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離乳食期の赤ちゃんにあるあるの悩みといえば…
お食い初めを終えた赤ちゃんは、いよいよ離乳食期に突入。どんなものなら食べてくれるのか、栄養面はどのようにしたらいいのかなど、いろいろと気を遣うことも増えてきます。そして離乳食期の赤ちゃんにあるあるなのが、「便秘が続いている」「うんちの状態があまり良くない」といった悩み。赤ちゃんは言葉で不調を伝えることができないため、不安になってしまうこともあるのではないでしょうか。
今回、【そのもの株式会社】が「赤ちゃんの便秘」に関するアンケートを実施。3年以内に離乳食期の子どもの子育てを経験したママを対象に、赤ちゃんの離乳食や便秘などについて質問しました。気になる調査結果を、赤ちゃんの便秘対策とともにご紹介します!
赤ちゃんの便秘で悩んだことのある人はどれくらい?
Q1:赤ちゃんの便秘で悩んだことはありますか?
そもそもどのくらいの人が赤ちゃんの便秘に悩んだ経験があるのか、聞いてみました。その結果、約65%もの人が「悩んだことがある」と回答。過半数の人が赤ちゃんの便秘に悩みを持っていたことがわかります。
Q2:赤ちゃんの便秘はどこで見極めていましたか?
そこで、赤ちゃんの便秘をどこで見極めていたのかについても質問しました。最も多かったのが「苦しそうに排便している (48.7%)」という回答。さらに「うんちの変化 (便秘・におい・硬さ・色) (47.9%)」と回答した人も多くいました。トイレの際の赤ちゃん自身やうんちの様子から判断していた人が多いようです。
赤ちゃんが便秘になるのはなぜ?
母乳やミルクから離乳食に変わる時期の赤ちゃんは消化機能がまだ未熟なため、食べたものがそのまま出てきたり、便秘気味になったりします。また、離乳食が始まると、赤ちゃんの腸内では大人と同じく腸内細菌が増え、腸内フローラのバランスが崩れて便秘や軟便の原因になることがあるそう。あまりにも「うんちの色がおかしい」「便秘が続いている」という場合は、腸内環境がよくないことも考えられます。
赤ちゃんの便秘対策…どんなことが必要?
Q3:赤ちゃんの体調に便秘などの変化があった場合、どのような対処をしますか?
続いて、「赤ちゃんの体調に便秘などの変化があった場合、どのような対処をしていたか」尋ねました。その結果圧倒的に多かった回答が「マッサージをする (51.1%)」というもの。
優しくお腹をマッサージして刺激を与えることで、赤ちゃんの便意を促せるかもしれません。でも、あまりにも赤ちゃんが苦しそうにしている場合は、医師に相談したほうがいい場合もあります。
Q4:赤ちゃんに便秘などの変化があった場合、どのような食べ物を食べさせますか?
次に、「赤ちゃんに便秘などの変化があった場合、どのような食べ物を食べさせるか」聞きました。その結果最も多かった回答は「発酵食品 (納豆、ヨーグルト、お味噌汁など) (35.8%)」という結果に。
実際に、赤ちゃんの腸活には発酵食品に含まれている”菌”がカギを握っているそう。ということで、腸内の菌の役割について詳しく説明します。
腸内環境を整えるには“菌”が大切
腸活は0歳から始めたほうがいい?
腸内環境を整えることは健康や美容につながるとされ、腸内細菌を意識した食や生活習慣を見直す「腸活」を取り入れる人が増えてきています。実は、腸活は0歳のときから始めたほうがいいと知っていましたか?
赤ちゃんはママのお腹にいるときは無菌ですが、お腹の外に出たその瞬間から菌と共生し始めることに。その後、腸内にどんな菌をどんな割合で保有していくかは、食事や抗菌薬 (抗生物質) の使用などで変わっていくと言われています。そのため、自分でコントロールができない赤ちゃんは親が助けてあげる必要があります。
腸内の「常在菌」とは?
腸内環境を整え免疫力を高めるには、体内にある常在菌のバランスを保つことが大切。常在菌には善玉菌・悪玉菌と、そのうち優勢な方を味方する「日和見菌」があります。つまり、常在菌のバランスを善玉菌が優勢な状態に保つことで、日和見菌が善玉菌を味方するようになり、腸内環境を整えることができるのです。
腸内環境を整えるには常在菌のバランスが大切だとわかりましたが、腸内の菌には具体的にどのような種類があるのでしょうか?
Q5:菌活という言葉で浮かぶ菌は何ですか?
