【目次】
・疲れがたまっているときのサイン
・【真面目な人】ほど疲れやすい
・【仕事を辞めたくなる】瞬間
・【育児がつらいと感じる】瞬間
・【夫婦関係に嫌気がさす】瞬間
・【将来を考えて悲観】してしまう
・今すぐできる【気分を上げる方法】
・頑張った自分に【ご褒美】を
【目次】
「もう嫌だ」は疲れがたまっているときのサイン
仕事に家事にと忙しくしていると、知らないうちに心身が疲弊してしまうことがあります。思わず「もう嫌だ」と呟いてしまった人は、自分の想像以上に疲れがたまっているのかもしれません。以下のような状況にある人は、ひと休みしてリラックスできる時間を取りましょう。

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ミスをしてばかり
「いつもやっているルーティンワークを忘れていた」「集中力にかけている」など、自分らしくないミスや行動を連発していませんか?普段やらないようなミスをするのは、疲れがたまっているからかもしれません。体に疲れがたまっていると集中力を維持できず、慣れたことでも忘れたり抜けたりしてしまいがち。
また肉体的な疲れはなくても、心が疲れていることでミスを起こしやすくなることも。人間の心と体は切っても切れない関係です。心の疲れが体にも如実に影響を与え、あり得ないミスを引き起こしていることも考えられます。
一人になりたいと思うことが多い
「一人になりたい」と感じることが増えたなら、人付き合いを面倒に感じている可能性があります。特に職場では、何かと人に気を遣う場面が多いのではないでしょうか。愛想笑いをしたり興味のない話に頷いたりすることは、人の精神を疲弊させてしまうもの。また、中には常に人の動向をうかがっている人もいるものです。疲れているときにしつこく絡まれれば、「もう嫌だ」と言いたくなるのも無理はありません。
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真面目な性格の人ほど疲れやすい
「もう嫌だ」とストレスMaxになってしまうのは、真面目な人に多く見られる傾向です。真面目な人のどのような特徴が疲れをため込んでしまうのでしょうか。その性格から推察してみましょう。

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何ごとも100%を求めてしまう
真面目な人は、与えられた仕事や自分がすべきことに全力で取り組むものです。その姿勢は周囲からも高く評価され、仕事でもプライベートでも信頼されるのではないでしょうか。しかし周囲からの評価が高くなればなるほど、真面目な人は「もっと頑張らなければ」と自分を追い込みがち。我慢強い性質も持っていますから、過剰に頑張りすぎて疲れをため込んでしまうこともありえます。
一般的に「いい加減」と評される人はストレスが少ない傾向があります。「やりたくない」「疲れた」と思えばすぐに手を引いてしまうため、疲れもさほどたまらないのだと考えられます。真面目すぎて疲れてしまう人は、ときにこうした「ゆるさ」を見習うことも大切です。
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空気を読んでしまう
真面目な人の中には、空気を読むのが上手という人がいます。発言をするときは場の雰囲気を壊さないよう注意し、どんなことでも引き受けてしまう…思い当たる人もいるのでは?ところが真面目な人がこうした振る舞いをするのは、「変なことを言って嫌われたら困る」「嫌だと言ったら印象が悪いかも」といった心情からきている場合も多くあります。本心とは違う言動を繰り返していれば、心身ともに疲弊するのも無理はありません。
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自己肯定感が低い
真面目な人の「何でもきちんとこなさなければ」という態度は、自分への自信のなさの表れかもしれません。自分に自信がある人は、どんなときでも余裕があるという傾向があります。物事を自分の物差しで考えられるため、他人がどう言おうが自分が「よい」と思えれば満足できるのでしょう。
一方で自分に自信のない人は、他人の評価が気になってしまいます。物事の判断基準が他人にあるため、外から完璧に見えるようにしないと気が済まなくなってしまうのではないでしょうか。結果、常に自分を追い込むこととなり「もう嫌だ」と言いたくなってしまいます。
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人に頼るのが苦手
周囲に気を遣いすぎる真面目な人は、誰かに助けを求めることは相手に負担をかけるのではと考えてしまいがち。迷惑な顔をされたら困る、仕事を押しつけていると思われたら困ると考えて、うまく人を頼ることができなくなってしまう傾向があります。また、助けを求めることは自分の弱さを見せることでもあるので、完璧主義の真面目な人は、「できない自分」を知られるのを苦痛に感じる場合も。何でも一人で抱え込み過ぎてしまいがちです。
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仕事を辞めたくなる瞬間
好きで選んだ仕事でも、「もう嫌だ」と投げ出したくなることがあります。どのようなときに人は仕事を辞めたくなってしまうのでしょうか。仕事をしている人ならではの「もう嫌だ」という瞬間をみてみましょう。

