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LIFESTYLE 家事

2020.07.19

バカにしないで。「流行に乗り遅れるママ」にはワケがある【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ26】

 

モデルであり3児の母でもある牧野紗弥の人気連載。「ママ、知らないの?!」と言われることの多い流行りの曲やドラマの話題。その原因をよく考えてみると…。

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パパも子どもたちも…その曲、いつの間に覚えたの?

2年くらい前からでしょうか。子どもたちが、お友達とお泊まり会をしたり、家族ぐるみで遊びに行った帰りには、「みんなでカラオケ」がお決まりのコースになっていました。昨年は、子どもたちのカラオケ好きを察した(笑)サンタさんからNintendo SWITCHで使うカラオケマイクが届いて、家の中でもカラオケができるようになったので、頻度もアップ。なかなかお友達同士で集まれない今は、家族で開催するおうちカラオケがいいストレス発散になっています。

子どもたちが好きなのは、Official髭男dismやKing Gnuなど。さすがに大ヒットしているのでそこまではなんとかついていけますが、LiSAの『紅蓮華』やYOASOBIの『夜に駆ける』が我が子ながらものすごく上手い。私もよく知らない曲をいつの間に覚えたの?と思ってしまいます。

そう言えば、お友達家族と集まっていたころも、「安室ちゃんやAYUなどの懐メロを歌うママたち」V S「最新の曲をバッチリ入れてくるパパと子どもたち」だったなぁ。Alexandros](アレキサンドロス)の最新曲を完璧に歌い上げるパパ友が、「なんでこの曲を知っていて、いつ歌ってるのよ」とママチームから攻撃を受けていたこともあったっけ(笑)。

▲昨年はカラオケで盛り上がることも多かったけど、最近はもっぱらおうちカラオケです。

ママはトレンドをキャッチアップする余裕なんてありません

若手の俳優さんや女優さんが話題に上がったときも、同じような会話の流れになります。「えーママ、知らないの?!それやばいよ、知らなさすぎ」とパパと子どもたち。そんなときは、「なんのドラマ? CM?教えて教えて」と聞きまくるけれど…。

同じ家にいながらにしてこの情報格差。私のママ友たちも同じような感じです。

だって…朝ドラの時間は洗濯機を回しながらお弁当を作り、子どもを送り出すのにてんてこ舞い。お昼に再放送しているのは知ってるけれど、仕事やスーパーなどへの買い出しで家にいないし、週末のまとめ放送は子ども相手をしていてやっぱり家にいません。

ドラマのゴールデンタイムにはキッチンで夕飯の片付けをしたり、学校のプリントに目を通したり。だから去年Yahoo!検索ランキングで2位だった横浜流星くんも、知ったのはずっと後になってからでした。当然、CMで人気のタレントさんの顔と名前は一致しないし、YouTubeで話題になっているグループや最新曲まで、情報は追いつきません。

夫は「夜のニュースを見たら」と言いますが、寝る前の時間にゆっくりテレビや携帯を見ていたら、片付けが後回しになって寝る時間がどんどんなくなるだけ…。この話を仕事現場でしたら男性のヘアメイクさんが「俺もカミさんに対して『知らないの?』って言って怒られた」と話していました。怒るほうの気持ちも、よくわかります。

家庭にこもって世間がどうでもよくなったワケじゃない。おばさんになって、トレンドがどうでもよくなったワケじゃない。
私たち、夫や子どもがエンタメを楽しんでいる間にせっせと仕事、してるんです。

せめて「知らないの?」で終わらせず、できればそのときどきでホットなトレンドワードを教えてくれたら、うれしいな。できれば関連するニュースのURLも一緒にね。なんて、贅沢なリクエストでしょうか。みなさんは、どう思いますか?

▲うちでは、だいたいいつもこんな風に髪がボサボサです(笑)。

モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところバックナンバー

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モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子供とアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。



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