【目次】
・自信を持つメリット
・自信がある人の特徴
・自信がない人の特徴
・自信が持てない原因とは?
・自信を持つための方法
自信を持つメリット
自信がないと、本来はうまくいくことであるにもかかわらず、失敗してしまうことがあります。何事もうまくいかないのではないかと、消極的な気持ちが影響しているのかもしれません。反対に自信がある状態は、さまざまなメリットを生み出します。自信を持っていると、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
物事を前向きに捉えられる
自信を持つと必要以上に失敗を恐れず、どんなことも前向きに変換することができます。たとえうまくいかないことがあったとしても、「これは自分を成長させるために必要なこと」と広い視野で物事を考えられるのです。ネガティブな出来事にくじけず、前向きな気持ちでいられます。自信がないと、うまくいっているときでも不安になることがあるもの。しかし、積み重ねてきた経験に基づいた自信があれば、未来に対して根拠のない不安を感じずに対処することができます。
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モチベーションを維持できる
自分に自信がないと「何をしてもうまくいかない」と思い込んでしまうもの。心がネガティブな感情に支配されてしまっているのです。自信があるときは何かを始める際に「なんとなくうまくいきそう」「失敗してもいいからやってみよう」と前向きな状態になっています。困難な状況にあっても、自分の行動に対して希望を持てていることがメリットです。仕事でもプライベートでも積極的に行動するようになり、モチベーションが安定していきます。新しいことに挑戦する気持ちが活力となり、充実した毎日を過ごせます。
人としての魅力が増す
心理状態は外見的な特徴にも関係しています。自信がある人は背筋が伸び、いつでも笑顔で、何をするにも余裕があるように見えるもの。いつも暗い表情の人や、自信がなさそうにしている人より、自信にあふれた様子の人から意見を聞きたいと思う方が一般的です。失敗しても前向きに挑戦を続けて得てきた自信は、周囲にもよい影響を与えます。周囲から頼られ、「魅力的で信頼のおける人物」と評価されるのです。
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自信がある人の特徴
周囲を見てみると、自信を持って行動している人とそうでない人の違いに気づくはずです。自信を持てないことに悩んでいる人は、自信を持っている人の行動をよく観察すると、自分にないものが見えてきます。具体的にどんな特徴があるのか見ていきましょう。
自分を客観視できる
自信を持っている人は、自分が置かれている状況を冷静に見つめることができます。自分を客観視し、足りないものや不得手なことを理解できているため、できないことに対して落ち込むよりも「今できること」に全力で取り組みます。また、「他人は他人、自分は自分」という意識を持てるので、他人と自分を比べて必要以上に落ち込むこともありません。自分の努力を前向きに認めると同時に、他人の能力も肯定することができます。
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行動力がある
自信がある人は、思いついたことややってみたいことを実現する行動力があります。「どうせ失敗する」とは思わず、「失敗も経験のうち」と考えて取り組めるのです。失敗しそうなことでも「どうやったら成功するかな?」とポジティブな発想で挑戦し、成功するまで続けることをやめません。周囲には、「なんて行動力があるのだろう」「くじけない心を持っている」という印象を与えます。成功体験を積み重ねてますます自己肯定感を高めていくことも、自信がある人の特徴です。
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自信がない人の特徴
人によってさまざまな事情があるので、誰もが自信満々で生きているわけではありません。時には、自分を信じられなくなってしまうこともあります。自信がない人には、どんな特徴があるのでしょうか。
他人の評価が気になる
自信が持てない人は、必要以上に他人からの評価を気にして、縮こまった気持ちで毎日を過ごしていることが特徴です。人からどう思われているのか気になって仕方ないとき、過去のつらい経験が影響している可能性があります。非難されて傷ついた経験があると、他人の評価にびくびくしてしまいがちです。他人からの評判が全てだと思い込んでしまっているケースもあるかもしれません。しかし、いざ蓋を開けてみれば、周りはそれほど気にしていない場合がほとんどです。自信があるかどうかは自分軸で考えていいのです。自分を信じるには「本心ではどう考えているか」「自分が楽しんでいるか」など、自分の心を見つめ直すことが必要だといえます。
挑戦をするのが苦手
自分への自信が持てない人は、新しいことへの挑戦に苦手意識を持つ傾向があります。失敗によって周囲からの評価が下がることを恐れ「絶対に失敗できない」と思い、勢いよく挑戦できなくなってしまうのです。過去に失敗して恥ずかしい思いをした経験から、一歩を踏み出せないこともあるでしょう。新しい何かに挑戦することから離れた生活が続くと、視野が狭くなり、変化のないつまらない日々を過ごすことになりかねません。
自信が持てない原因とは?