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やりがいを感じなくなった
仕事へのモチベーションが失われたときは、やはり「辞めたい」と感じてしまうもの。職場では1日の大半の時間を過ごすのですから、嫌々働いていればストレスがたまるのは当然です。何かきっかけがあればたまっていた不平不満が爆発し「もう嫌だ」と辞めたくなってしまうこともありえます。
「これ以上この仕事をしていても先がない」と思ったときは、ほかの仕事に就くことを検討してもよいかもしれません。日々「もう嫌だ」と考えながら働くよりも、新しいキャリアにチャレンジした方がやりがいを得やすくなることもあります。
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人間関係にストレスを感じている
同じ職場で働く仲間でも、中にはどうしても合わない人がいるものです。合わない人と接していると、ストレスがたまるのは仕方がありません。ときには、自分を相手に合わせようとしたり、不快に感じた言動も穏便にやり過ごそうとしたり…。心中にあるイラ立ちや怒りは常に封じ込めておかねばならず、職場にいるだけで疲れを感じてしまうという場面もあるでしょう。
こうしたストレスは、「職場だけの付き合い」と割り切ると軽減できるかもしれません。仕事上の関係と割り切って、距離を置いてみてはいかがでしょうか。
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頑張ってもうまくいかない
仕事での頑張りが結果に結びつかないときは、「もう嫌だ」と感じてしまうもの。特に仕事にかけた時間が多いほど、挫折や徒労感を強く感じずにはいられませんよね。また、職場に比較対象がいる場合は、うまくいかないことがより一層苦痛になってしまうのではないでしょうか。スムーズに仕事をこなす同僚がいれば、自分のふがいなさに悲しくなってしまうなんてこともあるのでは。とはいえうまくいかない状況を好転させるには、自分の努力が大切なことも。本を読むなどスキルアップに注力し前向きな姿勢を保つことが必要かもしれません。
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育児がつらいと感じる瞬間
育児には予想外のトラブルがつきものです。仕事と育児の両立を選択したママは、肉体的・精神的に「つらい」と感じることが少なくありません。世のワーママたちが「もう嫌だ」と言いたくなるのはどのようなときなのでしょうか。

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気分転換をする時間すらない
子育て中のワーママは、子育てと仕事に追われる日々を過ごしています。ストレスがたまっていくのを自覚していても、それを解消するための時間がとれない場合も多くあります。蓄積された疲れは慢性化し、「もう嫌だ」と言いたくなるシーンに多々出くわしてしまうのではないでしょうか。とくに子どもが小さいうちは手がかかることが多いうえ、目を離せません。常に子どものそばにいなければならず、これもストレスになってしまいます。
自由になる時間がとれないときは、家事の効率化を図ってみるのも1つの手です。家事が楽になるアイテムを購入したり食事メニューを楽なものにしたりなど、意外と手を抜いても大丈夫なところが見つかるかもしれません。
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気を張りつめるのに疲れた
ワーママは職場ではミスなく仕事をこなそうと努める一方で、家庭では子どもの様子に目を光らせておかねばなりません。常に気を張っている状態となるわけですから、それによるストレスや疲れはかなりのものです。どんなにエネルギッシュな人でも、気を張り続ければエネルギー切れを引き起こしてしまいます。ときには何も考えず無心に過ごし、英気を養いましょう。
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育て方に自信がない
初めての子育てだと、自分の育児に自信が持てなくなるときがあります。心ない他人のひと言に傷つき、「自分には子育ては向いていない」など考えてしまうこともあるでしょう。特に近年はSNSなどでほかのママとつながりやすくなっています。比べてしまって落ち込むママも多いのではないでしょうか。子育てに自信をなくしているときは、余計な情報は遮断するのがベター。家にいるときはスマホの電源はいっそオフにして、子どもだけを見つめるというのも1つの手です。
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夫婦関係に嫌気がさす瞬間
仕事、育児以外ではパートナーである夫への不満が爆発することもあります。夫婦とはいえ相手への依存度が高くなったり価値観が異なったりすると「もう嫌だ」と思うこともあるものです。夫婦関係に嫌気がさすのはどのようなときなのでしょうか。

