お金の心配がある
報道などでよく目にする、「年金が減額される」「終身雇用制度が崩壊する」という情報。見聞きするだけで、不安が増しますよね。お金や老後の不安が常にあると、将来を悲観したくもなるでしょう。
一方で、不安がる人ほど、お金の知識がないというケースが見受けられます。噂レベルの情報に不安をあおられるばかりで、自分で学ぶことはなく、問題の本質に気がつかないということも。自分自身で理解しないと、不確かな情報にあおられ、不安は大きくなる一方でしょう。
お金のことが心配なら、まずは正しい情報を得ながら、お金に対する知識を深めてみてください。そうすれば、心配事はグッと減るかもしれません。
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キャリアパスを描けない
男女雇用機会均等法の制定により、女性活躍を後押しする企業が増えています。しかし、現実的には、まだまだ家事や育児の負担は女性側に多くなりがち。男性と同じように働きたいのに、家庭や子どもの事情に合わせて仕事を調整せざるを得ないという人も多いでしょう。
また、子育てが終わったとしても、介護問題が生じるかもしれません。いずれも大切な家族のことだからこそ、悩んでしまいますよね。完全に自分のペースで働くのは難しいと感じ、自分のキャリアパスを描けず「もう嫌だ」と思う人もいるでしょう。
先のことを考えて悲観的になるのは、誰もが経験することです。人生はなかなか自分の思い通りになりませんが、だからこそ自分の中にブレない軸を持ちたいもの。自分が生きるうえで本当に手に入れたいのは何か、明確にしておくと、ブレずに済むかもしれません。
なぜ自分は働き続けたいのか、どのように働いていきたいのか、何を成し遂げたいのか、ぜひ言語化し、書き出してみてください。自分の望みを明確にしておくと、それが自分を支えてくれるでしょう。
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今すぐできる気分を上げる方法
「もう嫌だ」と言いたくなるのは、心の中がネガティブな感情でいっぱいになっているからです。こんなときは心のスイッチを切り替えて、ポジティブな気持ちを取り戻しましょう。気分を上げたいときに試したいいくつかの試みを紹介します。
湯船に浸かって体を温める
疲れを感じたら、湯船にしっかり浸かってみてください。体内の血流がよくなり、疲労回復に有益です。好きな香りや効能の入浴剤などを用いると、リラックス効果がアップ。芯から体を温めてくれるでしょう。
オフィスワークで疲れを感じるときは、入浴しながらマッサージをしてみては。コリがほぐれて、体の緊張が和らぐでしょう。疲れが軽減できれば、気力や意欲がわいてくることも。気持ちがリセットでき、また「頑張ってみよう!」と思えるかもしれません。
ただし、リフレッシュ目的の入浴は、お湯の温度に気をつけて。湯温は、38~40℃のぬるめがおすすめです。この温度だと、ゆっくり湯船に浸かっても疲れず、心身ともに深くリラックスできるとされています。
エクササイズをする
適度に体を動かすことは、ストレス解消になるとされています。たとえば、気分が落ち込んだら、体を動かすことに集中してみてください。いつの間にか気分がスッキリするでしょう。
ストレス解消に有益とされるのが「有酸素運動」です。少し息が上がる程度に、ランニングや筋トレなどをしてみてください。血流がよくなり、心身がスッキリするはずです。
エクササイズのメリットは、ストレス解消にとどまりません。適度な運動は、生活習慣を整えてくれます。睡眠の質が上がり、シェイプアップや健康維持にも効果を発揮。心身のバランスが整った状態をキープしやすくなります。
バケットリストを作る
気分が落ち込むのは、自分が何をすべきか分からなくなっているケースが多いもの。このような場合は「100項目のバケットリスト」を作成して、自分の心の奥を知るのもいいですね。
バケットリストとは、「死ぬまでにやりたいこと」をリスト化したものです。まずは、思いつくままに項目をリストアップしてみましょう。そうすることで深層心理があぶり出され、自分の知らない本音が見えてくるかもしれません。
自分が本当に望むものがわかれば、自分の進むべき方向も見えやすくなります。将来への希望が湧きあがり、前進したいというモチベーションを感じることができるでしょう。
