すれ違い
・好かれたい人に対して、嫌われたくないからと、話しかけられても答えられずにいたら、嫌われたと思われて避けられてしまった (30代・福岡県・子ども1人)
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借金
・借金を返すためにまた借金をする (40代・富山県・子ども1人)
負のスパイラルから抜け出す方法を体験談から紹介!
負のスパイラルから抜け出す方法として、「時が経つのを待つ」、「諦める」など慌てず騒がずな人もいれば、「頑張る」、「人を頼る」などその状況からどうにか脱出しようとする人も。
時が経つのを待つ
・もうこれ以上悪いことが起きないようにと、ただただ毎日祈って生きていた (40代・大阪府・子ども1人)
・自分の力じゃどうしようもならなくて、時が過ぎるのを待つだけだった (40代・東京都・子ども2人)
・時間が解決するしかなかった。下手に動けば自体が余計に悪化するし、精神的にも何かをする余裕がなかった (40代・京都府・子ども3人)
・時間が経つしかない。できるだけ問題から逃避するようにしていた (40代・香川県・子ども2人)
・「どうしよう、どうしよう」と言っているうちに、自然と解決の糸口が見つかった (40代・千葉県・子ども2人)
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頑張る
・ただ頑張るしかない。ひとつひとつ問題と向き合い、解決法を見出していくしかなかった (30代・神奈川県・子ども1人)
・国家試験はひたすら勉強して。無事に合格した。そのときに友達の顔がやっと久しぶりに見れるようになった。 転勤のことは時間が解決した。ただひたすら耐えたけど、旦那も軽いうつになったりした。上司に相談して人事配置を考え直してもらった (30代・神奈川県・子ども3人)
・お金の問題だったので残業を増やした。子どもには寂しい思いをさせたけど、共倒れするわけにはいかなかったので (40代・富山県・子ども1人)
・自分の努力だけで乗り切った。親や友達に迷惑はかけられないと思ったので、解決するためにできることは全てやった (40代・神奈川県・子ども2人)
人を頼る
・もう深く考えず、流れに身をまかせることにした。それと、友達や家族に助けて欲しいと言うようにした (30代・福岡県・子ども3人)
・ひとりではどうにも出来なかったし、精神的にもヤバかったので友達に相談した。違った見解が聞けて、解決の糸口が見つかった (30代・広島県・子ども3人)
・友達に話を聞いてもらったり、時が経過するのを待った。友達はいつも心配してくれて心の支えになってくれた (30代・栃木県・子ども4人)
努力でどうにもならなかったら断ち切る
・最後は自分から負のスパイラルを断ち切ると決めて、仕事も辞めて彼とも別れた。 (30代・大阪府・子ども2人)
・限界まで沈んでうんざりして一掃する。落ちるところまで落ちれば、後は這い上がるだけしかないから (30代・栃木県・子ども2人)
・努力してもうまくいかない状態が続くということは、単に仕事との相性が悪いのだと受け止め、それまで就いていた仕事を辞めた (30代・愛媛県・子ども2人)
諦める
・もう無理と諦める。手放してしまった方が心の負担が減るから (30代・滋賀県・子ども3人)
・諦めて流れに身を任せた方が、被害が大きくなくて済む気がする (30代・広島県・子ども1人)
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笑顔
・なるべく笑顔でいる (30代・福岡県・子ども1人)
そばにいてくれた人がいる
・そばにいてくれた先輩のおかげ (30代・福岡県・子ども1人)
話し合う
・よく話し合った (30代・新潟県・子ども2人)
家庭に持ち込まない
・外での負の感情を家庭まで引きずらない。子どもの笑顔を見る。 (30代・福岡県・子ども1人)
割り切る
・感情を出すのは得策でないと思い、仕事は仕事と言い聞かせた (40代・愛知県・子ども3人)
自分を大切にする
・自分を守れるのは自分だから、気持ちに負担がかからないように大事にする (30代・群馬県・子ども2人)
ポジティブに
・前向きに考えるようにして、負の気持ちに負けないようにした (40代・福岡県・子ども2人)
忙しくする
・忙しくすること (40代・茨城県・子ども2人)
「負のスパイラル」は自分自身でどんどん手繰り寄せ、無理やりくっつけたモノなのかもしれませんね。無駄に落ち込まず、ひとつづつ問題と向き合い、片付けていくと問題を手放す時間も短くなるかもしれませんね。
写真/(C)Shutterstock.com
臨床心理士
吉田美智子
東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP: https://hakoniwasalon.com
Twitter: @hakoniwasalon
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