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パートナーが家のことをやってくれない
共働き家庭でも女性の方が家事を多く負担するケースは少なくありません。自分が忙しく動いているときに悠然と過ごしているパートナーが目に入れば、「なぜ自分ばかり」と不満を感じてしまうのは当然です。初めのうちは我慢できても、何かのきっかけで不満が爆発してしまうこともあるでしょう。夫婦関係を円満に保つなら、不安や不満は話し合って解決していくことが大切です。このとき夫の腰が重いなら、まずは子どもの寝かしつけなど、やりやすそうなことからお願いしてみてはいかがでしょうか。
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けんかが絶えない
結婚してしばらく経つと、相手への不満が増えてくるものです。きつい態度で不平や不満を言い合えば、けんかが絶えない家庭となってしまう可能性もあります。何のために結婚したのか分からなくなれば、全て投げ出したいと感じることもあるでしょう。結婚後に生じる相手への不平不満は、価値観のズレから起きているケースが少なくないです。感じた不平不満を放置せず話し合えば、多くの衝突は避けられるかもしれません。けんかが増えてきたと感じたら、積極的に夫婦でコミュニケーションを図りましょう。
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将来を考えて悲観してしまう
現状に大きな不満や不安がなくても、先を見通せない人生を悲観する人もいます。将来を考えたとき「もう嫌だ」と言いたくなるのはどのようなときなのでしょうか。

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お金の心配がある
近年は「年金が減額される」「終身雇用制度が崩壊する」などよく耳にするようになりました。今後や老後の不安が常につきまとえば、将来を悲観したくもなるものです。ところがこうした不安を持つ人ほど、お金の知識がないという場合も多くあります。メディアやネット上の噂に不安をあおられているだけで、問題の本質を知らない人も多いのです。不確かな情報にあおられていれば、不安ばかりがどんどん大きくなってしまいますよね。お金の心配をしている人は、まずお金に対する知識を深め、正しい情報を得ましょう。金融リテラシーが高まれば心配事はグッと減るかもしれません。
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キャリアパスを描けない
男性と同じように働いていても、育児の負担は女性側に多くなりがちです。子どもが小さいうちは子どもの状況に合わせて仕事を調整しなければならず、子育てが終わっても次は親の介護が待っているかもしれません。完全に自分の都合だけで働くのは難しく、将来のキャリアをリアルに想像するのは困難な場合も出てきます。先を考えて悲観的になり、「もう嫌だ」と感じてしまうときもあるでしょう。しかし、自分の中にブレない軸を持つことで、いつまでもやりがいを感じながら働くことができるかもしれません。
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今すぐできる気分を上げる方法
「もう嫌だ」と言いたくなるのは、心の中がネガティブな感情でいっぱいになっているからです。こんなときは心のスイッチを切り替えてポジティブな気持ちを取り戻しましょう。気分を上げたいときに試したいいくつかの試みを紹介します。

