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突然ですが、皆さんは自分に自信がありますか? 改めて聞かれると、思わず考えてしまう人も少ないのかもしれません。そこで、自信のある人の言動と、自分に自信をつけるための方法を調査しました。
【質問】自分に自信を持っている人はどれくらい?
「よく当てはまる」…3.3%
「当てはまる」…23.3%
「ほとんど当てはまらない」…36.7%
「当てはまらない」…36.7%
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「自信満々です」と回答した人はたったの3%。「それなりに自信はある」と回答した人は約2割、「あんまり自信はないかも」程度の人は約4割、「全くもって自信ありません」は約4割。程度の差はあれど、「自信がない」と回答した人は、なんと約8割にもなりました。
臨床心理士に聞く、「自信がある」「自信がない」その差とは?
上の結果を踏まえて、臨床心理士・吉田美智子さんに「自分に自信を持つためのマインドセット」を教えていただきました。
「まず自分に【自信がある】【自信がない】というお話の前に、そもそも〝自信を持つ〟とは何かというお話から。【自信を持つ】というのは本来『自分を信じられる』ということだと思います。しかし、『自分の能力に自信がある』と解釈されやすい傾向もあるように思います。
例えば、『自分のことを信じられますか?』と聞かれれば、YESと回答する方は多くなると思うのですが、『自分には誇れる能力はありますか?』と聞かれると、YESの回答数が減るのではないでしょうか。さらに日本では『自信を持て』と言われる一方で、『自信や能力は前面には押し出さない(能ある鷹は爪を隠す)』ことを尊ぶ傾向もあります。これらのことが、上のグラフでもある【自信がない8割】という結果にもつながるのではないでしょうか。
よって【自信がある】【自信がない】人の違いは、〝自分を信じられるかどうか〟 〝自己肯定感を持てているかどうか〟で差が生まれてくると思います」
ではワーママの皆さんは「自信を持っている人」をどのように見ているのでしょうか。
「自信を持っている人」に見る7つの特徴
自分の意見がある
一番多かったのは「自分の意見がある」という回答。例えば、「どんな場面でも自分の意見をハキハキ言え、リーダーシップが取れる」「一般論や人の意見に流されることなく、揺るがない自分の意見や生き方を持っている」「ブレない自分なりの信念を持っている」 など、人に流されない姿が自信の表れと捉えるようです。
堂々としている
「堂々とした態度」に自信を感じる人も。確かにいつもオドオドした態度では自信がなく見えますし、反対に偉ぶった横柄な態度も自信の無さの裏返しかなと思ってしまいます。
いつも笑顔でキラキラしている
「いつも笑顔で生き生きしている」「 目がキラキラしているし、常に笑顔で人と話す時も相手の目をしっかり見て話していると思う」など、輝いている姿を見ると、その笑顔は自信の元に成り立っていると感じられます。
イキイキしている
「アクティブ 」、「メリハリがあり何事も全力」「いつも前を向いてイキイキしてる」など、行動的で人生を楽しんでいるように見えると言う声も。そしてイキイキしている人は、「姿勢がいい」という外見的要素も付け加えられていました。
ポジティブマインド
「何に対してもポジティブに行動したり、考えたりする習慣がある」「失敗を恐れず進めて、例え失敗をしても、きちんと反省し、教訓として以後に生かすことができる人」「いい方向になるよう、前向きな考え方を持つ癖がついている」などの意見が。自分に自信があるからポジティブなのか、ポジティブに過ごしているから自信が持てるのか、もしかすると両者の相乗効果の結果かもしれませんね。
ひとつの事を突き詰める
自分に自信を持つためには、「ひとつの事を突き詰めている」「やりたいことをしっかり持っている」など、目標に向けて努力をし続ける事なのかもしれません。
生まれながら恵まれている
「美人」「家庭環境や何もかもが恵まれている」「小さな頃から人より優れている」 など、本人の努力というよりは、生まれながらにして恵まれた環境下の人は、自然と自信もつくのでは!?という声もありました。