人生で負のスパイラルに陥った経験はある?「働く女性100人のエピソード」「臨床心理士によるメカニズム・抜け出す方法」を紹介 | Domani

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2020.10.15

人生で負のスパイラルに陥った経験はある?「働く女性100人のエピソード」「臨床心理士によるメカニズム・抜け出す方法」を紹介

「なんで次から次へと悪いことが起こるの!?」なんて絶望的な経験ありませんか? そんな〝負のスパイラル〟の体験談をご紹介。また、臨床心理士による抜け出す方法も必見です!

負のスパイラルとはどういう意味?

負のスパイラルとは、連鎖的に悪循環が生じること。(小学館・大辞泉)

【質問】人生で負のスパイラルに陥った経験はある?

負のスパイラルに陥った経験の「ある人」28.5%、「ない人」71.5%。約7割の人は負のスパイラル未体験者となり、辛い体験をせずに済んでいるよう。

負のスパイラル 経験 アンケート エピソード 抜け出す方法「はい」…28.5%
「いいえ」…71.5%

※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

臨床心理士による「負のスパイラル」を生み出すメカニズム&抜け出す方法を解説!

負のスパイラルはどのようにして起こるのか、臨床心理士・吉田美智子さんにお聞きしました。

「人はなにか悪いことが起きると、過去の自分の体験(データベース)を検索する性質があります。それはなにかよい解決方法や対処方法を見つけ出すことが目的なのですが、過去の悪いことを検索すると必然的に、その当時の困った気持ち、怒りや悲しみと言った〝 負の感情〟を思い出すことに。 すると『自分はこんな目に合う運命なのかも』『結局全て自分が悪いのかも』というようなネガティブな気持ちにつられがちに。つまり、自分を助けようとして行う行為が、逆効果になる。これが、負のスパイラルを生み出すと考えられます」

では、「負のスパイラル」から抜け出す方法はあるのでしょうか。

「困ったことが起きたときには、過去の自分のデータベース検索は避けましょう。また、『いつもこうなる』とか『あの時と同じ』などと問題を膨らませてしまうのもNG!問題を〝 単体〟で対処することを心がけてみてください。そして、〝また失敗する(悪いことが起きる)〟のように心配になってしまう時もあると思います。これも、〝予期不安〟と言って、事前に予測を立てて問題を防ごうとする人の心の働きなのです。が、実のところ、ただ不安を大きくするだけで役には立たないことがほとんどです。〝不安になっているな〟→〝この不安は役には立たないから、ちょっと置いておこう〟と脇にどけられると気持ちが楽になりますよ」(吉田さん)。

【体験談】負のスパイラルに入ってしまった時のエピソードを聞いてみよう

負のスパイラルとして「何もうまくいかない」、「悪いことが続く」など自分の力ではどうしようもできないことが伺い知れます。仕事、家庭、子どもとは包塞がりになったことがある人も!

何もうまくいかない

・プライベートも仕事もうまくいかない。どちらかでもうまくいっていると、安材料としてほっと出来るんだけど… (30代・福岡県・子ども1人)
・相手の言動と態度が異なり自分が悪者になってしまって、みんなに話がまわってしまったこと。誤解をどうやって解いたらいいのか (30代・栃木県・子ども4人)
・国家試験を受ける半年前くらいから勉強が上手くいかなくなって、全てのものごとが嫌になり、死にたいと思ったし友達も寄せ付けなかった。 夫の転勤が決まった時も義理の母の体調が良くないときで、子どもも小さいときだったので離婚が頭をよぎった。何をしても暗い気持ちになり、どこかに子どもとふたりで逃げ出したい気持ちが常にあった (30代・神奈川県・子ども3人)

