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2020.11.15

Apple Watchの「もうできるよ」機能で〝美人〟になれるって本当?【2020年11月版】

 

この秋、新発売のApple Watch Series6。健康管理に役立つらしいけれど、そんなもの、大人ならばある程度やってますし、自分の体は自分で管理できますし…。と思っていたけれど、自分でできないところ、知ることができない情報を、最新のApple Watchは助けてくれるとわかりました。

Text:
南 ゆかり(フリーエディター)
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Apple Watchの「もうできるよ」が教えてくれる今と未来の健康

この秋、新発売のApple Watch Series6のCMで「もうできるよ」と連呼しているのを観て、気になっていた人も多いのではないでしょうか。「できるよ」と言っていたのは、<睡眠の追跡><心拍数の測定><取り込んだ酸素のレベルを確認>でした。今回は、これらを実際に使ってみての報告を届けします。

できる1/睡眠の把握は、時間のコントロールにつながる!

Apple Watchは「ずっとつけてる」と前回お伝えしましたが、その理由のひとつが、<睡眠の追跡>です。といっても、腕につけたまま寝るだけで操作は不要。これまでも睡眠の測定はできましたが、有料アプリが必要でした。

朝起きて、Apple Watchの睡眠アプリをチェックしてみると、眠り始めた時間と起きた時間、そして睡眠時間が表示され、同時にiPhoneのほうには記録が蓄積されていきます。

apple.comより

睡眠を「記録する」ことだけでも、意識のうえでは「早く寝なくちゃ」「睡眠時間を確保しなくちゃ」となりますが、この「早く寝る」のが意外と難しい。そこで役立つのが、iPhoneの<ヘルスケア>Appの<睡眠モード>。私の場合、23時になるとロック画面が暗いスリープ状態になるようにしてます。「閉じる」ボタンを使わない限り、iPhoneが起動してしまうことはありませんし、LINEなどの通知も表示されません。そのロック画面の<ショートカット>がまた新しい機能なのですが、スリープ状態になったあとでも寝付けないとき、使います。<睡眠準備ショートカット>といって、私はその中に、思いついたことを書き込んで頭から追い払うための<メモ>機能へのリンク、眠くなるように自然音楽のプレイリストのふたつをセット。

「寝る直前にスマホを見ない」を美容法にあげる人もいるくらい、睡眠の大敵だとみなされやすいスマホ。スマホのダラダラ見をしないことは寝るための準備として、けっこう大事なこと。夜になったら好きなアロマを使う、おなかを温める、ハーブティを飲む、そしてこの黒い画面が現れることで、なんだか眠りに誘われるような気になっています。

ここでふと疑問に思いませんか? 寝るときにApple Watchをつけていたら、いつ充電したらいいのかと。朝から夜まで使用後、そのままつけて寝て、朝起きた時点で充電残量は30%でした。その後、朝のシャワー時間・身支度時間・朝食時間の1時間充電をしたら、95%まで復活。Series6の基本は18時間バッテリーがもち、1時間半あれば0→100%の充電が可能だそうです(ちなみに、Series5のときは2時間半かかった)。というわけでこれからは、寝るときにまとめて充電するのではなく、お風呂はいってる時間や着替え時間とかに、こまめに充電するスタイルでいこうと思います。

できる2/心拍数から学ぶことは案外多い

Series6には心拍数アプリというのがあって、常に心拍数をカウントしてくれているのだそうです。動きが激しくなれば当然心拍数も高くなり、それが記録として蓄積されます。自分の傾向を知ることができるし、高すぎたり低すぎたりといった異常を感知したらアラートが鳴るという親切さ。

ただ、私はアスリートでもないし、マラソンに挑戦しようとしているわけでもありません。ちょっと体重が増えたらダイエットしようかしらという程度で、できれば運動しないで暮らしたいくらいです。

最大の運動が散歩で、出不精がせっかく散歩するんだから効率的にカロリーを使いたい。よく、「カロリー消費には早足で歩くといい」とはいいますが、その目安が心拍数100~120拍なのだそう。ならば、歩きながらこのくらいの心拍数になるよう、チェックしていればいいのでしょう。やってみると、普通に歩くと心拍数は90前後、100を超えるにはけっこう早足で、しかもあまり止まらずに歩く必要があります。

でもやってみれば、「早足で歩く」のが案外「運動した」満足感がある! さらに、消費したカロリーもわかります(iPhoneのヘルスケアAppで確認できる)。この日、心拍数90~100台を保ちながら29分歩いて、120Kcal消費という結果。あれ?「運動した感」がある割には、消費カロリーはたったこれだけ? セブンイレブンの『CHOU(シュー・ア・ラ・クレーム)』が177Kcal。ごはん1杯も同じようなものです。大人気ボディワーカーの森拓郎さんの「運動だけでは痩せない」という言葉に、改めて大きくうなづきたくなります。

「太ったら運動すればいい」ではなくて、ふだんから食事をはじめ生活全般を気づかうことの大切さ。心拍数をきっかけに思い知ったというわけです。

できる3/血中酸素ウェルネスは優しい見守り役

心拍数と同じく、常に腕から計測されているのが「血中酸素濃度」。最大の運動であるお散歩から帰ったタイミングで測定してみたら、「100%」という素晴らしい数値!

血液中の酸素の濃度が満タン(?)だと100%、正常値で99~96%と言われているそうで。病院では体調不良の目安になったり、酸素の薄い高地で数値をチェックするといった使われ方をしたり。

でも、Apple Watchはあくまでもウェルネス目的のツール。それに私は入院中でも登山家でもない。でも、数値を見ることで、体の内側を気にかけてあげてる感じがある。こんな低い意識で申し訳ないけれど、心拍数も血中酸素濃度も、「気にかける」ことこそが、健康のスタートラインなんだなと実感しています。そして、何か体に起こったら、「自分で気づいてなくても」教えてくれるという信頼感。自分よりも自分の体を知っている存在がいるというのは、少し不思議だけれど、とてもありがたいものです。気持ち、いろんな意味で心身ともに〝美人〟になれた気がします。

次回は、複数のApple Watchを家族で使う方法についてをご紹介します。

Apple Watch Series6

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南 ゆかり

フリーエディター・ライター。Oggi、Domaniなどの女性誌を中心に有名人のインタビュー、コラムなど連載中。

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