすく、喧嘩が長引くことも。男同士ならわかり合えてうまく解決できる、という時ばかりでもないようです。

先日も些細なことで夫と喧嘩をした息子が私の寝室にやってきました。
「なんで怒られているかわかんないときがある。でも、パパが怖くて言い返せない」。
ポツリポツリと話してくれた本音です。

夫は、たくさん遊んで信頼関係があるんだから、細かく話さなくても子どもの気持ちはわかっていると思っているようで、叱る時は色々説明するよりガツンと怒る主義。以前はそれでよかったのですが、今は家の中にいる時間が増えたので息子も怒られた時の気持ちの持って行き場がなくなり、明らかにこじれている様子です。

家族会議を経て変わった夫の態度

こんなときこそ、みんなで話し合わなくては…そう思った私は早速、夫、娘、長男を召集して約1時間の家族会議を開催。
「怒るなら、その理由を子どもに説明するべき」
「怒ったあとは、改めて寄り添った言葉をかけて抱きしめることが必要」
と子どもたちの前で夫に伝えました。そして子どもたちにも自分の気持ちをきちんと説明しなさい、と。
自分の気持ちを言語化することを避けようとする傾向にある我が家の男チームも、初めは抵抗をみせたものの、最終的には「話すこと」の大切さはわかってくれたようです。

というのも、早速次の日から、夫の態度に変化があったんです。

朝の支度でも、夕食のときでも、多少息子が言うことを聞かないことがあっても、夫は言葉を選び、怒りをコントロールしながら、「怒らない1日」を過ごし切ったんです。しかも「パパは怒りましぇーん」とか変な顔でユーモアを加えてくれるから、家族みんな笑いが止まらなくなって。久しぶりに、怒りもわだかまりもない、楽しいだけの一日が過ごせました。

しかも、一日限りではなくて、それ以来ずっとです。子どもたちからは
「パパのこともっと信用できるようになった」
「パパが僕の気持ちを聞いてくれるようになった」
「お互いが落ち着いていい状態でいたら、話し合えるって気づいたよ。まぁ勇気はいるけどね」
と、パパの株が鰻登り。
「ママは怒らないって言ってもすぐ怒るけど、パパすごいね」とまで言い出して、私の方が反省しなければいけないハメになりました(笑)。

もちろん、たまには怒ったり喧嘩をしたりしますが、それでも家族の中に風が通るようになったなと感じています。何が正しいかは、やりながらでないとわからないことも多いものです。模索しながらの子育てですが、やっぱり大事なのは「話しをすること」だと、改めて感じています。

▲喧嘩もするけど、いい関係を保っていけたらいいね!

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モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子供とアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。

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