無愛想
・無愛想な人 (40代・茨城県・子ども2人)
不信感
・信頼できない人 (30代・東京都・子ども1人)
目が笑ってない
・目が笑ってない人 (30代・大阪府・子ども1人)
みんなの体験談を聞こう!怖い人にみられる特徴やエピソードを紹介
怖いと感じる言動には「怒る」、「パワハラ」、「モラハラ」など威圧的なものから、「気分次第」や「ヒステリー」など突発的なものまで、多種多様な怖さがあることが分かりました。
怒る
・すぐに怒る (40代・埼玉県・子ども2人)
・何がきっかけで怒りだすか分からない (30代・愛知県・子ども3人)
・本気でぶちぎれた時 (30代・広島県・子ども1人)
悪口
・ニコニコしながら悪口を言っていた (30代・新潟県・子ども2人)
・陰で人の悪口ばかり言っている (30代・東京都・子ども2人)
・他人の文句ばかり言っている (40代・愛知県・子ども2人)
・職場に居座る50〜60代のお局上司たちは、仕事中はずーっとお互いマウンティングトークに花を咲かせ、かと思えば誰かしらの悪口を次から次へと。絶対に私の悪口も言われてるんだろうなぁ、と思います。こんな嫌な歳のとり方は絶対したくないなぁ…という、違う意味での怖さを毎日感じています (30代・静岡県・子ども2人)
パワハラ
・パワハラによって部下をメンタル休職に追い込んだ (30代・滋賀県・子ども1人)
・顔は笑いながら注意したり、あまりにも機嫌が悪いとパワハラの様になる (40代・福岡県・子ども1人)
気分次第
・気分で態度が変わること (40代・東京都・子ども1人)
・夫から質問してきたのに、それに丁寧に答えている途中で言葉を遮って、「忙しいから」と迷惑そうにされた。 自分から話しかけといて、急に邪魔臭そうにするとこがよくある。 子どもに対してもそのような態度で、自分の子どもにも、他人の子どもにも、話している途中で態度が急変する (40代・兵庫県・子ども3人)
・日によって機嫌が悪く、報告しなければいけないことも報告しにくい (30代・山形県・子ども2人)
モラハラ
・モラハラだったから (30代・静岡県・子ども2人)
・モラハラ気質。キレると急にチンピラみたいになる (40代・北海道・子ども2人)
責め立てる
・すぐに人を責め立てるところ (30代・静岡県・子ども2人)
・子ども同士の約束で嘘つかれたと言いがかりをつけられて、相手の親からLINEを使って長文で責められた (40代・山口県・子ども2人)
態度
・態度が怖い (40代・神奈川県・子ども2人)
・同僚に対する態度の悪さ (40代・東京都・子ども1人)
人の意見を聞かない
・会長だからみんなの意見まとめるかと思ったが、自分のやり方を強行された (30代・群馬県・子ども2人)
言い方がきつい
・話しているときに「はぁ?」と言われたとき (40代・神奈川県・子ども2人)
ヒステリーを起こす
・ヒステリックになるツボがあるようで、そのツボがどこにあるかよくわからないところ (30代・神奈川県・子ども1人)
真面目すぎる
・真面目過ぎるから (30代・神奈川県・子ども2人)
正義感が強すぎる
・やたらと正義感が強く、ちょっとのことを大げさに騒ぐので、世間話にも気を使ってしまいます (40代・千葉県・子ども1人)
暗い
・暗い (40代・千葉県・子ども1人)
沸点がわからない
・何がきっかけで機嫌が悪くなるのか解らないので、常に気を張ってないといけない (30代・長野県・子ども1人)
人によって態度が変わる
・管理職の前ではいい人、自分より立場が弱いと感じる人に対しては横柄な態度の人がいる (30代・新潟県・子ども4人)
脅される
・脅された事がある (40代・愛知県・子ども2人)
高額商品の勧誘
・事あるごとに高額商品の勧誘をしてくる (30代・福岡県・子ども1人)
根に持つ
・根に持つ (40代・千葉県・子ども2人)