同じ環境で育った人であっても、自信の程度には差があるものです。理由は人それぞれですが、過去の経験が関係している場合も。では、どのような経験が自信のなさに影響しやすいのでしょうか。自信が持てなくなってしまう原因を見ていきましょう。
トラウマがある
トラウマとは、自分の力では対処できないような、「心の傷」のことです。つらかった出来事から目を背けてしまった結果、心を閉ざし、立ち直るきっかけを失ってしまうこともあるでしょう。過去に自分を信じられなくなるような出来事があると、挑戦することに対して臆病になってしまうものです。例えば「人前でうまく話せなかったことを笑われた」という失敗から、人と話すことに自信を持てなくなってしまう場合や、大きな失敗ではなかったとしても、完璧にできなかったことでプライドが傷つき、自信を持てなくなってしまうケースなど。これまでの人生経験で起こった出来事が強く残り、自分を信じられない状態にさせてしまうのです。
成功体験が少ない
人はさまざまな経験を経て成長していきます。誰もがはじめから完璧な能力を持っているわけではないので、壁にぶつかることは当然です。成長していく過程でエネルギーとなるのは成功体験もそのひとつ。成功体験が少ないと自己評価が下がり、自信を持てない原因となります。自信がなくなると失敗することが怖くなり、そして失敗を恐れて新たな挑戦の回数が減ると、自分を褒めたり分析したりする機会も少なくなってしまうでしょう。まずは小さな成功体験を一つずつ積み重ねていくことが得策です。
自信を持つための方法
自信が持てないことを「生まれつきの性格だから仕方ない」と考えて、諦めてしまってはいませんか。実は、ポイントさえ分かっていれば、自分を信じることは難しいことではありません。一瞬で自信を持つことは難しくても、実践すれば徐々に自信を高めていくことができます。すぐに始められる方法を見ていきましょう。
自分を褒めてあげる
何かを達成したとき「こんなこと、できて当たり前だろう」と考えてしまうと、後ろ向きな気持ちになり「もっとできるはず」と、自分自身で低い評価を付けてしまいかねません。これでは、いつまでたっても自分を認めることができないままになってしまいます。まずは「挑戦したことに意味がある」「挑戦できてよかった」など、自分を認めて、褒めることが大切。どんなことでもいいので、できたことに対して自分を褒めてあげましょう。「朝、決まった時間に起きられた」「ゴミを出せた」など日常の中のできごとでもなんでもいいのです。できなかったことばかりにスポットライトを当てるのではなく、できたことに目を向けることがポイント。そうすることで、自分に対して抱いているイメージがアップし、自信を持つことにつながります。
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目標に向けて努力をする
努力した経験は自信を高めてくれます。何か一つでいいので目標を決めて取り組んでみましょう。例えば、資格の取得やダイエットなど、やってみたいことや理想の自分に近づくためにチャレンジできることがおすすめです。目標を決めたら、「1カ月に1冊の本を読む」「金曜の夜は筋トレをする」というように、やることを具体的に決めます。あまり難しい目標を決めると途中で挫折しやすくなるので、できる範囲で徐々にステップアップしていきましょう。日々の積み重ねによってできることが増えていくたびに、自信を高められるはずです。手帳やスマホのスケジュール機能などを利用して、これまでにできたことを書き出しておくと、後から見返して自信を持てるようになった過程を自分自身で確認することができ、それがより自身へと繋がります。
他人と比較しない
どんなにうまくいっているときも、他人と比べると自信を失う原因になってしまいます。自信を失っているときは、どんな人であっても自分よりよく見えてしまうものです。仮に誰かと自分を比較して自信をつけられたとしても、より優れていると思える人が現れたら自信が崩れてしまいます。他人と比べて満足できるかどうか気にしていても、自分を成長させることはできません。自信を持つには、他人と比べるのではなく、「自分自身をしっかりと見つめること」が大事です。自分との対話を続けながら、理想の自分になるための努力を続けましょう。
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ストレスを溜めない
どんなにポジティブな人でも落ち込むことはあります。今までできていたことが急にできなくなり、打ちひしがれることもあるかもしれません。ストレスが溜まっていると、前向きな気持ちになれず自信を失いやすくなっています。自分なりのストレス解消法を見つけて、適度に息抜きをしましょう。くじけそうになったら、自分にご褒美をプレゼントするという目標を立ててみると気分転換にもなります。疲れたと感じたときは、よく睡眠をとり体を休めることも必要です。目標の途中で挫折してしまっても、やり直せるという道だってあります。自信を持つようになるには1回の失敗で諦めず、何度もトライ&エラーを繰り返すことが重要です。あまり根を詰め過ぎず、自分のリズムで取り組んでいきましょう。
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