みなさんは腸内環境を整えるのによい「菌」というと、どんなものが思い浮かびますか?「菌活という言葉で浮かぶ菌」について聞いてみたところ、「乳酸菌 (77.7%)」や「ビフィズス菌 (59.2%)」という回答が多く挙がりました。確かにこれらの菌の名前はよく耳にしますよね。実際のところ、どのような「菌」が腸内環境を整えるために必要なのでしょうか
腸内環境を整えるには「納豆菌」を
「乳酸菌」や「ビフィズス菌」と回答した人が多かったように、腸内環境を整えるためにはヨーグルトや発酵食品を食べることを思い浮かべる人が多いのでは。実際、腸内には「乳酸菌」や「ビフィズス菌」を含め色々な善玉菌がいますが、実は腸内環境によいとされるこれらの菌の多くは、胃酸に弱く腸まで届かないそう。
善玉菌を増やすためには、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖、そして善玉菌そのものを摂ることがよいと言われています。そして、それらをすべて叶えてくれる食べ物が「納豆」。「乳酸菌」や「ビフィズス菌」が胃酸に弱い一方、「納豆菌」には「芽胞 (がほう)」というバリア機能があり、胃酸に強く生きたまま腸まで届く性質があるんです。
しかし、同じ納豆菌でも芽胞を持つものと持たないものがあります。芽胞を持たない納豆菌は、胃酸に弱く生きて腸まで届きにくい状態に。胃酸で死滅した納豆菌も腸内細菌のエサにはなりますが、芽胞状の納豆菌は胃酸に強く腸まで届き、腸内バランスを整えて健康をサポートする役割を担っています。
また、腸内細菌の構成は人それぞれ違い、その数約600兆~1,000兆個、1,000種類以上もの菌が存在しているそう!年齢はもちろん、毎日の生活習慣やストレスなどによっても変化していくのだとか。そのため、自分に合った腸内細菌を見つけることが大切。赤ちゃんのときから身体によい働きをする菌を食事で積極的に取り入れることは、腸内環境を整える”腸活”と密接な関係にあります。
赤ちゃんの便秘には「納豆」がいい?
Q6:赤ちゃんのうんちに変化があった場合、納豆を食べさせたことはありますか?
腸内環境を整えるには「納豆」がおすすめと紹介しましたが、赤ちゃんが便秘などになったときに納豆を食べさせたことがある人はどのくらいいるのでしょうか?「赤ちゃんのうんちに変化があったときに納豆を食べさせたことはあるか」聞いたところ、「普段から食べさせている (29.1%)」「ある (20.6%)」あわせて半数近くに上りました。赤ちゃんの腸内環境のために納豆を活用している人は意外に多くいるみたい!
Q7:離乳食で”納豆”を取り入れたのはいつごろからですか?
続いて、「いつごろから離乳食で納豆を取り入れていたのか」も質問したところ、最も多かったのが「生後8か月頃~ (40.0%)」という回答でした。
Q8:離乳食で納豆をあげるときに困ることは何ですか?
赤ちゃんの便秘にいいなら食べさせてみたい人も多いと思いますが、納豆には独特のにおいや粘り気があるため、離乳食にするのは難しそうに感じることもあるのでは。
ということで、「離乳食で納豆をあげるときに困ること」についても質問してみました。その結果「周りがベトベトになってしまう (57.0%)」と回答した人が6割近くと最も多く、納豆特有の粘り気に苦労している人が多いことがわかりました。大人が食べるときにも、ある程度気をつけないと納豆のネバネバがテーブルや手などについてしまいます。それを赤ちゃんにあげるとなったら、後片付けも大変に…。
赤ちゃんに納豆をあげるなら「粉末タイプ」がおすすめ!
Q9:離乳食やご飯にかける粉末タイプの納豆があれば試してみたいですか?
赤ちゃんに納豆をあげたいと思ったら、ネバネバが気にならない「粉末タイプ」がおすすめ。実際に「離乳食やご飯にかける粉末タイプの納豆があれば試してみたいか」聞いたところ、6割以上の人が「はい」と回答しました。その理由には、次のような声が上がっています。
・好き嫌いが多いので普通の納豆は食べてくれないから (30代/専業主婦/愛知県)
・口の周りや手がべたべたにならず、食べさせてあげれるから (30代/専業主婦/香川県)
・離乳食初期では納豆の粒が大きすぎて潰す手間がかかるため (30代/専業主婦/奈良県)
・楽そうだし、一番最初に納豆にチャレンジする時にハードルが下がるから (30代/専業主婦/福岡県)
・手軽に取り入れられて、準備や片付けの手間が省けそうだから (30代/パート・アルバイト/三重県)
ベタベタしない、準備や片付けの手間が省けるなど、普通の納豆より楽にあげられるというところが試したくなるポイントのよう。好き嫌いが多い子でも食べやすそうという声もありました。
そのもの株式会社『こな納豆』
そのもの株式会社の『こな納豆』なら、離乳食に混ぜるだけで赤ちゃんに簡単に納豆を食べさせることができます。なんとスプーン1杯で納豆10パック分もの納豆菌が含まれているそう!様々な料理にアレンジして使えるので、成長期の子どもにもぴったりです。
赤ちゃんの便秘対策に納豆がいいというのは意外だった人も多いのではないでしょうか。最近赤ちゃんのお腹の不調が気になるという人は、ぜひ試してみては。家族の健康管理フードとしてもおすすめです。
情報提供:そのもの株式会社
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