自身と同じレベルを求める
・仕事人間なので、自分にもそれを求められているように感じたから (30代・神奈川県・子ども3人)
他人に厳しい
・仕事中、休憩を頻繁にしていることもないのに、少し立ち止まると『空いているときは周りをみて他にもしないといけない事が沢山あるでしょ?』と言う人。サボる気はないけど、一息くらいつかせてよ (40代・大阪府・子ども3人)
本音が言えない
・仕事面でもプライベートでも、話す内容によって人を選んだほうがいいと思った時がある (30代・東京都・子ども1人)
子どもに対して
・子どもを叱っている時 (30代・東京都・子ども1人)
思い込みが激しい
・思い込みが激しく、暴言が多い (30代・石川県・子ども2人)
大声を出す
・自分が仕事に集中していて、普段から声の小さい彼女の話しかけの声に気づかなかったらいきなり大声を出された (40代・茨城県・子ども1人)
自分の利益で判断
・人に寄り添ってるつもりでも自分の利益しか考えていないから (30代・大阪府・子ども1人)
威圧感
・絶対服従させようという威圧感 (40代・京都府・子ども3人)
表裏
・表裏がある (40代・愛知県・子ども2人)
携帯を見る
・無口で普段なにも干渉してこないのに、知らないところで勝手に携帯を見たこと (30代・大阪府・子ども2人)
「怖い」と感じる気持ちは自分を守るために必須!
臨床心理士に聞く、「怖い人」とのベストな距離感とは?
まずなぜ人は〝怖い〟と感じるのでしょうか。「人間には防衛本能があるので、自分に対して攻撃してくる人や不利益を生じさせるのではないかと感じられたときには、自然と〝怖い気持ち〟がわいてきます。この〝怖い気持ち〟は、自分を守るために大切な感情なんです」と、臨床心理士・吉田美智子さん。
ではアンケートを元に、どんな人が〝怖い人〟とされているのでしょうか。「ハラスメント(嫌がらせ、いじめ、暴言暴力を含む)をする人や、攻撃的な人、気分次第(予測がつかない言動)な人が代表的だと思います。そして人間は〝 怖い!〟と感じると、本能的に〝固まる、逃げる、戦う〟のどれかの行動をとると言われています。しかし継続的な対人関係では、前期のような振る舞いでは立ち行きませんよね」(吉田さん)。
〝怖い人〟と面と向かって戦わず、でも決して臆することなく関係性を築くにはどうしたらいいのでしょうか。「まず自分に問題があるから相手が怒っているのではなく、相手に問題があると理解することが大切です。自分に問題があると思って自分を責めてしまうと、ますます怖い気持ちが強くなり〝 固まって、逃げ出したく〟なってしまいます。相手はただ自分のイライラや怒りを発散しているだけかもしれませんし、その時感情を出しやすい相手にぶつけてるだけかもしれません。または何かしなくてはと焦ってパニックになっているのかもしれません。そう捉えるとこちら側が一歩引いて冷静に、客観的に相手の様子が見られるようになります。怒りは一旦受け入れて、相手が落ち着いてから〝先ほどのことですが〟と声をかけ、自分の意見など伝えてみると案外スムーズにいくかもしれません」(吉田さん)。
またこんな場合は注意が必要だそう。「明らかに脅しや嫌がらせがあると感じられる場合は注意!信頼できる第三者に相談し、その方から適切な介入をしてもらう方法を試みてください。逆恨みが怖いと思うかもしれませんが、二者の閉じられた関係の中でダメージを受け続けることに比べたら、ずっと傷が浅く解決できます」(吉田さん)。
萎縮しちゃうほど〝怖い人〟がいたとしても、まずは相手を客観的に見ることで怖さが半減するかもしれませんね。無理はせず、いい距離感が保てることを願っています。
写真/(C)Shutterstock.com
臨床心理士/公認心理師
吉田美智子
東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon