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LIFESTYLE子育て

2020.07.21

家族5人、ひとつ屋根の下で「自分」を確保するために【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ27】

3児の母でもあるモデル牧野紗弥の人気連載。今回は、多くのママたちが頭を悩ます、子どものプライベート空間について。我が家の工夫をご紹介します。

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「個室」で過ごすようになった子どもたち

子どもたちとは、できるだけ家族で一緒に時間を過ごしたいという気持ちもあって、あえて勉強机を子ども部屋に置かず、キッチンにある机で勉強するスタイルでした。また、本や漫画も各子ども部屋ではなくリビングの本棚に置いていました。

にぎやかだけれど、なんとなく安心感があるこのスタイル、私はそれなりに気に入っていたのですが、ステイホーム期間中、娘が「自分の部屋に小さな机が欲しい」と言いだしました。理由を聞くと、「トレーシングペーパーに絵を描いたり、ひとりで作業をしたりするとき、(キッチンだと)うるさくて集中できない」のだそうです。大きくなったなぁ。母はうれしいやら寂しいやら…。

でも、これもちょうどいい機会かもしれない。そう思って机と一緒に子どもたちそれぞれの部屋に本棚も設置。自粛中に子どもそれぞれのコミック本も増え、家のあちこちに読みかけの本が散らばっていたので、片付けるチャンスです。

すると、長女も長男も部屋に漫画を持ち込んで、リビングに降りてこないことが増えました。

みんなで過ごす時間はもちろん大切だけれど、そろそろプライベートタイムを確保することも、大切。子どもが大きくなってきた今、私も考え方をどんどん変えていかないと! 余談ですがこの自粛中買った漫画は『約束のネバーランド』と『Dr.STONE』。私が大切に持っていた『宇宙兄弟』も子ども達がすっかりハマり、読み漁っています(笑)。親子で本を共有できるくらいお姉ちゃん、お兄ちゃんになったんだから、自立への準備も大切、ですよね。

iPadやパソコン、ゲーム、テレビのような電子機器の使用時間も増えました。これにも思うところはいろいろありますが、この時間もプライベート空間に浸るためのひとつのツール。1日あたりの時間を30分と決め、その範囲内なら小言を言わないことにしています。

相変わらずママの仕事場はダイニング

さて。子ども達の個室の準備は整った…とは言え、私の個室はありません。家事もあるし、まだまだ手のかかる次男もいるから、仕事はリビングで、が便利。私がいればいたで、上のふたりもなんだかんだとリビングに集まって、お互い別々なことをしていても、家族の空気を感じられるというのはいいものです。

そんなときに集中するために、我が家では、テーブルや椅子、ソファやハイチェアなどみんなが集まる場所にある家具はできるだけ違う方向に向くよう配置するようにしているんです。例えば、リビングにあるパソコン用のワーキングデスク。壁に向かって置いてあるので、この椅子に座っていると、子どもたちが背面でおもちゃを出して遊んでいようと、勝手に冷蔵庫から何個もアイスを出して食べていようと(!)、振り返って見ない限り気にならないんです。個室で原稿を書くよりも、集中できるかもしれないと思うくらいです。

▲リビングの壁に向かっているパソコン机。ここに座っている時間は、後ろで起きていることがそんなに気になりません。

限られた空間でも、それぞれが違う方向を向くことでプライベート空間が確保できる、と以前テレビか何かで見たのでこうして実践しているのですが、効果てきめんでした。

仕事も勉強も、そして遊びも、これからますます家でする時間が長くなるかもしれません。家族とはいえ、個人の集合体。それぞれがオン・オフを切り替えられて、お互い干渉されず好きなことをする時間と場所を確保する工夫をしながら、我が家なりの新しい生活様式をつくっていきたいと思います。

▲Piet Hein Eekのサイドテーブル。子供達の部屋の本棚とは別に、私の読みかけの漫画を置くため、寝室用に購入しました。

モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところバックナンバー

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モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子供とアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。

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