名言に元気をもらう
お気に入りの名言を読み返すのも、気分転換に最適です。本などから心に残った言葉があれば、メモなどにストックしておくといいですね。あとから見返すと、その言葉が勇気をくれるかもしれません。
世の中には、成功の陰で挫折や失敗を経験した人が多く存在します。また、想像を絶するような困難を克服して、大成した人も少なくありません。そんな彼らの言葉には、真理をついたものがたくさん。成功や自信に裏打ちされている言葉だからこそ、説得力や重みを感じるでしょう。
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お気に入りのスイーツを食べる
落ち込んだときは、お気に入りのスイーツやドリンクを自分にプレゼントするのもいいですね。前から食べてみたかったケーキやパフェを食べに行く、お気に入りのコンビニスイーツを買う、発売したばかりの新商品を食べてみるというのも、気分をあげてくれるかもしれません。
好きな食べ物やドリンクは、心の緊張をほぐしてくれます。カロリーが気になるという人は、ちょっとだけそのことを忘れましょう。「心の栄養補給」だと捉え、しっかりと味わってくださいね。
思い切って掃除や片付けをする
「もう嫌だ」と思ったとき、家の片付けや掃除をするのもおすすめです。気になっている箇所をきれいにすると、心までスッキリすることも。また、片付けや掃除に没頭することで意識がそちらに向くため、悩みに意識が向かなくなり、心身の緊張がほぐれることもあります。
片付けや掃除が苦手な人は、ハードルが高いと感じるかもしれません。しかし、大変に思うのは最初だけ。えいや! と腰をあげ、まずはゴミ袋を用意。目についた引き出しを一箇所整理してください。要らないものはどんどん捨て、汚れているところがあれば拭き掃除を。一通り終わったら頃には、いくらか気持ちが軽くなっているはずです。
頑張った自分にご褒美を
「もう嫌だ」という気分が続いたら、頑張るのをひと休みしてはいかがでしょうか? ときには自分を思いきり甘やかしてみてください。きっと、元気をチャージできるはず。「自分にご褒美をあげよう」と思ったときにおすすめのアイデアを紹介します。
エステ、ヘッドスパ体験
ラグジュアリーなエステやヘッドスパは贅沢なご褒美の1つです。ゆったりした雰囲気の中、最高のリラックスと充足感を得られます。とくに疲れが顔に出ていた人は、施術前から楽しみに感じられ、施術後も明日からまた頑張ろうという気力が湧いてきて、笑顔で帰宅できるのではないでしょうか。
どんなエステやヘッドスパを選んでも問題ありませんが、「ご褒美」であることはお忘れなく。「安さ」「お得感」ではなく、「自分が癒されるところ」を基準にして選びましょう。普段はなかなかとれない時間ですから、思う存分贅沢をしてみるのもおすすめです。
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憧れのホテルにステイ
高級ホテルは、非日常を味わえる最適の場所ですよね。憧れのホテルがあるのなら、家族や周囲の人に協力を仰ぎ、1日だけホテルステイの自由時間を体験してみてはいかがでしょうか?
高級ホテルならではの充実した環境に非日常を感じ、慌ただしい日常を忘れられるはず。1人きりで過ごす空間も心地よく、疲弊した心もゆっくり回復していくでしょう。
また、高級ホテルはそのホスピタリティも魅力です。普段誰かのために動いてばかりいるなら、質の高いおもてなしに心が躍るでしょう。ホテルを出るころには活力も湧いてきて、「またこのホテルに泊まれるよう、頑張ろう」という気分になれるかもしれません。
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最後に
「もう嫌だ」と思うときの対処法などをまとめました。「もう嫌だ」と思うのは、それ以上頑張るとダウンするよという心や体からのサインかもしれません。気分が晴れないなら、無理に元気を出すのではなく、心や体の欲するままに休むのも一つ。日頃頑張っているのだから、たまには自分を優先して過ごしてくださいね。
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