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BEAUTY ヘアケア

2024.03.23

髪は1か月にどれくらい伸びる? 早く伸ばすためにできることは

髪は1か月でどれくらい伸びるものなのでしょうか?早くロングヘアにしたい…という方は、どれくらいの期間我慢すればよいのか気になりますよね。この記事では髪が伸びる一般的な早さと、できるだけ髪を早く伸ばすため髪の成長を助ける方法について解説します。

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髪が伸びるスピードは1か月で1cm

髪が伸びる早さは、一般的に1か月あたり1cmほどだと言われています。もちろんこれには個人差があり、年齢や性別、食生活などによって大きく変わるそう。年齢を重ねることでターンオーバー機能が低下したり、乱れたりしがちで、若い世代に比べると髪が伸びる早さは落ちてしまうこともあります。また、髪の成長を促すエストロゲンを多く分泌する女性は、男性よりも髪が早く伸びやすいと言われています。生活習慣や食生活はヘアサイクルに影響を与えるため、これらを見直すことで髪が伸びやすい環境を作れるかもしれません。

髪が伸びる速さはヘアサイクルで促す

一般的に髪のサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」に大きく分けられます。成長期はその名の通り、髪が成長する期間のこと。この期間が長い人は、その分髪も長く成長すると言われています。退行期とは髪の成長がストップする時期で、一般的に2週間ほどあると言われています。休止期とは古い髪が抜け、新しい髪が成長をスタートするまでの期間のこと。髪は常にこのサイクルを繰り返しています。このヘアサイクルを整えることで、髪を早く伸ばしたり髪が抜けにくい環境を作ったりすることが可能だと言われています。

【髪型別】髪が伸びるまでの目安期間

ショート〜ボブは3〜4か月ほど

一般的に髪が伸びるスピードは1か月に1cmが目安とされています。これをベースとして考えると、ショートヘアからボブヘアまで髪を伸ばそうと思うと、最低でも3〜4か月ほどかかるという計算に。ショートボブならもう少し短く、少し長めのロブならもう少し長い期間が必要になる可能性があります。

ボブ〜ミディアムは10か月ほど

眺めのボブヘアの女性
ミディアムとは一般的に肩〜鎖骨までの長さのヘアスタイルを言います。

ボブからここまで髪を伸ばそうと思うと最低でも10cmは必要。つまり10か月くらいを目安に考えておけばよさそうです。

ミディアム〜ロングは1年3か月ほど

胸までのロングヘアの女性
ロングとは一般的に、鎖骨から胸元までの長さを言います。

ミディアムヘアからロングヘアまで伸ばしたい場合、15cm以上は必要なのでおよそ15か月、つまり1年3か月は見ておきたいところでしょう。

できるだけ髪を早く伸ばす方法ってある?

個人差はあれど1か月に1cmほど髪が伸びるのが通常として、もう少し早く髪を伸ばす方法はないのでしょうか。髪の成長を促すために重要だと言われているポイントを紹介します。

「切らない」ことを優先して

先述した通り、髪が伸びる早さは個人によって違いがあるものの、平均して1か月1cm前後と言われています。さまざまな俗説がありますが、確実に伸ばす方法は当然ながら「切らないこと」。髪を切りすぎてしまった、または伸びかけの髪がどうしても気になってしまう、という人は、気にならない髪型やヘアアレンジを試してみてはいかがでしょうか。

ヘアケアに力を入れる【シャンプー前】

人気ヘアサロン「GARDEN Tokyo」のトップスタイリスト、本木亜美さんが教えてくれました。

ブラシで髪をとかす女性
\シャンプー前に心がけるのはこの2つ/

1:乾いた状態でのブラッシング

「髪のほつれをとり、頭皮の汚れを浮き上がらせる目的。これをしておくことで、シャンプー時に髪と頭皮の汚れが抜群に落ちやすくなります。ブラッシングには、弾力のあるクッションブラシやパドルブラシを使うのがおすすめ。頭皮に優しく当たるので、とかすだけで頭皮マッサージもできちゃいます。コームは頭皮を傷めてしまうため、避けてくださいね」

2:しっかり予洗い(湯洗い)する

「予洗いは、湯シャンとも言いますね。お湯だけで洗うことです。髪をただ濡らすだけでなく、指をしっかり開いて、頭皮に指の腹を当て、もむように洗います。シャワーのお湯はぬるめの36℃〜38℃にし、1〜2分かけて丁寧に洗うと、7〜8割の汚れを落とすことができるんですよ」

ヘアケアに力を入れる【正しいシャンプー】

シャンプーする女性の後ろ姿

(C)shutterstock

頭皮環境を整えて、美しい髪の成長を助けるためには正しいシャンプー方法も大切。引き続き、本木さんにその方法を教えていただきます。

まず前提として、髪を洗うのは「夜」!

「洗髪は夜にすることが鉄則。1日の活動で出た皮脂が酸化して、毛穴を詰まらせてしまうことがあるためです。また、髪のアンチエイジングにも関わる成長ホルモンは22時〜2時に多く分泌されると言われていますので、そのときに頭皮が清潔になっていると髪の健やかな成長につながることも考えられます。朝の洗髪で必要な皮脂を落としてしまうと、日中、頭皮への紫外線によるダメージが増えるという観点からも、できるだけ夜に!」

シャンプーの量はショートで1プッシュ、ミディアムで2プッシュ、ロングで3プッシュ

「ショート〜ボブは1プッシュ、ミディアムは2プッシュ、ロングは3プッシュが基本。髪の多さや硬さで、半プッシュ程度ずつ調整してください。シャンプー前のお湯洗いをしっかりしておくと汚れが半減しているため、シャンプーの量が少なめでも泡立ちがよくなります。シャンプーを多く使うと泡立ちはいいですが、すすぎ残しが出てくるので注意してくださいね」

髪ではなく頭皮を意識して洗う

「シャンプーの目的は、頭皮の洗浄です。頭皮にたまった老廃物や皮脂汚れを落とすためと考えてください。まずシャンプー液を手のひらになじませてから、髪でなく頭皮につけます。前髪の生えぎわから頭頂部、耳の後ろから後頭部、襟足の3つのブロックを、順番に3回洗います。パーツごとに洗うことで、洗い残しを防ぎます。洗い方は、指先で頭皮をしっかりとらえて揉むように。何度も言いますが、頭皮を意識して洗ってください」

すすぎはシャンプーの倍の時間をかけて行う

「洗うときよりも長く時間をとります。例えば2分かけてシャンプーしたら、すすぎには4分かける。すすぎ残しがあると髪や頭皮の負担になり、頭皮の炎症の原因になることも。完全にぬめりがなくなるまで、よーくすすいで。すすぐ前に、髪についている泡を手で落としておくとすすぎ残しが減ります」

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