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湯船に浸かって体を温める
疲れを感じたら湯船にしっかり浸かってしっかり体を温めましょう。好きなアロマの入浴剤などを用意すると、さらにリラックス効果が期待できます。お風呂で体を温めると体内の血流がよくなり、疲労回復に有益です。特にオフィスワークで疲れている人は、マッサージしながら入浴するとコリもほぐれていきます。体の疲れが軽減されれば、また頑張ろうという気力も湧いてくるのではないでしょうか。ただし、リフレッシュ目的で入浴するときはお湯の温度を人肌程度にしておきましょう。長くゆっくり湯船に浸かることができ、心身ともに深くリラックスできます。
エクササイズをする
適度に体を動かすことはストレス解消によいといわれています。気分が落ち込んだときは集中して体を動かすと、いつの間にかスッキリした気分になれることでしょう。このとき特にストレス解消に有益といわれるのは「有酸素運動」です。少し息が上がるまでランニングや筋トレなど行ってみましょう。またエクササイズのメリットは、ストレス解消だけではありません。シェイプアップや健康維持にも有効なので、心身のよい状態をキープしやすくなります。
バケットリストを作る
気分が落ち込んでいるときは、自分が何をすべきか分からなくなっているケースが多いものです。このようなときは100項目のバケットリストを作成して自分の心の奥を知りましょう。バケットリストとは、「死ぬまでにやりたいこと」をリスト化したものです。思いつくままに項目をリストアップしていけば深層心理があぶり出され、普段は隠れている本音が見えてくるもの。本当に望むものが分かれば、自分の進むべき方向も見えやすくなるのではないでしょうか。未来への希望が湧いてきて、前に進もうというモチベーションを保つことにつながります。
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名言に元気をもらう
気分が落ち込んだときは、お気に入りの名言を読み返すのもよい気分転換の方法です。日頃から本などをたくさん読み、心に残った言葉はストックしておく習慣をつけるのもおすすめ。世の中には成功の陰で挫折や失敗を経験した人、想像を絶するような困難を克服して大成した人も少なくありません。そんな彼らの言葉には真理をついたものが多く、きっとつらいときの助けとなってくれるはず。成功や自信に裏打ちされている言葉は、ほかに変えられない重みがあります。何度も読み返していくうちに「自分も頑張ろう」という気分になれるでしょう。
頑張った自分にご褒美を
「もう嫌だ」という気分になったときには、頑張るのをひと休みしてはいかがでしょうか。ときには自分を思いきり甘やかしてあげれば、再び元気をチャージできます。「自分にご褒美をあげよう」と思ったときにおすすめのアイデアをみてみましょう。

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エステ、ヘッドスパ体験
ラグジュアリーなエステやヘッドスパは贅沢なご褒美の一つです。ゆったりした雰囲気の中、最高のリラックスと充足感を得られます。とくに疲れが顔に出ていた人は、施術前から楽しみに感じられ、施術後も明日からまた頑張ろうという気力が湧いてきて、笑顔で帰宅できるのではないでしょうか。どんなエステやヘッドスパを選んでも問題ありませんが、「ご褒美」であることはお忘れなく。「安さ」「お得感」ではなく、「自分が癒されるところ」を基準にして選びましょう。普段はなかなかとれない時間ですから、思う存分贅沢をしてみるのもおすすめです。
たまには自分へのご褒美を!極上スパでのボディメンテナンスが最高すぎた♡
憧れのホテルにステイ
高級ホテルは、非日常を味わえる最適の場所です。憧れのホテルがあるのなら、夫や周囲の人に協力を仰ぎ、1日だけホテルステイの自由時間を体験してみてはいかがでしょうか。高級ホテルならではの贅沢な設備やアメニティに囲まれれば、忙しい毎日を忘れられるはず。一人きりという空間も心地よく、疲弊した心もゆっくり回復していくでしょう。
また、高級ホテルはそのホスピタリティも魅力です。普段誰かのために動いてばかりいるママなら、質の高いおもてなしはうれしく感じるものです。ホテルを出るころには活力も湧いてきて、「またこのホテルに泊まれるよう頑張ろう」という気分になれるかもしれません。
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