負のスパイラル 経験 アンケート エピソード 抜け出す方法

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悪いことが続く

・ついてないなと思うことが続く。電車に乗り遅れて遅刻、子どもが高熱を出し園から連絡、買い置きがあると思ってた醤油がない、些細なことだけど続くと落ち込む(40代・千葉県・子ども2人)
・悪いことしか起きない。子供が風邪から肺炎になり入院、母のガンが見つかり、夫の不倫がバレる。もうやってられない… (40代・香川県・子ども2人)
・家族に問題が起き、自分自身も精神が不安定になって対処が難しくなり、余計家族の問題も酷くなった (40代・愛知県・子ども1人)

ネガティブな考え

・悪い考えが頭をぐるぐるまわり続ける。もしこうなちゃったらどうしようと、まだ起こっていない出来事を考え過ぎる (30代・福岡県・子ども2人)
・いつも悪い方にしか考えられない。成功する方より、万が一ばかりを考えて正直疲れる (40代・茨城県・子ども2人)
・頑固過ぎて全てに対して悲観的になってしまった時。余裕がないので全てが悪い方向に進む (40代・新潟県・子ども2人)

仕事で

・仕事で自分のできの悪さを思い知らされたが、努力すればするほど空回りして全くうまくいかなかった。そのストレスが私生活にも影響してしまい、人と上手く話せなくなったり、家族に対してイライラをぶつけてしまったりした時期がある (30代・愛媛県・子ども2人)
・仕事で失敗してそれが何度も一日に起こる。ミスがミスを呼ぶ状態に、会社を辞めてしまいたいと思ったことも (30代・広島県・子ども1人)
・仕事の失敗を家庭に引きずり、家事のルーティンが崩れ、家族の雰囲気も悪くしてしまい、翌日の仕事へ向かう時も憂鬱な気分だった (30代・福岡県・子ども1人)
・若い頃、毎日12時間ぐらい働いていた。精神的にも病んで体にも影響を及ぼしたが、ストレス発散の為に仕事が終わっても遊んだり飲んだりしていたので睡眠時間は毎日2時間ぐらいだった。男性関係も乱れていたけど、止めるように言ってくれた人がいてその人と付き合うことになったけどその人は既婚者だった (30代・大阪府・子ども2人)
・職場の上司と上手くいかなかったが、まだ挽回出来そうな気がして一生懸命頑張ったが、頑張り過ぎて心が病んでしまったこと (30代・群馬県・子ども2人)

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病気

・病気が判明した日にひったくりに合い、通院をしている間に家に空き巣が入った。踏んだり蹴ったりで、運命を呪うと思った (30代・滋賀県・子ども3人)
・自分が病気になり精神的にも不安で支えて欲しかったのに、夫が離婚したいと言い出した。もう自分に味方はいないと感じた (40代・神奈川県・子ども2人)
・病気から疑心暗鬼になり友達と揉めてしまった。謝りたくて連絡するも、着信拒否されててどうしようも出来なくて泣いた (40代・山口県・子ども1人)
・会社の理不尽な対応に感情を剥き出しにしてしまい、結局働きにくい状況を作ってしまった。 (40代・愛知県・子ども3人)

離婚

・妊娠中に離婚。結婚2年目で授かった子ども。でも妊娠中に夫が不倫をし、出産前に離婚しました (30代・青森県・子ども1人)
・母が倒れた後、当時の夫と別居をし、経済的にも助けてもらえず離婚まで3年かかった。その最中に長男の発達障害が発覚し、もう孤独感でいっぱいだった (30代・福岡県・子ども3人)

すれ違い

・好かれたい人に対して、嫌われたくないからと、話しかけられても答えられずにいたら、嫌われたと思われて避けられてしまった (30代・福岡県・子ども1人)

抜け出せない

・現状から抜け出せない (30代・栃木県・子ども2人)

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借金

・借金を返すためにまた借金をする (40代・富山県・子ども1人)

負のスパイラルから抜け出す方法を体験談から紹介!

