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「もう嫌だ」は疲れがたまっているときのサイン
仕事に家事にと忙しくしていると、知らないうちに心身が疲弊してしまうことがあります。思わず「もう嫌だ!」と呟いてしまった人は、自分の想像以上に疲れがたまっているのかもしれません。以下のような状況にある人は、ひと休みしてリラックスできる時間を取りましょう。

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ミスをしてばかり
「いつもやっているルーティンワークを忘れていた」「集中力にかけている」など、自分らしくないミスや行動を連発していませんか?普段やらないようなミスをするのは、疲れがたまっているからかもしれません。体に疲れがたまっていると集中力を維持できず、慣れたことでも忘れたり抜けたりしてしまいがち。
また肉体的な疲れはなくても、心が疲れていることでミスを起こしやすくなることも。人間の心と体は切っても切れない関係です。心の疲れが体にも如実に影響を与え、あり得ないミスを引き起こしていることも考えられます。
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一人になりたいと思うことが多い
「一人になりたい」と感じることが増えたなら、人付き合いを面倒に感じている可能性があります。特に職場では、何かと人に気を遣う場面が多いのではないでしょうか。愛想笑いをしたり興味のない話に頷いたりすることは、人の精神を疲弊させてしまうもの。また、中には常に人の動向をうかがっている人もいるものです。疲れているときにしつこく絡まれれば、「もう嫌だ」と言いたくなるのも無理はありません。
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真面目な性格の人ほど疲れやすい
「もう嫌だ」とストレスマックスになってしまうのは、真面目な人に多く見られる傾向です。真面目な人のどのような特徴が疲れをため込んでしまうのでしょうか。その性格から推察してみましょう。

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何ごとも100%を求めてしまう
真面目な人は、与えられた仕事や自分がすべきことに全力で取り組むものです。その姿勢は周囲からも高く評価され、仕事でもプライベートでも信頼されるのではないでしょうか。しかし周囲からの評価が高くなればなるほど、真面目な人は「もっと頑張らなければ」と自分を追い込みがち。我慢強い性質も持っていますから、過剰に頑張りすぎて疲れをため込んでしまうこともありえます。
一般的に「いい加減」と評される人はストレスが少ない傾向があります。「やりたくない」「疲れた」と思えばすぐに手を引いてしまうため、疲れもさほどたまらないのだと考えられます。真面目すぎて疲れてしまう人は、ときにこうした「ゆるさ」を見習うことも大切です。
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空気を読んでしまう
真面目な人の中には、空気を読むのが上手という人がいます。発言をするときは場の雰囲気を壊さないよう注意し、どんなことでも引き受けてしまう…思い当たる人もいるのでは?ところが真面目な人がこうした振る舞いをするのは、「変なことを言って嫌われたら困る」「嫌だと言ったら印象が悪いかも」といった心情からきている場合も多くあります。本心とは違う言動を繰り返していれば、心身ともに疲弊するのも無理はありません。
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自己肯定感が低い
真面目な人の「何でもきちんとこなさなければ」という態度は、自分への自信のなさの表れかもしれません。自分に自信がある人は、どんなときでも余裕があるという傾向があります。物事を自分の物差しで考えられるため、他人がどう言おうが自分が「よい」と思えれば満足できるのでしょう。
一方で自分に自信のない人は、他人の評価が気になってしまいます。物事の判断基準が他人にあるため、外から完璧に見えるようにしないと気が済まなくなってしまうのではないでしょうか。結果、常に自分を追い込むこととなり「もう嫌だ」と言いたくなってしまいます。
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人に頼るのが苦手
周囲に気を遣いすぎる真面目な人は、誰かに助けを求めることは相手に負担をかけるのではと考えてしまいがち。迷惑な顔をされたら困る、仕事を押しつけていると思われたら困ると考えて、うまく人を頼ることができなくなってしまう傾向があります。また、助けを求めることは自分の弱さを見せることでもあるので、完璧主義の真面目な人は、「できない自分」を知られるのを苦痛に感じる場合も。何でも一人で抱え込み過ぎてしまいがちです。
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仕事を辞めたくなる瞬間
好きで選んだ仕事でも、「もう嫌だ」と投げ出したくなることがあります。どのようなときに人は仕事を辞めたくなってしまうのでしょうか。仕事をしている人ならではの「もう嫌だ」という瞬間を見てみましょう。