負のスパイラルから抜け出す方法として、「時が経つのを待つ」、「諦める」など慌てず騒がずな人もいれば、「頑張る」、「人を頼る」などその状況からどうにか脱出しようとする人も。

時が経つのを待つ

・もうこれ以上悪いことが起きないようにと、ただただ毎日祈って生きていた (40代・大阪府・子ども1人)
・自分の力じゃどうしようもならなくて、時が過ぎるのを待つだけだった (40代・東京都・子ども2人)
・時間が解決するしかなかった。下手に動けば自体が余計悪化するし、精神的にも余計なことをする余裕がなかった (40代・京都府・子ども3人)
・時間が経つしかない。できるだけ問題から逃避するようにしていた (40代・香川県・子ども2人)
・「どうしよう、どうしよう」と言っているうちに、自然と解決の糸口が見つかった (40代・千葉県・子ども2人)

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頑張る

・ただ頑張るしかない。ひとつひとつ問題と向き合い、解決法を見出していくしかなかった (30代・神奈川県・子ども1人)
・国家試験はひたすら勉強して。無事に合格した。そのときに友達の顔がやっと久しぶりに見れるようになった。 転勤のことは時間が解決した。ただひたすら耐えたけど、旦那も軽いうつになったりした。上司に相談して人事配置を考え直してもらった (30代・神奈川県・子ども3人)
・お金の問題だったので残業を増やした。子どもには寂しい思いをさせたけど、共倒れするわけには行かなかったので (40代・富山県・子ども1人)
・自分の努力だけで乗り切った。親や友達に迷惑はかけられないと思ったので、解決するためにできることは全てやった (40代・神奈川県・子ども2人)

人を頼る

・もう深く考えず、流れに身をまかせることにした。それと、友達や家族に助けて欲しいと言うようにした (30代・福岡県・子ども3人)
・ひとりではどうにも出来なかったし、精神的にもヤバかったので友達に相談した。違った見解が聞けて、解決の糸口が見つかった (30代・広島県・子ども3人)
・友達に話を聞いてもらったり、時が経過するのを待った。友達はいつも心配してくれて心の支えになってくれた (30代・栃木県・子ども4人)

努力でどうにもならなかったら断ち切る

・最後は自分から負のスパイラルを断ち切ると決めて、仕事も辞めて彼とも別れた。 (30代・大阪府・子ども2人)
・限界まで沈んでうんざりして一掃する。落ちるところまで落ちれば、後は這い上がるだけしかないから (30代・栃木県・子ども2人)
・努力してもうまくいかない状態が続くということは、単に仕事との相性が悪いのだと受け止め、それまで就いていた仕事を辞めた (30代・愛媛県・子ども2人)

諦める

・もう無理と諦める。手放してしまった方が、心の負担が減るから (30代・滋賀県・子ども3人)
・諦めて流れに身を任せた方が、被害が大きくなくて済む気がする (30代・広島県・子ども1人)

負のスパイラル 経験 アンケート エピソード 抜け出す方法

「もう嫌だ」と感じたら試してほしい。気分の持ち上げ方と解決方法

笑顔

・なるべく笑顔でいる (30代・福岡県・子ども1人)

そばにいてくれた人がいる

・そばにいてくれた先輩のおかげ (30代・福岡県・子ども1人)

話し合う

・よく話し合った (30代・新潟県・子ども2人)

家庭に持ち込まない

・外での負の感情を家庭まで引きずらない。子どもの笑顔を見る。 (30代・福岡県・子ども1人)

割り切る

・感情を出すのは得策でないと思い、仕事は仕事と言い聞かせた (40代・愛知県・子ども3人)

自分を大切にする

・自分のことを大事にする (30代・群馬県・子ども2人)

ポジティブに

・前向きに考える (40代・福岡県・子ども2人)

忙しくする

・忙しくすること (40代・茨城県・子ども2人)


「負のスパイラル」は自分自身でどんどん手繰り寄せ、無理やりくっつけたモノなのかもしれませんね。無駄に落ち込まず、ひとつづつ問題と向き合い、片付けていくと問題を手放す時間も短くなるかもしれませんね。

写真/(C)Shutterstock.com

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP: https://hakoniwasalon.com
Twitter: @hakoniwasalon

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